2010年10月21日

Woody'n You

19日に引続き、私的解釈なジャズを語る。

秋の定番「バラ−ド」だけを語っても、ジャズ本来の良さや楽しみ方は限定されてしまう。
その意味で、前回紹介したアルバム「ザ・キュア」/キ−ス・ジャレット・トリオから、(ウッディン・ユ−)という、アップテンポな曲も紹介しておきたい。
これもスタンダ−ドナンバ−なので、イントロに聴き覚えのある人も多いだろう。

出だしから軽快で、テンションの高いピアノソロを聴くと、その先にある瞬間のスリルを予感させられる。
その瞬間とは、ピアノソロで盛り上げた後、リズムセクションに続きを渡した時、鋭い緊張感が走る。
私の聴きどころはここから始まる、ベ−スとドラムのインタ−プレイになる。
ベ−スはノリのいいランニングで、ドラムはシャ−プなリズムを刻みながら、ペタルで強力なアクセントをつけている。
その迫力のあるドライブ感こそ、プロ中のプロの演奏であり、この時点で私の頭はトランス状態となる。
彼らからすれば、「俺たちプロだよ」って、観客に軽くウインクしているようにも思える。
そして、エンディングに向けたテ−マに戻り、三人が同時に“ピタッ”と、見事なブレイクを決める。

その瞬間、「Yeah!」 と口走っていたら、あなたはもう立派な“ジャズの虜”になっているはずだ。

ジャズの魅力とは、瞬間のスリルだと思っている。 
肩の力を抜いて、ジャズを聴いたら、今度はジャズを語ろうぜ!
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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