2010年09月14日

凛とした女性の美しき攻防

このところ毎晩、自宅で録画した“世界柔道選手権”の画面に見入っていた。
特に大会4日目「女子48s級/福見−浅見」、「女子52s級/中村−西田」日本人同士の決勝戦。
その「美しき攻防」に裏打ちされた、女の生き様に強く心を打たれたので、少し触れておきたい。

昔から日本人は、男女とも本番に弱いことが通説めいている。
その理由はプロとして、「型」がないからだと思う。
プロは目標に対してストイックであり、本番で結果を出すことが至上である。
その点、アマチュアは敗戦の談話さえ用意しておけばいいので気が楽だろう。
況して、その談話に同情したり、負けた理由をファンの視点で有利に代弁する輩がいる以上、その選手やチ−ムは、けして強くはなれない。
つまり必死さのレベルが、プロとアマでは違うのだ。

彼女たちは、マスコミやファンが作り上げた【スポ−ツ芸能】の世界で生きていない。
いや、寧ろその世界を拒んでいるような気がしてならない。
強さに関係のない、「無駄な美しさはいらない」と、割り切っているようにさえ映る。
群れたり、はしゃいだり、言い訳したりせず、寡黙に勝つことを目標に貫いているかに思えるのだ。

柔道は他の競技と比べて、顔や肌身に生傷が絶えないし、ファッション性も可哀想なくらい乏しい。
彼女たちは若さや女をウリにせず、頑なまでに勝負に対する「型」を感じさせられるのだ。
なんて言うか、あの若さで“昭和のおふくろ”のように、凛としているんだよね…

その反面、最近は男の方が試合で勝っては“ウルウル”、負けては“メソメソ”する選手が多い。
こみ上げる気持は分かるが、泣くときは誰もいない場所で独りで泣くのが、男の意地だと思うけどね。

「今こそ、凛とした、女子柔道選手に学ぼうぜ」 …私が言いたいのは、そこなんだ!
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Sports Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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