2020年07月31日

Episode 2

JRの懐かしいCMのキャッチコピー 「距離にためされて、二人は強くなる」

コロナ禍で、遠距離恋愛の若いカップルは、ツラい想いをしている。
彼を追えなくても、恋人同士であれば、いつも一緒にいたいはず。

同じ屋根の下であれば、昼近くに起きて、午後からドライブをしたり、美味しいモノを食べに出かけたり、観光地をめぐったりするもの。

夜は一緒に部屋で過ごせるだけでよく、スポーツニュースが終わる頃、寝室の灯りがフッと消える瞬間。
数か月前までは、寝る前に動揺を悟られないように、精一杯に平然を装っていたというのにね (笑)

そんな気持ちの積み重ねが、今の交際に至っているふたり。
会えない寂しさは、日増しに募るもの、好いている人に、好かれているという幸せ。

いずれ 「コロナなんてなかったかのような日」 が来るから、大丈夫だよ
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月30日

近況電話

首都圏を中心にコロナ禍が収束せず、依然と緊張や不安が続いている。

そのため、首都圏への往来や観光、催しにも人数制限がかかり、不要不急の外出はままならない。
何が問題かといえば、決定的な治療薬がなく、陽性になると治療が長引き、感染力も強いこと。
特に、基礎疾患のある人、高齢者は気をつけなくてはならない。
状況下、程度問題を踏まえ、自身も安易な行動、不要の遠出は控えて、生活圏で過ごしている。

最近、遠方の身内や友人とは、電話で話す機会が増えた。
交通費を考えれば、会えない分の電話代は、お安い御用だ。
形式的なメールで、近況を交わすより、僕は直に電話で 「コミュニケーション」 するタイプ。
湿気た遠慮は失礼にあたるし、気持ちを迂回させたり、人つきあいを難しく考えないんだ。

電話に出なくても、着信履歴は残るから、気軽にコールバックを待てばいい。
メールやラインでしか、やりとりをできないなんて、それは友人ではなく、単なる顔見知りの類。
最近では、それが距離感らしいが、昭和の男からすれば 「まどろっこしく」 感じる。
構えられているというか、警戒心を持たれているようで、そういうやりとりは、どうも好かない。

こういう時期だから、ご飯を食べる気楽さで、友人と電話で近況を交わしている。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月29日

牛丼一筋

某夜 吉野家で牛丼をテイクアウトした。

街は静寂に包まれる中、ガラス越しのカウンターには、複数の老若男女が腰を掛けている。

黙々と食べることに集中した、客の背中には孤独な影がさしている。

食事する客の姿、給仕する店員の姿、二つの感情だけがただよっている。

だれからも、干渉されない空間 「牛丼一筋」 われらの吉野家 ? 
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月28日

止まり木

中学時代 「ピンクレディー」 「キャンディーズ」 が全盛期でありながら 「アイドル」 には、全く興味を示さなかった。

後のアイドル 「松田聖子」 「中森明菜」 もすっ飛ばし 「おにゃんこクラブ」 の名前も覚えていない。
それより、大人の雰囲気がただよう 「カッコいい女」 に、男の興味を寄せた。

中学三年、初回シリーズ 「金八先生」 が人気番組だったころ、明晩9時 「Gメン75」 にチャンネルを合わせていた。
番組上、紅一点の女性刑事を演じる 「夏木マリ」 が、すごく大人っぽく見えた。
当時の彼女を女性の基準にしたら、同世代のアイドルはとても幼く感じてしまった。

輪をかけたのが、彼女が歌う 「Gメン75」 のエンディングテーマ 「ウイング」 の歌詞。
幸せを求めたはずの恋愛が、いつの間にか疲れ果てて、女は静かに 「止まり木で泣く」 部分。
歌詞の心情をわかるはずもなく 「止まり木」 の意味も知らず、女は複雑ぐらいにしか思えなかった。

その曲、40年ぶりに耳にして 「止まり木を見守る仕事」 を担っているのは、複雑な心境。
当時のレコードジャケットが印象的で、雨の日のレインコートと傘が似合う女性が見た目のタイプとなり、歌詞 「女は最初 空を欲しがり 女は最後 止まり木で泣く」 の哀願が男心に響く。

彼女が52歳の時に執筆した、本の一文が印象に残っている。
好きな男のタイプは 「夏木マリを好きだという男がタイプ」 

年齢に卑屈にならず、男性に媚びず、自分の生き方を持っている女性は 「カッコいい女」 だ。

 
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月27日

焼肉親交

26日 年下夫婦と4人で、古町の焼肉店で過ごす。

農耕民族である日本人が、火柱の立つ網を囲んで焼く肉は、少し興奮を覚えるもの。
それに、肉汁が体に染み渡ると、生気がみなぎるようだし、分け合う行為がもたらす幸福感。

独身の頃、ひとりで焼肉を食べに行くことがあった。
今のように、手頃な値段で焼肉を楽しめる時代でなく、庶民にとっては高級食材とされていた。

個食は、美味しいものを独り占めできる最高の贅沢である。
しかし、だれとも味を共有せず、黙々と焼いて食べる肉はわびしいもの。

煙の正面には、だれかいてこその焼肉なんだろうね。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月26日

十人十色

この一週間ほど 「ミシュランガイド新潟版」 について、多くのお客さんと雑談に及んだ。

本書は味だけに限らず、マナーやエチケットも考察する、いい機会になる。
掲載されたからいい店、掲載されないから悪い店、そんな単純なことではない。
天然の鰻だからいい店、養殖の鰻だから悪い店、それも単純なことではないよね。

美食だけの評価なら、小金持ちの悪趣味と変わらず。
皿の上の評価とはいえ、テーブル上には、敬意や礼儀も存在する。
舌は食の経験で左右されるから、舌の感覚は皆が同じはずはない。

ただし、マナーやエチケットだけは 「お里が知れる」 ため、ごまかしは利かない。
問われるは、人間が食べるのは 「料理」 で、動物が食べるのが 「餌」 であってさ。
気どる必要はないが、食べ方ひとつ、会話ひとつ、その人の食卓ぶりが透けて見えるもの。

性格の悪い料理人に美味しい料理は作れないし、生ビールの不味い店に料理は期待できない。
真面目な店には真面目な常連客が付くし、不真面目な店には性格の悪い客が寄生するものだ。
後者の巣窟になりたくなければ 「真面目に店をやる」 ことでさ。

有名になったばかりに、後者の客に振り回されて、それまでの常連客の足が遠退くことがある。
どこの店にも、長年支えている常連客がいるため、一見客は 「聖域を荒らさない」 不文律もある。
情報を活用するのは賛成だが、情報にすがりつくだけで、自分の味覚や感性がないのは考えもの。

食は賛否両論 「十人十色」 だが、高くて美味しいのはあたりまえ。
いい大人は、豚のトリュフ探しのように 「安くていい店」 も知っているからね。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月25日

梅雨の街

25日 4連休の後半。
世間は遠出できる状況でないから、生活圏で余暇を過ごす人が多いようだ。

自身、大型連休とは、縁の薄い仕事なので、生活のサイクルは変わらない。
昼下りに目覚め、先にリビングで寛ぐ、妻に声をかけてから、自室でぼんやりと過ごす。

ふたり暮らしは、さりげない。
思いつきで 「コーヒーでも、飲みに行くか」 で涼を求め、身支度を合わせる。
今にも雨が降りだしそうな雲の下、万代周辺のコーヒーショップに腰を下ろす。
休日の万代とあって、客の大半は若い女性やカップルが占め、時間を潰している様子。
家族連れもいるが、差し迫ってやることもなく、それぞれが淡々と過ごしている。

他人から見れば、僕らもそんな風に見えよう。
大きく異なるのは、これから仕事であること。

湿気を帯びた、長梅雨の街。
今夜の営業が終われば、明日は 「ホッと息をつける」 短い休日。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月24日

蒙古湯麵

これから、暑い日が続くと辛いものを食べて、汗をかきたくなるもの。

そういうとき、激辛カップ麺 「蒙古タンメン中本」 を食べたくなる。
お湯を注ぎ、待つこと5分で、辛味調味料と箸を割るのももどかしく、汁を一口、麺をすする。
その上の辛さを誇る 「北極」 は、もはや辛すぎるが、本品は舌の要求を満たすカップ麺だ。

数年前、本店の上板橋店で口にしたが、味を再現したカップ麺の方が、旨み成分が濃厚と感じた。
カップの中に、辛さと旨さが凝縮されており、たまに中毒症状がおきやすい。
あまりインスタント食品は口にしないけど、本品だけは例外なんだよな。

そこに、おにぎりを一個つければ、そこそこ腹持ちもいいからね。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月23日

ホヤ貝?

海鮮料理の中でも 「貝類」 が好きでね。

先月、貝料理の専門店で、つぶ貝にサザエ焼き、大粒のカキフライなどの海産をつまんだ。
「ホヤ貝」 が好きで、ホヤ刺しにホヤ酢と何でもござれだが、メニューに扱ってないという。
ないものは仕方ないが、貝の専門店で貝がないのはなぜなのか、後に生態が気になり調べた。

すると貝ではなく、学術名では脊索動物 (せきさく) に分類され、他の動物であることを知った。
ホヤ貝などと、まぎらわしい呼び名が定着しているが、あのグロテスクな色と形は貝じゃないよな。
さばき方は難しそうだし、体の割には中身が少なそうだが、苦味が利いており、その後に塩味に酸味、ほのかに甘味を感じて旨味を覚える、三陸産がいいな。

食の探求心に欠けているが、酒の肴にしたくなる一品。
それも意外と大衆居酒屋で扱っているのに、生態は知られていない。
自身 「生もの」 は、あまり口にせずも、鮮度には敏感のようだ。

本当はアワビを食べたいが、これぞ贅沢一品。
代用の貝にされる、ロコ貝かトコブシでもいいよ。
「これはアワビです」 と、だまされてもいいから、食べた気になりたい。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月22日

夏の土用

別に鰻の旬でもないのに、土用丑の日の前後になると、「うな重」 を食べたくなる。

毎年、旧新潟三越の 「瓢亭」 で、お新香をつなぎに、ビールでのどを湿らせて、じっくりと待っていた。
しばらくして、重箱のフタを開けると身がふっくらして、照り具合がよく、あの香ばしさが漂う至福。

うなぎの漁獲量は、年々深刻さを増し、希少価値が高くなっている。
それなら、アルコールと同じで、うなぎを食べられる年齢を決めてしまえばいい。
ガキがうなぎを食べるなんてぜいたくだし、未成年は 「うな次郎」 で十分だ。

今年は、鹿児島産のうなぎをスーパーで購入して、自宅で味わうことにした。
小鉢には、タコとワカメの酢の物、厚焼き玉子、しじみ汁を添える。
うなぎに格段の差はあるもの 「精がつく」 と思えば、これからの夏は乗り切れる。

花火大会やお祭りは中止、人が集まる場所は規制され、手軽な旅行にさえ行き難い夏。
その分、家にいることも多くなるため、美味しさは地元周辺で味わいたい。

あまり調子に乗ると、痛風が再発するので、ビールと枝豆の黄金の組み合わせには注意せねば。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月21日

心機一転

一か月のコロナ休業から営業を再開して、今日で2か月が経過した。
客は離れると戻ってこないと言われるが、不可抗力によることなので、元のさやにおさまりつつある。

しかし、経営に 「平坦な道」 はない。
開業08年 「リーマンショック」 11年 「東日本大震災」
2度による 「消費増税」 20年 「コロナウイルス」

難所の上り坂をいくつも越えながら、雨雲におおわれて暴風雨に打たれ、悪天候はピークに達した。
すると、雨雲の遥か先に光明が見え始め、希望を感じるようになるが、これも一時のよろこび。
また、雨雲が接近すると積乱雲で、気持ちを引き締める繰り返し。

個人事業主に 「舗装された道」 はない。
どこまで続くかわからぬ下り坂になるか、どこかで抜け道を見つけるか、それとも獣道を突っ走るか。
いずれの道を選ぼうと、走らぬことには何も見えない。

前も書いたが、飛行機が鉛色の雨雲を抜けた瞬間、一面に広がる雲の上の青空をイメージする。
その青空を目指して、何度も何度でも滑走路に入り 「テイクオフ」 (トライ) するような。
それを見ないうちに 「くたばってたまるか」 とする、身の丈のこだわりはある。

今、仕事をできる喜びの原動力は、健康を土台にした、豊富な対話 (雑談) の積み重ね。
ささえてくれる家族、いつも気にかけてくれる常連客、自然体の交友関係、やわらかい出会い。
そこに大そうな利害関係、無駄な野心もないし、心構えとしての距離感があれば、気遣いで十分。

営業再開後、2か月経過したご報告を兼ねて 「心機一転」 まずは、この夏を乗り切りたく存じます。

posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月20日

結婚記念

18日 結婚記念日 だったけど・・

当日、記念日をすっかり忘れていたというか、明日と勘違いしていた矢先、海外勤務中の女性客から、第三者へのメールを介して知る。
妻に電話で伝えると、朝からわかっていたけど、あえて黙っていたらしく、ヤキモキしていた様子。
こういうことは、夫から言うべきで、おのれの鈍感さを反省し、伝えてくれた女性客の株は上昇中。
そんな、記念日なんだけど、夫婦にとって 「運命的な苦悩の始まりの日」 でもあり、限定的に言えば、僕のメンタルが崩れ堕ちてしまいそうだったことを、初めて以下へつづる。

時は、6年前の結婚記念日にさかのぼる。
妻が医師に大病を告げられ、夫婦で目の前が真っ暗になった。
この日から、頭は病名に支配され、日常も不安にさらされ、これから始まる 「長い治療」 に心揺れた。
本人は 「鋼のメンタル」 と思えるほど、冷静沈着ながら、僕は見てのとおり、ひとつのことしかできないタイプで、妻は同時に多くのことを考えて行動できるタイプ。
常に、妻が現状を整理して選択肢を示し、話し合いで決まれば 「それで行こう」 と目標へ突き進む。

過ぎた苦悩は語りたくないが、あのとき空目で去った人もいたし、いろんな人たちにも応援された。
そのことで、自分の精神的な弱さもわかり 「他人の力を借りてもいい」 と開き直れたのも事実。
ブログで公開する気になれたのは、今でも応援してくれた人たちに、感謝の気持ちがあるからだ。
もし、身内の病で、同じ悩みを抱えてる人がいれば、少しの傾聴と理解はできるかもしれない。

そのときの経験で 「人間はもっと楽しむために生きているんじゃないか」 と思えるようになった。
年齢の先にあることは狭まってくるが、ネガティブな気持ちに取りつかれる時間はなくなる。
命と時間の大切さを知れば、日常の小さな悩みなんて、もうどうでもよくなるからね。

結婚記念日が、試練をあたえられた日の始まりに記憶が上書きされた・・ なんて言い訳にならんわな。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月17日

無星の客

取るに足らない経験であるが、東京原宿で和食居酒屋のマネージャーを兼任したころがある。

椅子とカウンター席、小上がりとお座敷を合わせて、優に230席の大型店。
調理場は刺場、焼場、煮方など、精鋭の板前7人と洗い場にパントリー、調理補佐を含め常時15人。
宴会係を含む、ホールの人数も含めると、一日30人体制でシフトしていた。

調理場が足りないときは、目黒雅叙園から助っ人を派遣してもらったり、ホールが足りなければ、会社の事務方まで支援力を結集して、ピークに対応していたほどだ。
大型店は体力勝負のため、目の回りそうな忙しさの中、慢性的に人手不足だった。

そんな中、客のありがたい声は励みになるが、その一方、理不尽な苦言を受けるのも仕事になる。
顧客満足度を優先し、店舗の立場も理解してもらいながら、解決に導くのがクレーム対応のセオリー。
苦言の性質を分類した対応が求められ 「クレーム処理」 は、だれもやりたがらない仕事の代名詞。

損害賠償請求を受けるような大ごとはなかったが、理不尽と思える 「言いがかり」 もあった。
大人数の宴会にもなると、開始15分前に保冷庫から、刺身の舟盛りを各テーブルにセットするのだが、客が30分も遅れて、乾杯までの前口上も長すぎ、箸を伸ばすころには、刺身が乾いているありさま。

こんなこともあったなあ。
鍋コースの出汁に雑炊かうどんを選んで〆とするが、泥酔と悪ふざけに夢中となり、煮詰まった状態を口にされ、それが 「不味い」 とあからさまにクレームを入れてくる。

どちらのケースも、麺が汁を吸ったラーメンを食べて 「アンケートに暴論」 を書かれるようなもの。
だからと言って 「客が食べ方のマナーを知らない」 とは口にできないため、理不尽とわかっていても、意見に耳を傾けざる得ないのが、飲食店のつらいところ。

長い間、日本人は 「お客様を神様として崇拝」 した傾向がある。
そのこと自体は、顧客満足度に沿った考えだが、いつの間にか行き過ぎた 「形式重視」 な取り組みが客の質を低下させ、性懲りもなく些細なことに小爆発させる客は、今も時おり耳にする。

今日発売の 「ミシュランガイド新潟版」 をお店選びの参考にするのはいいが、客も店に選ばれるのを忘れてはいけないし、客は店に星をつけるが、店も客に星をつけたいのが、経営者の本音。
飲食店や小売店は、客商売であるもの、決してお客のしもべではないんだ。

あえて 「無星の客」 であることも、飲食店でのたしなみのひとつかと思える。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月16日

無星の店

ミシュランガイド新潟版 (食の格付け本) で、掲載店が発表された。

三つ星は該当なし、二つ星は3店舗、一つ星は18店舗という結果だった。
うち、一つ星に輝いた、西堀 「割烹かいの」 を知る者として受賞は喜ばしく、料理には人柄も出る。

日本人は 「格付けチェック」 が好きで、切磋琢磨をもたらすが、幼稚化をあぶりだすこともある。
本来、飲食店に星をつけるには、料理の味や品質以外、サービスや接客、周辺環境に至るまで、見識あってのことになるが、ミシュランは 「味」 に評価を絞り、厳格な基準で独自調査したと語る。
言うなれば、そのほうがあれこれと評価が散見せず、わかりやすいだろうし、お店は 「コスパ」 だけを求める場所じゃない。

「ミシュラン」 である以上、談合的なお店の紹介、疑惑的な提灯記事は意に反する。
バイト感覚のモニター調査、仕事帰りに立ち寄った、飲食店の点数やレビューを投稿するのとは違う。
国道沿いのファミレスの味も知らずして、東京麻布のレストランのクオリティを評価できないだろう。
添加物や化学調味料の味を見抜けないのに、有機野菜や自然食品に語彙を持てるわけあるまい。
店を評価するというのは、舌の資質と研鑽があり、土台からしてだれでもできることではないんだ。

僕が、人様のお店を評価しないのは、自分の 「身の程」 を知っているから。
時には、素敵な店で食べる喜びもあるが、心情的には 「無星の店」 で、無邪気に食べるのが好きだ。

人それぞれに価値観はあるが、俺は小さな店の片隅で、ハムカツを食べている方がいいや。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月15日

琥珀美酒

中高生の恋愛は 「生ジュース」 のように、甘くて酸っぱかったと思う。

それが、20歳も過ぎるとカクテルの色合いにときめき、アルコールの媚薬に酔えるようになる。
その違い、添加物や着色料の不純物も混じるから 「ピュア」 な気持ちも次第に変化してくる。
むしろ、酸いも甘いも経験する、あたりまえの過程であってさ。
それから、30年ほどの間で、いろんな人と交流をたしなみ、男は父性が確立する 「50歳」 になると、口にするお酒や態度も落ちついてくる。

お酒は、一通りに味わった。
ビールは、挨拶代わりの乾杯酒として、ワインに日本酒、焼酎など、醸造酒も蒸留酒も。
そして、最後まで愛したのが 「ウイスキー」 で、体よく言えば 「35年」 のつきあいだ。

樽で何年も熟成させ、無色透明だった原酒が 「琥珀色」 に変わる様。
これこそ人生であり、グラスを交わしたいのは、長い工程で独自の風味を持つ、熟成された人。
生ジュースのような、フレッシュ感もいいけど、大人は年月をかけて、仕上がった美酒で酔いたいもの。

いい人と、いい場所で、いい会話と、いいウイスキーをね。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月14日

無題雑記 240

自宅の固定電話機を買い替えた。

今はファックスも使わないし、親機と子機の機能だけで事足りる。
家電品は長く使用していれば、寿命で不具合が生じてくる。
その際、基本操作だけで足り、性能に高望みもせず、新製品に固執しない。
ただし、洗濯機や乾燥機、冷蔵庫など、妻の使用頻度が高い製品は例外となる。

僕は、あまり物欲がない。
昔から、クルマやバイクも乗れればよく、さほど外観にもこだわりがないため、いつも素顔のまま。
生活様式に潤いを求めても、無駄な華やかさはいらず 「生活に何が必要か」 暮らしもコンパクト。

特に欲しいものもないが、強いて上げれば、体のメンテナンスを兼ねて、マッサージチェアーかな。
ただ、置き場所をとるから、決心がつかないだけで、今は、足裏マッサージ機で血行を促進している。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月13日

Danger Close

5日 午後23時20分 只今帰宅。
映画 「デンジャー・クロース」 が、レイトショーに変更となったので 「Tジョイ」 で鑑賞してきた。

物語は、66年 「オーストラリア軍」 の視点から見た、ベトナム戦争。
米国との同盟国である豪州がベトナムに侵攻し、ベトナム解放軍と至近距離で熾烈な戦いを描く。
その兵力、豪州軍108人に対し、ベトナム軍2000人ともいわれ、女も兵隊に駆り出された。
ベトナム軍は 「ゲリラ的な地上戦を得意」 とするため、正攻法では勝ち目のない戦況は予想できる。

個人的に、ベトナム戦争を題材にした映画は、メル・ギブソン主演 「ワンス・フォー・エバー」 以来。
両作品 「最前線に立つ恐怖」 が描かれ、戦争の狂気と苦悩、戦場の怖さや悲惨さが伝わる。
とかく、戦争映画は戦闘場面で評価されがちだが、これは娯楽映画ではなく 「実話映画」 であること。
永遠に 「不戦の誓い」 をした日本人は、歴史の背景も重ね合わせて、大局的に見るべき作品。

戦争とは、権力の傲慢を許す 「中枢の犬」 が始め、犠牲になるのは 「決まって若者」 なんだ。
時代が少し違えば、徴兵制、志願兵問わず 「俺も戦地に投入された」 から、他人事ではないこと。
大事なのは、どういう視点で戦争映画を見るか、これが 「作品を読み解く視座」 になると思われる。
終戦後、両国はどちらも勝利を主張したが、実行支配はあっても、兵隊に勝ちも負けもないんだ。

前回鑑賞した、新作 「ランボー」 とは異なり、戦地においては 「だれも主役になれない」 こと。

  
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Cinema Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月10日

メダカの飼育

どういう風の吹き回しかわからぬが、女性客から 「メダカを2匹」 をいただいた。

プラスチック製のクリアカップの中に水草を浮かべ、それもエサとカルキ抜きも付けて。
「なぜ、メダカなのか」 と頭をかけめぐらすと、思いあたることがある。

独身の頃 「金魚の飼育」 が趣味だった。
横幅900の水槽で 「東錦」 に 「江戸錦」 「水泡眼」 などを育て鑑賞していた。
思えば養殖場まで出かけて、稚魚の目利きをしていたから、相当好きだったんだろうな。

金魚はフナ科の仲間なので、気性も穏やかで、人に慣れやすい性質だが、繁殖の交配を繰り返された品種ほど、体が丈夫ではなく、観察を怠ると、病気になりやすいデリケートな観賞魚。
それゆえに、元気に泳ぐ 「小さな宝石」 を見ていると、一日の仕事疲れも癒された。

そんな話をしたかも知れないから、お試しのメダカだったのかな。
生きものはありがた迷惑だったが、家で飼育をして早くも三週間ほど。
ミリ単位のメダカは、人影を感知すると水草から出てきて、水面でエサを催促する。
ピンセットひとつまみのエサをあたえながら 「腹減ったか」 と感情が自然と独り言へ導く。

そのうち、女性客は 「マスターは夜行性だから、夜も一緒に遊べるハムスターをあげる」 とか言って、何匹か持ってくるんじゃないかと、少しこわいんだよね (笑)

今では 「捨て猫を持ってくんなよ」 と、気心豊かに軽口を叩いて笑える間柄。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月09日

肉体操縦

8日 午後1時30分 起床。

ベッドで両肩を伸ばすと、右の五十肩に鈍痛が起きる。
しかも、腰にも鋭い痛みが走り、背中の筋がねじれる痛みも感じた。
ともあれ、患部をシャワーで温め、筋肉をほぐしてから、買い出しを兼ねた散歩へ出かける。

年齢による衰えと、体力の低下は認めるところ。
それを補うため、なるべく歩いたり、自転車に乗ったりしている。
同時に自分の肉体を知るべきで、ウェイトトレーニングはしないし、やりたくない運動はしない。

体の硬い人が無理に柔軟体操したらケガするし、持久力のない人がマラソンを日課にしたら、精神的に大きな負担となり、無駄に体を痛めてしまうので、考えこむことなく、自分に合った方法でいいんだ。
肉体状態を理解し、仕事をする上で 「肉体を賢く操縦する」 ための、日常ケアが大事であってさ。

今さら、肉体の錆びつきに愕然とすることもないし、今後 「錆びた部位に油を注す」 感覚である。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月08日

星に秘か

7日 一年に一度だけ、織姫と彦星が会える 「七夕」 だった。

その言い伝えは、諸説あるようだが、大人の物語風にいえば、元彼氏と元彼女が、この日だけは秘かに会っても許される 「暗黙の日」 であろうか。
結ばれぬ男女を、公然と七夕祭りに仕立てるのは、人間遺伝子の求愛行動なのか。

そもそも、元恋人を好奇心で膨らませて、気を引くそぶりをして、寄りを戻すのはダサい。
個人的に、元彼女と会いたいと思わないし、いい風に想像しても、胸の高鳴りも感じない。
既婚者とはいえ、心の恋愛感情に過去の人は存在しないし、昔の恋人と偶然会ったら、多少の意識はするもの、懐かしみにほだされ、気分が再燃することもないだろう。

だからといって 「桃のピンクをイメージ」 する、若い子にしか興味を持てない男では情けないし、若さと見た目で相手を選ぶと、後々ジレンマと後悔が付きまとうもの。
年齢相応 「里芋の煮っ転がし」 のように、その色は地味でも、味がしみている女性の方がいいよな。

こうして、心で思っている分には 「星に秘か」 自由である。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする