2009年03月06日

深夜にようこそ…VOL.1

彼とは20年以上前に仕事で知り合い、現在は新潟駅前で飲食店を経営している。
小雨模様の平日深夜、女性従業員を連れて店の扉を押して来た。

互いの近況は、ほどほどに済ませ、後は二人の空気に委ねておく。
私は立ち位置に配慮し、手持ちの作業を進めながら、断片的に聞こえてくる言葉は聞き流す。
だが、狭い店内では女性の方が、その空気に戸惑っているようだ。
仕事か私生活で、少し込み入った話をしたいようだが、第三者の存在が気になっているのだ。
第三者とは私のことであり、彼もそれを察してにこやかに彼女にこう言った。
「ここのマスタ−は大丈夫だから…」
この一言で会話が自然となり、彼女が安心して何かを相談し始めた。

何の変哲もない場面ですが、バ−の本質はここです。
意外と、「客と店主の深い信頼関係」が、お互いの間にガッシリと出来上がっていることがあるのです。

彼の一言が、長年の関係を証明してくれたようで嬉しかった。
posted by GIG at 16:33| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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