2010年08月01日

菊次郎の夏

子供の頃、勉強以外のことを教えてくれる大人が好きだった。

そんな私が、小学生の夏休みをテ−マにお薦めする映画が 【菊次郎の夏】(1999年/日本)だ。
あまりに有名な作品なので、物語や解説は省くが、夏休みになると“絵日記に描きたくなるおじさん”が現れたものである。

草野球をしていると、突然「それじゃ、ダメだ、ダメだ」と叫びながら、いきなりノックを打ち始める、どこの誰かも知らない変なおじさん。
近所で変わり者と評判だが、実は釣りの名人であったり、ヌンチャクの使い手だったり、意外性のあるおじさんが多かった。
あそこの人と付き合ってはいけないと聞かされたが、子供の感性は大人とは異なっていた。
机上の教育を語る大人よりも、少しドジで間抜けだが、真剣に遊んでくれた大人に心を開いたものだ。
“夏休みだけのおじさん” …新潟の下町にも、そんなおじさんがいた。

北野たけし演じる菊次郎は、教養は低いが寂しがり屋で情に厚く、昔気質な人柄を好演している。
テ−マ音楽もシンプルな旋律の繰り返しが、遠く幼い記憶を近いものに仕上げている名曲である。

今日から8月 「夏」 真っ盛り …ふと見たくなるのが 【菊次郎の夏】だ。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Cinema Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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