2008年12月21日

決まり台詞

18日 大相撲 時太山事件の被告である、兄弟子三人に執行猶予付の有罪判決が出た。

情状酌量の余地は 「親方の命令は絶対だった」 という理不尽な理由だった。
私が事件の概要を切っても仕方がないので、体育会系に巣食いがちな体質を語りたい。
一連の報道で嫌った言葉がある。

上下関係にありがちな、「〇〇には逆らえなかった」。
組織に統率は必要だが、自制心が働かないのは、催眠状態に陥っているカルトチ−ムだ。
意志薄弱な者ほど強い立場を崇拝して、自身もその立場にあると錯覚を始める。
これら、ねじれた忠誠心が悲劇を作った。
「責任は取る」 と言って命令していた親方は、今になっては開き直っているようだ。

「昔はもっと厳しかった」。
昔と比べたがる人はいるが、実際はその昔話には、尾ひれがついていることが多い。
「俺たちの頃は」 を例に挙げたい気持は何となく解るが、昔話で正当化されたら大変だ。
事件発覚当初、テレビで元幕内力士が昔話を引き合いに出し、被告達を擁護していたが、この人だけはコトの重大さと状況が、のみこめてなかったらしい。
言葉を聞くと格言のようだが、強制された環境が長いと、何をどう語っていいのか解らなくなる。
出る言葉は、体質的な決まり台詞となる。

体育会系の体質は根強いが、これを機会に有識者が現れて、再発防止に努めてほしい。
時太山の父、斉藤さんはもう自分自身を責めないで下さい。
posted by GIG at 18:22| Comment(1) | TrackBack(0) | Sports Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先週はどうも
時が新潟国体なので何気にスポ−ツ記事を読んでいたら鋭いこと書いてますな
これは相撲に限らずアマチィア全体に言えますよね
個性的な切り口を楽しんでます
Posted by ヤキソバン at 2009年10月05日 16:39
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