2021年02月26日

断らぬ女

新潟県 「 Go To Eat 」 キャンペーン (お食事券) ご利用可能登録店です。

総務省の接待問題が相次ぐ中 「飲み会は断らない女」 で名を馳せた、山田真貴子内閣広報官。

野党の女性議員からは 「おっさん政治」 の極みとして、同じ女性として恥ずかしいと批判された。
まあまあ、腹を立てず、正しい、正しくないは、一旦置いておき。

その報道を見て、僕の交際範囲の中から 「タイプの似た女性2名の顔」 が、思い浮かんだ (笑)
昭和のおっさんからすれば、こんなに 「ノリのいい女性」 なら、さぞかし人気もあるだろう。
週末の夜ともなれば、東西からお呼び出しがかかり、時間差でわずかでも顔を出す行動力。

夜と酒が強く、聞き上手で思わせぶりだから、飲み代は全額免除、運良くば手土産にタクシーも男持ち。
フットワークの軽さに加え、座持ちと会話のうまさは 「おっさんのマドンナ」 だから、だれひとりとして 「いやらしいこと」 は考えず、ただ男は舞い上がり、饒舌になって、我を忘れてしまうだけ。

きっと不思議な魅力があり、また会いたくなるような、特殊なフェロモンを分泌していたり。
それも、おっさんには絶大な人気があるもの 「同性には嫌われてしまう運命」 にあるのも事実。
その分、仲間はずれにされているから、おっさんは守ってあげたくなり、更なる誘いをかける。

山田真貴子内閣広報官は、夜になると疑似恋愛のできる 「魔性の女」 に変身すると思える。
そうじゃなかったら、高級ワインを封開けし、和牛ステーキに豪華海鮮料理に、1人7万も接待せんぞ。
高級官僚の月収141万円で、新宿大ガード下でも、分け隔てなくなじめる、安心感もありそうだし。

僕はキライじゃない (笑)
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2021年02月24日

13th Anniversary

新潟県 「 Go To Eat 」 キャンペーン (お食事券) ご利用可能登録店です。

当店 22日で 「13周年」 を迎えた ( 13th Anniversary なんてほどのことではないが )

08年 世の中は、リーマンショックで大恐慌が巻き起こり、翌年からは未曽有の大不況に陥る。
やや景気が持ち直したと思えた頃、東日本大震災で心を折られ、将来の不安をあおり、長い間、日常の満喫感が失われた。

その矢先、東京五輪の開催が決定し、社会の経済マインドも高まるもの、首都圏中心の好景気だけで、地方都市には全くと言っていいほど、恩恵がめぐらなかった。
そして、新型コロナウイルスによるバンデミックは、経済に衝撃的なダメージをあたえ、同時に寛容性のない社会を作り上げ 「人間の本性」 をあぶりだした。

時系列で振り返れば、これからの時代 「バー文化」 を踏襲できても、勝ち馬の業種にはなれない。
やったからには 「疲れたからやめた」 で、足を止めるわけにはいかず、最後まで 「走り切る覚悟」 を必要とするのが、個人事業主の定め。

この年齢で、ここまでやっていると、いろんなことが見えてくる。
原則論で事足りる世界でなく、実際の事業主は 「きれいごと」 で済まされるほど、甘い世界ではない。
そんな 「人間商売で学んだこと」 は、お客さんの気持ちに寄り添っても、その気持ちに溺れないこと。

これが一番、むずかしいね。

Special Thanks : Y&M Watabe. N Yonemura.

http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/480148863.html ( 周年前夜 )
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/473712492.html ( 12th Anniversary ) 
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2021年02月22日

周年前夜

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21日 萬代橋を往復し、川べりを歩くには、好ましい天候だった。

明日22日で 「開店13周年」 になるが、告知や特別なこともせず、何とも世知辛い。
今年より、天皇誕生日の23日が祝日となり、周年日が休日前となるため、日付の配置はよくなった。

前夜となる、今夜。
立ち上げパートナーである妻と、向き合ってゆっくりと外食を楽しんだ。
13年間の出来事を駆け足で語り、経営は楽ではないが、精神的には不思議と充実している。

背景には、いくつもの幕の変わり目を経験しながら、どういうわけか乗り越えている。
神経をすり減らしたときも 「もう、なるようにしかならない」 と開き直ったときも、ひとつひとつの経験を大切にして、自分たちの役回りを前向きに楽しんだことで、志が保てた。
小ぎれいな話でもないが、それぞれに 「役割があった」 としか言いようがない。

絶対的な背景には 「お客さん」 の存在がある。
出会いをおろそかにせず、時の出会いが作る運も左右した。
おたがいに特別なことはせずも、手を差し延べられる自然体というか。
最後に残るのは、要求的な裏の意図を絡ませない、純粋な人間関係だけだ。

つながりというのは、時間が経たないとわからないもの。
いい人間関係に巡り合えたからこそ、がけっぷちでも、活力が湧くのであってさ。
そうでなかったら、心が渇いていただろう。

妻との会話は、途切れなかった。

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2021年02月20日

Chick Corea (P) 3

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録画保存してある 「東京ジャズ・2019」 での 「チック・コリア・アコースティック・バンド」 を再見。

結成以来、取り上げている代表曲 「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」
年代別の演奏がある中、晩年は自分の内面に向かって弾いているような 「枯れた味わい」 を感じた。
音の粒立ちに力強さは失せたもの、長年つながりのある二人が絶妙に寄り添うような。

チックはひとつの才能にとどまらず、数多くのリーダーグループで表現領域を広げた。
特に、80〜90年代、エレクトリックとアコースティックの二刀流で、さらにマルチな才能を披露した。
同時に後進から学ぶこともいとわず、何よりも後進を育てたことが大きな功績だ。

僕自身、チックに傾倒しなかったが、音楽表現が多彩だったので、どれかのジャンルには引っかかった。
エレクトリックにアコースティックだろうが、万人に親しまれる魅力があり、彼の演奏に一貫してるのは、知性的でスタイリッシュなタッチの軽やかさで、開眼したのは 「アコースティック・バンド」 系。

こうして、使用歴23年、自宅の壊れかけのコンポに入れたのは 「フレンズ」 (78)

http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/470954058.html ( Jazz Talk Vol.91 )
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/480024010.html ( Chick Corea (P) 2 )  

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2021年02月19日

過剰批判

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事実上 「橋本聖子」 五輪相が、組織委員長の会長に就任した。

森前会長の側近の申し子として不安視された上、みそぎを終えた 「キスハラスメント」 を引き合いに、野党は攻めどころだと、妙な気勢を上げている。
本人は深く反省していると謝罪をしても、執念深いというか、骨の髄までしゃぶろうとしているというか、マスコミも含めて 「過剰批判」 なる、アラ探しなんだ。

結局、五輪を政治利用して、開催そのものをどうしたいんだろうね。
まるで 「鈴を鳴らすと犬がよだれを垂らす」 報道ばかりで、いくら何でもひどすぎないか。
きっと、汚い泥の中できれいな花を咲かせる蓮の花を見ても 「泥が汚いから不潔に決まっている」 と思い込む感性は変わらないだろうな。

そんな 「潔癖な言霊」 なんてねえよ。
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2021年02月18日

後任選考

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女性蔑視発言で辞任に追い込まれた 「森 前会長」 の後任を巡って、展開が混迷している。

浮上した候補の顔ぶれを見ると、五輪での実績を兼ね備えた人物が一様に占めている。
うがった見方をすれば、競技の技能や強さを養うための練習と、人間としての教育は全く別ものである。
とかく、日本人は血が滲むような練習を克服して、栄光を掴んだアスリートだからといって、その人柄や能力にもイメージを立てるものだ。

だが、その 「過信」 こそが、人の目を曇らせる。
なぜなら、幼い頃から、得意なことしかしてないから、意外なほど見てきた世界は狭かったりする。
まかり間違えば、その道では成功した自分に酔ってしまうと、普通の生活でさえ屈辱と思うようになり、見映えを意識した人生をおくることになった選手は、五輪に限らず少なからずいた。

日本五輪委員会に名を馳せている人たちは、そういう陥りがちな過信と早くに向き合い、更なる教養を身につけて、スポーツを通じて社会をリードしているから、会長職に不適合な人は少ないかとは思える。
しかし、不思議なもので、自らリーダーになりたがる人ほど、周りはリーダーに押し上げたくないもの。
逆に、周りがリーダーになってほしいと思われる人ほど、自らリーダーになろうとはしないのが現実。

日本は 「察する文化」 だ。
リーダーを神輿の上に乗せることはできても、下支えをして神輿を担ぐことをしない。
だから、土台が不安定なため、自ら手を上げてリーダーになろうとする人がいないんだ。
こんな土壌で、だれが好んで真っ直ぐに手を上げようば。

僕は 「女性の会長職」 が適任だと思う。
これまでの男性社会に踏みつけられたと主張する、女性蔑視をとり戻すにはいい機会だ。
現状 「橋本聖子」 五輪相が有力視されているが、これもまた森前会長の申し子といわれてしまえば、もうだれがやっても 「だれかのせい」 にされて、過度な女性の 「スパイラル意識」 になるのでは。

今度 「男性は話を聞かない」 とか発言したら、今回と同じ 「男性蔑視」 の波乱な展開になるのか。
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2021年02月16日

Bar Episode 2

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シリアスなエピソードになる。

5年ほど前の冬だったと思う。
当時、彼は30歳を目前とし、どこか浮かない顔をしていた。
込み入る話は遠慮したいが、知らぬ関係ではないので、彼の話に耳を傾けた。

彼女から 「風俗業をしていた過去」 を、打ち明けられたという。
それも 「交際2年後のことで、気持ちの整理がつかない」 わだかまりだった。
その気持ち、わからぬではないが、風俗というお仕事は、そんなに悪いことなのか。
事実だけで決めつけず、その時に彼女が選択せざる得なかった理由にも、耳を傾けるべきだろう。

彼女は 「この人なら、わかってくれる」 と思って話したのであり、そうでなければ黙っているはず。
結婚を意識し、隠し事に踏ん切りをつけたくも、男の受け止め方次第。
過去を受け止めるのも結婚で、彼に器量があるかどうかでさ。
「一度、彼女の気持ちに立ってみれば」 そんなことを添えた記憶がある。

男は 「女の過去」 を知りたがる。
モヤががった男の顔を想像しながら、何人の男と交際し、何人の男と肌を合わせたのか。
それで、正直に答えられると、落ち込むのが男の脆さ。
あとから 「白紙に戻した」 とは聞いたが、俺の人生ではないから。

交際中、彼に聞かれたら、彼女はこう伝えてあげてほしい。
交際人数は少なめに伝え 「大した男じゃなかったよ」 と。
男はプライドが高いから、そういうだけでも安心するから。
彼女の過去まで、自分のものにしたがる、バカな生きものなんだ。

話すのであれば、彼の性格を知っていうべき。
何でもかんでも、体験を開けっ広げにするのではなく、謎めいたところも魅力であってさ。
ストリップショーと同じで、全部丸出しにすると嫌悪感が先だち、色気も何もなくなるでしょ。
コミュニケーションは、時間をかけて優しく脱ぎあい、それなりのルールのもと、大事なのは共感だよね。

http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/475165441.html ( Bar Episode 1 )

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2021年02月15日

花束みたいな恋をした

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恋愛小説を読んでいるような映画 「花束みたいな恋をした」 を鑑賞。

物語は 「終電に乗り遅れた若い男女の出会い」 から、はじまる。
素朴なデートを重ね、いずれ体をひとつに重ね合い、太陽が黄色く見えるまで求め合う。
気がつけば、一緒に暮らすようになるが、次第におたがいの優しさがわからなくなってくる。
時の流れは儚くも切なく、過去の思い出と未来の希望を交錯させながら、現在に軸を置いて生きる。

「現実をやんわりと教えてくれる」 そんな恋愛映画。
本編、誰にでも経験がありそうな場面が、随所にちりばめられており、中高年も懐かしさで心温まれる。
僕の年齢からすれば、若者の印象は、スマホいじりにゲーム、ラーメンにスイーツ、アニメにアイドルと、限定した世界しか興味ないと思ってたが 「考えているところは、しっかり考えてるじゃん」 と感心した。

14日 バレンタインデーと重なり、劇場の観客は 「20歳前後のカップル」 ばかりだった。
どこを見渡しても、自分が最年長のようで、何とも居心地の悪さを感じてしまったのだが (笑)
男の子は本命チョコとおぼしき、ラッピングの紙袋を手にしているが、その恋はどう発展するのやら。

おじさん臭いことをいうようだが、若いころの恋愛は 「ビター」 (苦味) も、経験して一人前。
「苦さを経験」 しておけば、おたがいが崩れかけたら、立て直せる 「思いやり」 が、身につく。
そうでないと、本来の 「チョコレートの甘さ」 が、わからなくなるだろう。

恋愛を語る経験や自信もないけど、それが 「最高のパートナー」 と、いえるんだと思う。

 
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2021年02月14日

Chick Corea (P) 2

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とりわけ、日本で人気の高い、ジャズピアニスト 「チック・コリア」
今月9日、79歳で死去したのを知ったのが、本日13日。

その名を広く知らしめたのは、フュージョンの先駆けとなった、72年のアルバム 「リターン・トゥー・フォー・エバー」 だろう。
フュージョンを悪し様にいう人も 「正統派のジャズピアニストであるのを認めざる得ないアルバム」 を、その前後に何枚もリリースしている。

僕は、89年から本格的に始動した 「アコースティック・バンド」 から、注目して聴いていた。
それこそ、83年に結成した 「キース・ジャレット・スタンダード・トリオ」 の後を追うかのような、パワー・スピード・テクニック・センス、どれをとっても、文句のつけどころのないバンドだった。

長年、キースのライバルと目された関係だが 「キースがスタンダード・トリオを名乗ったからには、私はアコースティック・バンドにする」 と、意識的に敬意を払っていたようだ。
僕にすれば、キース・ジャレットが 「ゴジラ」 ならば、チック・コリアは 「メカ・ゴジラ」 のような存在で、どちらも音楽的に遜色はない。

公演は、2013年の新潟テルサで行われた 「チックコリア & ザ・ビィジル」 が最後に見た姿ながら、脂の乗り具合でいえば、90年代だったと思える。
ラテン、スパニッシュ、エレクトリックにアコースティック、フォービート、多方面なことも同時にこなせて、柔軟にギアチェンジできる、器用なミュージシャンだった。

キース同様 「最初に聴いたアルバムは何か」 で、印象も変わるが、僕が推薦するチックの一枚は、ベース 「クリスチャン・マクブライド」 ドラム 「スティーブ・ガッド」 を起用した、2004年のアルバム 「スーパー・トリオ」 は、実験的な化学反応を引き起こした 「愛聴盤」 となっている。
映像なら、91年のドイツ公演 「アコースティック・バンド」 で、ドラムは 「デイブ・ウェックル」
92年の日本公演 「ニュー・アコースティック・バンド」 での、ドラム 「ビリー・カリウタ」 もお薦め。

ジャズを聴く耳を鍛え上げられた、数々のリーダーアルバム。
切れ味の鋭いチックが率いてくる、一流のリズム陣の面々たるや。
時に、ベース 「ジョン・パティトゥッチ」 のパッセージの早さなんの。

多くのジャズの店では、名曲 「スペイン」 が流れて、今後、追悼盤もリリースされるだろう。

http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/258332988.html ( Chick Corea (P) )
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/375101819.html ( Chick Corea & The Vigil )

 
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2021年02月13日

一夜明け

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葬儀から、一夜明けた12日。

50代は 「人生の第3コーナー」 それも後半あたりか。
「まさか」 という、坂道が見えてくるのは、50代という。

得ることより、失うことが多くなり、覚悟が大事となる年代。
午後、母から 「本葬が終了した」 と連絡をもらった。

冬晴れの街に出ると、昨夜の別世界とは違い、いつもと変わらず、前後左右に人の往来が過ぎる。
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2021年02月12日

I Thougth About You

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9日 睡眠中の耳元で、妻が 「 (闘病中の) T ちゃん、亡くなったよ 」 と囁く。
母方の親戚筋で 「昭和43年生まれ」 の既婚女性である。

今月は予めコロナ禍で割り切り、建国記念日となる祝日を店の休日に充てた11日。
その日に 「唐突な葬儀」 になるとは、思いもしなかった。

昨日まで、灰色の雲に包まれていたのが嘘かのように、春の近さを思わせる冬の陽射し。
実感が涌かないまま、今夜7時に身内だけでとりおこなった、しめやかな告別式に参列。
幼いころから、僕を 「兄ちゃん」 と呼ぶ、妹のような存在が眠る、棺の顔を心に焼きつけてきた。

自宅療養中の去年の晩秋。
闘病で変わった姿を隠すことなく、いつもと変わらぬ雑談を交わす。
「春にまた来るわ」 と言い残し、玄関先まで車椅子で見送られたのが、最期の別れとなった。

お斎 (おとき) の席で、故人の思い出を語り合った後、重い足どりを古町に向けた。
もうしばらく、妻に付き合ってもらい、故人を偲んだ。

ー I Thougth About You − ( 私はあなたのことを考えた )  明朝の本葬には、参列しない。

 
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2021年02月10日

健康信条

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9日 寝覚めのベッドから、足を床につけると、痛風の痛みに見舞われた。

昨夜、呑気にも 「明日は明日の痛風が吹く」 と書いたが、まともに歩けない足の甲の痛みに、早速、痛み止めを服用し、買い出しの時間に間に合わせた。

一年半ぶりの症状に 「これからも自分の健康は自分の責任で管理せねば」 と再認識させられる。
反面、自分の健康に完璧は求めていないし、自分の健康は自分で決めるから、楽観的に生きている。

結びつけるわけではないが、ここまでは比較的に健康だし、中高年の健康オタクにはそまってない。
健康のために退屈な運動をしたり、過度な食事制限をしたり、ムダに若返る努力も苦手である。

意識するならば 「睡眠は7時間」 「ストレスをためない」 「いい人間関係を熟成させる」 ことぐらい。
痛風を抱えながら 「50〜60代を生きることは、走るのではなく、ゆっくりと歩くこと」 が、健康信条。

それから、水を充分に飲み、野菜や果物の抗酸化栄養素は意識し、楽しい酒でリフレッシュをする。
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2021年02月09日

痛風前兆

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8日 重量級が乗る自転車を押し返すほどの湿った強風が吹き荒ぶ。

適温に保たれたスーパーに入ると、明るい照明で軽快な音楽が流れ、季節の商品が気分を緩和する。
かさばる荷物を先に店へ置いてから、自宅で妻の帰りを待つこと30分。

すると、右足の甲がキリキリと痛み出す。
もしや 「痛風の前兆」 かと思い、その日は意識して大量の水を飲むようにした。

薬は服用しておらず、これまで水分摂取で尿酸値の上昇を抑えていたが、このところ油断していた。
我慢できないほどではないので、痛みの緩和を待ち、いざとなれば痛み止めを服用すればいいか。

「明日は明日の痛風が吹く」 と、楽観的な生兵法。
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2021年02月08日

月曜の朝

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このところの休日は、有意義な予定消化も兼ねていたので、日曜はありきたりの自由を満喫した。

だが、寝覚めに疲労を感じたため、散歩がてらの買い物は取りやめ、足をタクシーに切り替えた。
喫茶店で会話したり、ショートケーキを買ったり、衣食を見て回り、肩の凝らない新書を三冊購入。

夕暮れ時は、月曜の朝に引きつけられるかのように、人々は家路へ急ぎ足となる。
宵の口、信号機の点滅だけが目立ち、横断歩道を渡る人は少なく、心寂しく映る。
日曜の終わりを告げるかのように、他人と分かち合っている感じもしなくはない。

部屋では、読書の妨げにならないボリュームで、ジャズバラードを流して過ごしている。
ようやく、午前になってから、お湯に身体を沈めて、ぼんやりと自由な空想を楽しむ。
風呂上がりは、ささやかなごちそうで晩酌。

かけがえのない常日頃こそ、自分の存在を支えてくれている。
こうして、一週間の始まり 「月曜の朝」 を待っている。
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2021年02月06日

男女平等

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東京五輪の組織委員長、森喜朗会長の女性蔑視な発言を巡り、批判と辞任の圧力が高まっている。

問題となったのは 「女性が (理事会) に多く入ると (会議) に時間がかかる」 この発言。
女性の社会参画に不平等且つ、五輪の精神に反するとして、物議を醸しだした。

僕の意見は異なる。
発言擁護するつもりはないが、心の中でそう思っていても、立場上、口にすべきではなかった。
言いたかったことは 「男と女の表現の違い」 だったと思う。

男の話の傾向は、結論が先で説明はその後。
女の話の傾向は、説明が先で結論はその後。
日本語と英語のような文法上の違いであって、テーマがしっかりしていれば、会議に過不足はない。

女性は丁寧に説明しようとするから、話しに時間がかかる印象はある。
それがいけないというわけではなく、その中で自然とコミュニティに参加して、感性を働かせている。
何も結論から言えないのではなく、臨場感を交えて説明するため、男性は寛容性を持てばいいわけで、根本から 「女性蔑視」 をしているつもりはないと思う。

そんな、シンプルなことなんじゃないか。
それを不用意だと騒動にして、大衆を巻き込むようなことではないのでは。
まるで包囲網を作って、ひとりの人間性をえぐっていく方が、よっぽど下品だ。
新聞も一方的な論調ばかり書き散らし 「右へ倣えを量産する媒体」 のような気もする。

この騒動、少しは収める人がいて 「溜飲を下げろよ」 と、思うもん。
個人的な意見だが、自分たちの夫婦生活を顧みれば、そのこだわりがウソのように消えないか。 
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2021年02月05日

若い化石

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4日 定刻に店を閉めて、−1℃ の帰り道。
路面はカチカチに凍っていたので、なるべく路肩の薄い新雪の上を歩いた。

サイズ違いの足跡が夜道に連なる中、おもむろに自分の足跡を振り返ると 「八の字」 になっている。
後方の目線なので、逆八の字だが、早い話 「がに股」 である。
柔道を13年もやっていたので、知らぬ間に体が矯正された名残だ。

あの頃、太いズボンが主流だったので、気にもしていなかったが、ややスリムなパンツに変化してくると足の曲線が目立つようになる。
スーツを着るようになると、それまで肩を怒らして、外股で歩く習慣を直すのに一苦労した。

若いときは 「俺のファッションセンスなんて、少しも成長してないなあ」 と、薄々感じていた。
野暮な男同士でつるんで、色気のない日々を過ごしていたから、流行や感性がおぼつかない。
変なバンカラ精神に煮詰まっていた、22歳の頃までの見た目は 「若い化石」 だったと思う。

時代背景と環境の変化により、スタイルは似通るもの。
もしも、この時代、18歳の僕が現れたら、仲間外れにされていると思うよ (笑)
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2021年02月04日

雪降る夜

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3日 暦の上では 「立春」 を迎えたが、冬の終わりはまだ遠い。

浅い時間、コートをハンガーにかけた、最初の男性客に作ったオーダーは 「ホット・ウイスキー」
耐熱性のホルダーグラスに 「スコッチ」 を注ぎ、熱湯を満たすだけのこと。

僕は、レモンスライスと砂糖を適量入れて仕上げる。
カルピスを少量足せば、色見が雪をイメージさせる。

雪降る夜、湯気をぼんやりと見ながら、ゆっくりと越冬を待つ気分に浸る。
寒い夜は、コルトレーンの 「セイ・イット」 を聴きながら、冷えた体を温めるに限る。

人の温もりに包まれた、長い夜だった。

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2021年02月03日

蚊帳の外

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2日 「海鮮太巻」 を2本購入。
今年は、124年ぶりの 「2月2日」 節分。
「鬼は外、福は内」 と、豆まきで縁起を担ぎたいが、このご時世。

節分の行事は中止となり、当店も毎年サービスで添える落花生も、たっぷりとあり余った。
この分だと、バレンタイン消費も期待できず、街も沈滞ムードで過ぎそうだ。
その次なる行事、歓送迎会などの門出や晴れの日まで、自粛となるのか。
理屈はわかっているが 「人は楽しみを求めて生きている」 もの。

同日 11都府県に出されていた緊急事態宣言は栃木県が解除され、最大来月7日まで延長された。
それでも、時短営業の補償は万全でないが、新潟県独自の補償は 「蚊帳の外」 に置かれている。
隣の山形県では、前年売上30%以上減の飲食店に、一事業所あたり20万円の支援金が支給される。
新潟、山形、福島の3県は、合同で観光支援策を展開してきたからこそ、足並みを揃えて欲しいもの。

「夜の飲食店には、行くな、出歩くな」 と釘を刺され、一方の飲食店は気を遣いながら営業している。
この状況下、黒字化、前年比を上回ることはできない。
店の感染対策にも限界があり、真綿で首を絞めながら、ゆっくりと時間をかけて殺すつもりか。
「俺等、どうすりゃいいのよ」

同業者は 「皆、思っている」 ことだ。
新潟の議員も、黙って指を咥えているだけでなく、民意を吸い上げて陳情ひとつしているのか。
普段は 「三年寝太郎」 議員でも 「ここぞというとき」 村を洪水から救うような気概を見せてくれ。 
それができないのなら、議員の存在価値はないし、真摯に取り組んだ議員を 「俺は応援する」 よ。

深夜3時20分 左手で海鮮太巻を口にしながら、思いの丈を執筆。
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2021年02月02日

蓮舫議員

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話の切り口が古すぎて申し訳ない。

その昔、大人も楽しめる特撮ヒーロー 「ウルトラセブン」 が大人気だった。
中でも、畳にあぐらをかいたことで有名な 「メトロン星人」 は、地球征服を狙う悪の異星人を阻止するセブンの仮の姿 「モロボシダン」 に、こう告げた。
「地球を征服するのに武器はいらない。人間同士の信頼を壊せば、黙っていても自滅する」
こうして、幻覚タバコを人間に吸わせて、正気の沙汰ではない言動を引き起こさせる知能犯だった。

政治観や宗教観、価値観の違いだけで排他的となり、色眼鏡をかけるのが世の中。
近年、ご近所同士の挨拶はおろか、隣人の顔もわからないような他者への不寛容。
実際、こういう生き方が安全なのかもしれないが。
その環境で、新型コロナウイルスの脅威にさらされた人間同士が手を取り合えるとは思えず、人間性を欠いた知性ほど不気味な存在はない。

あの時代から、人間の本質を見抜き、地球征服を企てたメトロン星人。
人類の敵ながら 「あっぱれ」 だと思わないか。
コロナ禍による、一連の差別や偏見、独りよがりな正義感を見れば人類は毒された。

メトロン星人の意味たるや。
国会で首相を猛烈追求し、人間性を欠いた非礼な言い方で、困惑と分断に追い込む。
0か1かの気質で、たられば発言を散らす 「蓮舫議員」 は、メトロン星人の術中に侵されている。

苦言は述べるべきは述べ、批判すべきはすべきだが、人間性を欠いた非礼な知性は嫌味になる。
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2021年02月01日

無題雑記 268

新潟県 「 Go To Eat 」 キャンペーン (お食事券) ご利用可能登録店です。

しんどかった、1月の営業が締まり、今日から、さらなる2月の営業が始まる。
今月は日数が少ない上、寒さも一段と増し、1年で最も客足が鈍る月となる。

そんな月狭間の昨夜、数年前に当店でお手伝いをしてくれた女性と妻の3人で食事をした。
たまに顔を合わせ、近況を交わし、時が経過してわかることまで、気楽な会話が心地よかった。
いくつかの出会いのおかげで、自分がステップアップできたとすれば、出会いはおろそかにできない。

もう一軒、ラフロイグのソーダー割りで締めて、21時には帰宅。
僕の体内時計は、人より6時間遅れなので、時間を持て余した日曜。
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