2020年02月20日

Jazz Talk Vol.101

「 Jazz Talk 」 も 「 100 」 で終わらせることなく、続いて 「 101 」 となる。

今回は 「ラウンジ演奏」 について、私見を語る。
ネガティブなアプローチになるが、日本人は生演奏を前にすると 「通ぶる」 傾向がある。
それは、真剣に聴いているメッセージでもあるので、決して悪いことではないが、やや一面すぎる。

海外においてのジャズは 「リラクゼーション」 の音楽である。
一部のクラブでも、生演奏を聴くスペースとバーが仕切られており、その時の気分で居場所を選べる。
バーにいても、ワンステージ聴きたいと思えば、ミュージックチャージを払い、自由に行き来できる。
スペースに限りはあるけど、一つの間口の中で選択の自由がある。
演奏者もたまり場が欲しいだろうが、専門談議の光景が一般のお客さんにどう映るかはわからないし、その分、客の出入りが頻繁になる保証もない。

「 YouTube 」 で、その場面に近い映像を添付した。
パブ風の店で、ピアニストが名曲 「 sunny 」 をソロ演奏してるが、周囲を囲む客の様子にも注目。
原曲のサビの部分 「 I Love You 」 と合唱しながら 「 You 」 を、恋人の名前に入れ替えたり、カップルで和やかに食事をしたり、カウンターでハグしたり、再会をよろこびあっていたりと自由だ。
生演奏をバックに、ガヤガヤした雰囲気を楽しんでおり、演奏者も空気を楽しんでいる。
これがポピュラーな楽しみ方で、真剣に聴く会場はそれとして、何より音楽の TPO がわかっている。

そこが日本とは違い、音楽を娯楽にしているため、斜にかまえて聴いていない。
だから、楽器やレコード、アンプやスピーカーうんぬん、上手い下手、どうでもいいことは口にしない。
大衆的に楽しめて、演奏者に敬意を示しつつ、自由で都会的な雰囲気がイカすんだ。

日本人だから、変えようないと思うが、僕はこういう 「ラウンジの雰囲気」 も好きだな。

posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする