2011年01月17日

銭湯の定休日

16日、万代の流作場五差路にある、電子温度計がマイナスを表示していた。

雪で足元は不安定、突風も吹く悪天候でありながら、銭湯愛好家はこういう日こそ暖簾をくぐるのだ。
それから二時間後、湯船で「うぃ−」と唸りながら、昔の銭湯でのできごとを思い浮かべていた。

新宿で一人暮らしをしていた真冬の休日。
凍てつく寒さに耐え難く、住まいから徒歩8分ほどにある銭湯に向かった。
その時、わざと薄着になるのは、新宿の高層ビル風が吹きさらす、寒さに身を凍らせてから入る、お湯の極楽度は格別であるからだ。
そうして、少し遠回りしながら、極寒状態に追い込むこと、どこか南極観測基地の隊員気分である。
「ヨシッ、あのたばこ屋のカドを左に曲がったら、湯けむりに優しく包まれたお湯の楽園があるのだ」
う−ん寒い、もう耐えられない、身体の芯まで冷え切ってきた、だがあと少しの辛抱だ…ブルブルブル。
その寒さのせいで、風呂桶の石鹸箱もカタカタカタカタなりはじめた…ブルブル…カタカタ…ブルブル。
「着いた!」 目の前の暖簾をくぐろうとしたその時…  ブルブル…カタカタ…ブルブル…。

【本日定休日】  “ またのお越しをお待ちしております(店主) ”
その場で、「わっしょい!」と叫んで、ひっくり返ってしまった。

遠くて情けない記憶である… 銭湯の教訓 「定休日」はしっかりと確認しておくべし!
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Shower Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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