これからのクリスマスシーズン。
万代シティは、若者のデートスポットだけに、初々しいカップルが肩を寄せ合う街となる。
観たい映画、食べたいスィーツ、入ってみたいショップ、それとも商業施設があるのかな。
デートは 「どこそこへ行きたい」 前口述はあるが、本音は同じ時間を一緒に過ごしたいだけ。
「二人でいるとき、どんな人かな」 と、知りたくなるのが恋であってさ。
手をつないで歩いても、ベンチで過ごしても、時間がデートだから、あまり計画にとらわれることもない。
待ち合わせ場所と時間を決めれば、TPO以外は 「アドリブデート」
途中、学校の同級生に見られるかも知れない。
彼女がうっかり、飲み物をスカートに、こぼしてしまうかも知れない。
素行の悪い連中に、イチャモンをつけられるかも知れない。
予期せぬ出来事で 「二人の相性」 がわかったりするものだ。
自分の経験に置き換えれば、アホな計画を立てるより、無計画の方が発見が多かった。
それに相手に好かれようと、個性にないことをすると、疲れてしまうこともある。
背伸びは大人の入口だけど、自分らしくない立ち回りは、気持ちが持たないものだ。
有名人の人気投票でも 「好き」 に名前があがっている人ほど、逆に 「キライ」 にも名を列ねている。
人は、その個性に惹かれて 「僕の彼女」 「私の彼氏」 になると思う。
若い頃、古町をアホな服装で歩いていたから、万代シティは 「個性に似つかわしくない街」 だったね。