看板を灯すなら、ルーティン (決められた作業) は必ず行う。
おしぼりを巻いたり、氷を仕込んだり、作業リストに入れようと思えば、もっと複数ある。
カウンターは元より、フロアーやトイレを清掃して、定刻を迎える。
作業は前後するが、合間を見てボトルやグラスを磨いたり、雑用も進める。
清掃は終わりなきものだが、区切りがついたら、好きなアルバムを流して来店を待つ。
マンネリに思われようが、それだけ 「歳月が経過した証」 である。
世をはばかる、新型コロナウイルスの影響大で、今は 「待ち人来ず」 なる心境。
だが、いかなる想定外のこの事態も 「心の余裕」 をもって楽しもうと、自分に言い聞かせている。