2020年09月11日

反面教師

8日 釧路発、関空着の飛行機内で、客がマスクの着用を拒否して、乗客乗務員に威嚇行為をした為、新潟空港に臨時着陸を余儀なくし、機内から追ん出されたとか。

35年前のことだが、古町の坂内小路のラーメン店での出来事を思い出した。
あれはスナックの帰りに、ひとりでラーメンをすすっていたときのこと。
午前0時を回っていたので、コの字型のカウンターには、ほどほど酔った客も多く、同じ並びには、泥酔サラリーマンが犬食いをしながら、何やら店員に大声でクダを巻いて、周囲に迷惑をかけていた。
当時は、よくあることで大して気にせずも、次第に物言いのくどさに、他の客もイラついてきた。
しかし、泥酔サラリーマンは、店内にどういう客と居合わせていたのか、想像力が欠けていたのだ。

背を向けたテーブル席には、某組の組長らしき人物と舎弟らしき二人が、物静かに食事をしていた。
すると一人の舎弟分が立ち上がり、その男の襟首を鷲掴みにすると、無言で入口から叩き出した。
男は一応の抵抗はするも、もう一人の舎弟分も立ち上がったため、ようやく自分が置かれている状況を飲み込めたらしく、すごすごとおとなしく店を後にした。
舎弟分は 「コイツの勘定、コッチにつけといて」 と店員に申し出て、食べ終わると 「ごちそうさん」 とさりげなく勘定を済ませて店を出て行った。

矛盾する立場で、決して 「ほめられた生き方ではない」 が、昔はこれなのだ。
自分たちの街 (縄張り) は、自分たちが監視する、自警団のような役割もあった。

肯定しないが、白黒つけられない灰色さこそ 「反面教師」 で、そんな出来事を思い出した。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする