━「好きなことをやってない奴の顔は歪んで見える」━
昔、対談でジャズピアニストの山下洋輔さんがこう言ったらしい。
先日、KH様が勤務する某会社主催、産業設備の展示会に行った。
時折、当店にお見えになる会社の方々が一堂に集まるだけに、私も挨拶を兼ねた次第であった。
KH様を始め、皆様の仕事ぶりを見て思ったことは、何より、「仕事の表情が明るい」ことだった。
会社で抱く悩みの多くは、仕事ができるできないよりも、人間関係に起因していることの方が大きい。
関係が良好であれば、社員の表情は明るいはずで、自然と士気も高まり、成果に直結しやすくなる。
特に女性社員の表情は、組織の内部を映し出している鏡である。
そこは多くの会社員も、薄々気づいているだろう。
私の職業的見地から見て、どうやら会話と酒のたしなみ方には、その人の仕事ぶりが投影されており、会社としての「民度」を感じさせる時もある。
某会社の皆様は、仕事も遊びも本気で楽しんでおり、一緒に酒を飲んで疲れを洗い流せる同僚、上司、部下達がいる。
時として先輩を誘ってみたり、気楽に後輩に声をかけたり、礼を重んじながら、世代を越えて普通に会話できる関係から見えることもあるはずだ。
裏を返せば、多少の苦悩もあるだろうが、その関係は羨ましいとさえ感じさせることもあった。
今後も健康にいい酒の飲み方をしてほしいと思うし、まずは二日間大変お疲れ様でした!
…冒頭、山下洋輔さんの言葉は真実をついているような気がする。
2009年05月29日
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