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数日前、香川県で修学旅行の小学生60人前後が乗る、旅客船が沈没した事故が報じられた。
全員が救出されたのは、ライフジャケットを身に着けて、海面に浮いて救助を待っていたこと。
低体温症の危険性もあるが、こういうときほどヘタに動かず、救助を待つことが生還につながる。
あわてふためくと溺れて海水を飲みこみ、ムダに体力を消耗するから、心の状態をおちつかせ、浮力で体力を温存しながら、大事なのは救助を待つことだと思う。
台風が接近しているのに、漁に出る船はない。
嵐が去るのを待つ、好天が来るのを待つ、ともに待つことが安全につながる。
今のコロナ禍も似たようなもので、精度の高い情報を知って、おかれている現実とつきあう。
そして、遠くの流れを見ながら、今できることをして、収束するのを 「辛抱強く」 待つ。
その意味で、ヘタに動かず、ジッと救助を待っていた、小学生の行動は参考になる。