その模様は後日、水割り片手に語って頂けると思いますが、私もこの際ですので、フュ−ジョン音楽について語ってみます。
80年代ブ−ム全盛の頃、アコ−スティックなジャズメンたちは、即席的なフュ−ジョンに走った。
肯定すれば、未来を開拓しているようで、曲のテ−マ(サビ)も口ずさみやすくてかっこ良かった。
ジャズに興味がなかった人も、新鮮なテ−マに惹かれ、新しいオ−ディエンスとなり、各地で開催された、「ジャズフェスティバル」などが最たる例であろう。
ブ−ムとはいえ、フュ−ジョンが果たした功績は大きかった。
しかし、一部のバンドやプレイヤ−を除いて、不自然なキメやタメが多くなり、聴こえ方がどれも似てきたのを感じはじめた。
つまり、演奏する側と聴く側も、マンネリ化に陥ったと思っている。
ブ−ムとは浸透が早ければ、飽きられるのもまた早いものだ。
個人的な意見だが、ジャズメンは即興志向で個性が強く、ソロパ−トで本領を発揮するタイプが多いので、譜面に忠実な構成は好まないのかも知れない。
良悪しではなく、バンドとしてまとまりにくい面はあると思う。
そんな過去から、何十年も活動を続けているバンドは希少であり、長持ちできる秘訣は何だろうね?
その1つが、“フォ−プレイ”であり、全員が世界に名立たる音楽家でありながら、虚勢を張合う部分がなくて自然体だ。
音楽性は極めて都会的で、洗練された大人のフュ−ジョンである。
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今日は雨なので、海には行かず家で仕事してます。
仕事しながら、1才の娘とブログ見ながらですが・・・(^^)。
娘に邪魔されながら・・・(><)
また、娘がいない時にゆっくり見させていただきます。