2019年11月30日

買い置き

おとといの夜 妻が 「のどの痛み」 を口にした。

生憎、かぜ薬を切らしており、後日、薬局に買いに行くも、あらゆるタイプの市販薬を前に迷う。
総合かぜ薬がいいのか、患部に直接効くタイプがいいのか、錠剤か顆粒か。
過去、某かぜ薬を服用して、体に湿疹ができたことがあるため、何となく成分表示も目にする。

いい場所に陳列してあっても、その効能は別だし、CMに起用された芸能人に影響されたくない。
ひとりひとりに体質があるように、これだけの種類の中から、体に合う医薬品があるのかどうか。
たばこの銘柄同様、選択は重い軽い程度で、パッケージの 「それらしさ」 だったりする。
結果 「最強処方」 を謳った 「有吉弘行」 起用のかぜ薬を会計に持参。
「ご一緒に栄養ドリンクもいかがですか」 とセールスされるも、飲み合わせに不安があり断る。

「備えあれば憂いなし」 の世代だが、今や 「買い置き」 しなくても、十分に暮らしていける。
そういいながらも 「乾電池」 「うがい薬」 「入浴剤」 など、切らしそうな消耗品を思い浮かべる。
帰りの自転車のハンドルに 「トイレットペーパー」 「ティッシュペーパー」 もつり下げた。

朝、妻の具合を聞くと、緩和して何よりである。
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2019年11月29日

無題雑記 212

28日 午後3時30分 気温8℃の新潟市中央区。

インナーを重ね着して、厚手のマフラーを二重巻きにして、自転車にまたがる。
買い物を終え、手荷物を前かごに積み、みぞれまじりの小雨に降られて、家路へと急ぐこと夕方5時。
2度目の熱いシャワーを浴びて 「蒙古タンメン中本」 をすすりながら、朝刊に目を通す。

見出しは、青少年のゲーム依存症がもたらす、日常生活への障害。
学業や仕事中でも、気がそぞろだろうし、ゲームに眉をひそめるより、その執着心におどろきを覚える。
ゲームに夢中な中高年も多いようだが 「パックマン」 しかやったことのない、僕には無縁の趣向。
集中力を異なる方向に使えば、社会貢献ができるのにもったいないな。

天皇陛下の即位を祝う 「饗宴の儀」 で、問題発言を繰り返す、丸山衆議院議員。
眞子さまに 「米国は遠いので、寂しくありませんか」 と尋ねたという。
前々から、酒癖の因果を引き合いにされるが、どうやら 「ハードディスク」 に欠陥があるようだ。
周辺機器の不具合なら交換できるが、おおもとが壊れていれば、言葉の施しようがない。
デリケートな状況に置かれている人の、心の機微を知るのが 「日本人の美徳」 であってさ。
「それは言わない約束」 (やさしさ) 日本文化を理解できない、デリカシーが破滅している。

体感温度1℃、薄い雪化粧の道を、深夜3時50分に帰宅。
今日29日は、雪マークの最低気温5℃が予報されている。
今月もあと2日、今年も残すところ正味1か月。

商い上、暴風雨と大雪だけは逃れたいものだ。
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2019年11月28日

町の匂い

店へ向かう途中、近所の軒先で 「ただいま」 「おかえり」 と交わす、親子のやりとりを耳にした。

夜の商いをする身においては 「いってらっしゃい」 の時間帯となる。
どこかの家の台所から、カレーの匂いがただよい、生活感が町に息づいてくる夕暮れ。

建物が立ち並ぶのが 「街」 であれば、人が住んでいるのが 「町」 である。
下町を 「下街」 と書かないように、街に住んでいても、僕の心は下町育ちの 「町」 寄りにある。

長い間、街中に住んでいると、たまに自転車で町中を走りたくなる。
きっと、道すがらの何にでも興味を示し、町の匂いを感じたいんだ。

日常の匂いにも、大きく二つある。
リビングでキーボードを叩いているような、都会的に乾いた街の匂い。
お茶の間でテレビを叩いていた頃のような、生活感のある湿った匂い。

どちらの匂いも匂いで、たまに 「町の匂い」 がなつかしくなる。
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2019年11月27日

Jazz Talk Vol.92

来月10日、ジャズピアニスト 「上原ひろみ」 ソロコンサートが新潟で開催される。

複数のお客さんに誘いを受けたが、さすがに12月は店をほったらかしてまで聴きには行けない。

公演とは、お客さんのためにある。
鑑賞後、他者と意見を交わしたり、感想を語ったりすることが、エンターテインメントの醍醐味。
料理と同じで、熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちにが原則。

だから、すぐに感想を語る。
その意味で、一人よりも二人、複数の語彙によって、一定レベルにまで理解がおよぶようになる。
想像力が欠落してるのに、好きだのキライだの、根拠のない戯言は決して口にすべきではない。

音楽的な感性を磨くことは、対話を通じたアウトプット。

迂回することなかれ。

http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/470463164.html ( Spectrum )
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/444412586.html ( SPARK )
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2019年11月26日

恋人同士

これからのクリスマスシーズン。

万代シティは、若者のデートスポットだけに、初々しいカップルが肩を寄せ合う街となる。
観たい映画、食べたいスィーツ、入ってみたいショップ、それとも商業施設があるのかな。

デートは 「どこそこへ行きたい」 前口述はあるが、本音は同じ時間を一緒に過ごしたいだけ。
「二人でいるとき、どんな人かな」 と、知りたくなるのが恋であってさ。
手をつないで歩いても、ベンチで過ごしても、時間がデートだから、あまり計画にとらわれることもない。
待ち合わせ場所と時間を決めれば、TPO以外は 「アドリブデート」

途中、学校の同級生に見られるかも知れない。
彼女がうっかり、飲み物をスカートに、こぼしてしまうかも知れない。
素行の悪い連中に、イチャモンをつけられるかも知れない。
予期せぬ出来事で 「二人の相性」 がわかったりするものだ。

自分の経験に置き換えれば、アホな計画を立てるより、無計画の方が発見が多かった。
それに相手に好かれようと、個性にないことをすると、疲れてしまうこともある。
背伸びは大人の入口だけど、自分らしくない立ち回りは、気持ちが持たないものだ。

有名人の人気投票でも 「好き」 に名前があがっている人ほど、逆に 「キライ」 にも名を列ねている。
人は、その個性に惹かれて 「僕の彼女」 「私の彼氏」 になると思う。

若い頃、古町をアホな服装で歩いていたから、万代シティは 「個性に似つかわしくない街」 だったね。
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2019年11月25日

無題雑記 211

昨日の秋晴れとは一変。

風吹が窓ごしを通り抜ける。

本格的な冬の到来を告げたようだ。

日中のカーテンを少し右に開くと 「外出は明日にしよう」 と、手もとを左へ戻す。

もう一度、目をとじる。

なぜだか、シラケた夕方。
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2019年11月24日

深夜再会

日付が切り替わった、24日 深夜0時20分。

87年 空前のビリヤードブーム。
その立役者である 「長矢賢治」 プロが仕事で新潟入りし、その夜 「30年ぶり」 に、店で再会した。

御年 「72歳」 長矢プロ。
当時から、仕事はハスラー、遊びもハスラー、自他ともに認めるトッププレイヤー。
その華あるプレイスタイルで、今も軽やかなノリで好きなことをやっている印象。
「楽しくなければ意味がない」 をポリシーに、人懐こい笑顔で当時のブームを語る。

出会いは、新宿に本社を置き、新潟市の東堀 「ウィズビル」 に進出した 「プールバー」
僕が店の 「マネージャー」 で、長矢氏は全国を縦断していた 「専属プロ」 のビジネスパートナー。
今回、引き合わせてくれた人が、当時 「インストラクター」 をお願いしていた、新潟市在住のNさん。
あの頃、それぞれの年齢と立場で、純粋にビリヤードブームを牽引した、三者三様の相関図。

当時、どんなことを思い、何を大切にして、どう向き合っていたのか。
個々の立場で語り口は異なり 「こう見えていたのか」 と、新たな発見もあったりする。
過去を振り返るのは潔しとしないが、歩んだ道のりに 「思い出の宝がある」 ことを気づかされる。

あの頃、オレ 「22歳」 だったが、こうして時の人と交われたことに、よろこびを感じた夜だった。
(添付画像の前半は山内プロ、後半に長矢プロ本人が出演した、当時の人気番組)

 
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2019年11月22日

いい夫婦

11月22日 語呂合わせで 「いい夫婦」 の日だとか。

そもそも、いい夫婦とは、どういう夫婦なんだろうか。
それは、目指す場所ではなく、つかず離れずで 「歩を進めているだけのこと」 ではないだろうか。

夫婦は、すべて相性がいいわけではなく、大なり小なりの相性が合えばいいと思う。
おたがいの趣向を認め、一定の距離を大切にし、喜怒哀楽を分かち合い、日常を楽しく過ごせる関係。
つけ加えれば、個人主義でありながら、価値観を認め合い、協力し合えるのが夫婦の在り方。
もちろん、完璧な夫婦など存在しない。

こんな、エピソードを知る。
一昨年12月、元プロ野球監督 「野村克也」 の妻である 「沙知代」 が死去した。
77年 南海ホークスの監督兼正捕手 (プレイングマネージャー) だったころ、成績不振ならともかく、球団から解任を告げられたという。
解任の理由は、妻子ある立場でありながら、沙知代と同棲をはじめた、野村の私生活が問題視された。

解任までの間、後援会長に呼ばれ 「野球をとるか、女をとるか、ここで決めろ」 と詰問された。
当時 42歳、野村は 「女をとる」 と即答し、その理由をこう明かした。
「仕事はいくらでもあるが、彼女 (沙知代) は、ひとりしかいない」 と、時の地位よりも愛を選んだ。

夫婦に 「答えらしきもの」 があるとしたら、これなんじゃないか。

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2019年11月21日

第三木曜

前ほど 「ボジョレー」 と騒ぐことのなくなった、解禁日となる第三木曜日。

自身 「ウイスキー党」 なので、ワインとは遠い距離にある。
TPO上、気軽にたしなむもの、コレといって好きなラベルもなく、雰囲気を楽しむような感じ。

軽く語れば、赤よりも白、ロゼが好きだ。
それも、辛口の 「シャルドネ」 を好み、30代 「シェリー酒」 を愛飲していた時期もあった。

僕の場合、ワインリストを旅せず、ラベルのおちつきは早い方。
あえて、赤を語れば、渋みが少なく、フルーティーな口当たりを好むぐらいで 「ビギナーズ・ワイン」 で十分だし、マリアージュ (料理) も、ざっくりと肉か魚かで、組み合わせも無頓着。

それに歯止めの効かない 「ワイン談議」 は、ヤボの極みであるし、ウイスキー同様に楽しい会話で、気さくに明るく飲むことがモットー。

先週、女性客から、山形県産ワイン 「ソレイユ・ルパン」 (だったっけな) を、旅の土産にごちそうになったが、舌は堪能できた。

今夜、店に 「クリスマスツリー」 をセットした。 (ワインに合う音楽なら I Need You なんてどうよ)

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2019年11月19日

外国人監督

サッカー J2 「アルビレックス新潟」 は次期監督に、新外国人監督を起用した。

クラブの意向だという。
4年連続でシーズン途中に監督を交代しているというから、極めて異常事態である。
特段、サッカー好きではないが、監督の在任期間に 「新潟の弱点」 があると思える。

結果を出さねば、すぐに降ろされる状況下では、ただ勝つことしか優先されない。
そのため、采配が一貫せず、選手を効果的に育成する時間も土壌もない。
外部から、有力選手を補強できればいいが、チーム経営には糸目がある。

どういうチームを作りたいのか、伝わってこない。
じっくりと腰をすえて、勝てるチームを作りたいのか、それともただ勝てればいいのか。
その選択で、やり方も替わるが、そもそも結果なんて、そうすぐには出るわけあるまい。
新潟の風土に 「辛抱強さ」 が上げられるも、人を育てる 「人つくり」 は上手いと思えない。

次期、外国人監督の場合、プレーするのは選手だから、日本人を理解しなければ采配できない。
ただ勝つだけなら、強制力で支配して、絶えず緊張感をあたえ、徹底的にドライにやればいい。
そのやり方であれば、短期間に一定の効果はあるが、それで選手が納得して奮起できるかでさ。

どうやら、監督を交代させるのが、チーム改革だと思っているクラブのようだ。
だったら 「強制力で選手を動かす監督」 に託すしかない。
ならば割り切って、自分のキャリアアップだけを考えさせて、鞭を振るうしかなくなる。
それなら 「動物の調教」 と変わらないわけ。

もし、僕が選手なら 「俺をどこかのチームに放出してほしい」 と、直談判するだろうな。
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2019年11月18日

無題雑記 210

17日 映画 「エンド・オブ・ステイツ」 を鑑賞。

「これぞ、アメリカ映画」 と思えるほど、近年の中では最高におもしろかった。
それこそ、現代版 「ダイハード」 のように、すごい風圧で矢継ぎ早な展開に巻かれる。
この時期に公開中の 「ターミネーター・ニュー・フェスト」 に上映をぶつけてくるぐらいだから、よほどの自信作であると思えたが、その期待を裏切ることのない最高傑作。

鑑賞後、西大畑町にある 「旧齋藤家別邸」 のライトアップ庭園を見学。
毎年、秋の散歩コースにしており、赤と緑の色彩に魅せられ、同時開催の 「組子細工展」 も楽しむ。
そんな 「心の散歩」 である。

色づく街路樹を抜けて、夫婦二組で合流し、居酒屋の引き戸を開ける。
最早、何年も続く連続ドラマのようなので、すぐに酒席になじめる間柄。
意図して、年に何回会うとか気にせず、たまに声をかけあえる関係こそ、損得のない仲間。
最後は恒例 「ハグ」 (抱き合う) で締めるが、別れ方だけは 「アメリカ映画」 ばりである。

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2019年11月17日

大人バー

16日 女優 「沢尻エリカ」 が、麻薬取締法違反の疑いで逮捕された。

数々のドラマや映画で可憐な役を演じ、そのわがままぶりも個性として、オブラートに包まれてたほど、芸能界斬っての金の卵だった。
別にファンでもないのでどうでもいいが、警察は早い段階から、マークしていたと思われる。
だいぶ前にも 「マンモスのりピー」 とかいう、好感度の高いアイドルが、渋谷の路上で捕まった。
その入手ルート、舞台となりやすいのが、若者が集う 「クラブ」 という場所。

自身、昔そういう場所に、好むと好まざるにかかわらず 「仕事」 で縁があった。
薬物疑惑の人間は、絶えず落ち着きがなく、感情の起伏も激しく、目が笑ってない。
逆に、売人と思しき連中はそわそわしながら、顔を覚えられたくないから、目を合わせようとしない。
店と怪しき客との攻防戦もあったが、地域と連携した警察の目はごまかせない。

人は楽しむために生きている。
クラブで若さを発散したり、お酒を交わして人と交流したりすることはいいことだ。
明日への活力となり、今まで興味のなかったものにも興味を持てて、楽しみ方も広がる。
それが若さで、紙一重で危険な誘惑も多いが、認識力を高めれば、動揺する必要もない。
そもそも、遊びは粋でなければいけないので、好奇心で手を出すのは、愚の骨頂であってさ。

今回、入手ルートは特定されてないが、こういうことがあると、業界全体が色眼鏡で見られる。
その多くは飲食店関連、業種はバー・クラブなどが密集する、夜の街が舞台になりやすい。
だから、バーという商いは、どんな場所よりも 「安心で安全」 であらねばならない。

バーは、文化である。
キナ臭い話はご法度だし、そういう会話にかぶれている店の雰囲気は、ストレスの温床となる。
夜のやすらぎと娯楽を提供する仕事ほど、自分は番人役に徹してないと、夜の仕事は務まらない。

そういう意味では、当店は客層に恵まれている。
酒という嗜好品で、他人に迷惑をかけることなく、純粋に楽しむルールをわかってもらっている。

バーの敷居は年齢ではなく、内面の敷居で豊かに過ごす 「大人のバー」 であると思っている。
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2019年11月16日

男らしさ

最近は 「人の命」 を、軽くあつかいすぎる事件が多すぎる。

15日、新潟駅前の雑居ビルで20歳の女性店員が、25歳の男に刃物で殺害される事件が起きた。
若い二人に何があったか知らないが、命のやりとりまでするほどのことはなかったであろう。

子どもの虐待事件も同じだ。
男は何があろうと、女や子ども、老人に手を上げてはいけないし、殺めるなど言語道断。
それは、男に 「プライド」 がなくなったからだ。

あんまり、世間が男女平等みたいなことをいいすぎて、そのうち、男が勘違いをはじめた。
「弱い者には、手を出さない」 そんな守るべくして、あたりまえの男らしさを失った。
僕の世代、女の子から 「男らしくない」 といわれたら、男を否定されたようで、悔しかったもん。

それは 「腕っぷしの強さ」 ではない。
「オレは、そういうことはしないんだ」 という、自分への戒律 (かいりつ) のようなもの。
だから、子どもには手を上げない、女に平手打ちをされても打ち返さないのが、男のこだわりでさ。

今どきの若者に 「男らしくしろ」 というと、理屈をこねられるかもしれない。
それもこれも、男が毅然とした態度をしてこなかったツケが回り、心が痩せた証拠だと思うよ。
「男らしく」 は大事で、自分に掟がなければ、内面は幼児化のまま、外見だけを取り繕うようになる。

いじめ、作為的な悪ふざけもそうだ。
そもそも、男がどこかの段階で、大人のプライドをもてば、そういう痛ましい事件は起きないわけだ。

それは男だけでなく、女にもいえることで 「女らしく」 も、性別上のプライドだと思うね。
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2019年11月15日

手かざし

木曜ドラマ 「ドクターX 外科医 大門未知子」 演じる、主演の 「米倉涼子」 は、オペが終了すると、決まって患者の体に手をかざす。

まるで生命エネルギーという、オーラを放射しているようで、唯一 「スピリチュアル」 な場面だ。
「手術」 「手技」 「手当て」 というほどだから、彼女の手には、相当な力が宿っているように思える。

子どものころ、痛いところを手でさすってもらったりすると、少し痛みが和らいだことはないだろうか。
その理由はわからないが、朝日を浴びるような、プラスの免疫力もあるようだ。

そんな手は、人肌にあてたり、手を握ったり、手を差し出したり、気持ちを伝える通り道でもある。
「手を洗いなさい」 と言われるのは、人と人 「生命の源」 は、手と手の神聖な交換なのかもね。

お祈りで手を合わせる、神社で柏手を打つなど 「気の道」 にも、つながっていそうだ。
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2019年11月14日

美声医師

予約の歯科医で、歯の定期検診をしてもらった。

診察椅子の患者は 「まな板の鯉」 となり、見ず知らずの白衣を着た医師や看護師に、口の中へ指や器具やらをいれられて、まるで歯の 「ドミノ倒し」 のように検査が行われる。

歯茎は神経が通っているので、どうしても緊張が張りつめる。
そんなとき、看護師に優しい言葉をかけられると、心の 「親和欲求」 が分泌されて安心する。

入院経験はないが、患者が女性看護師に、母親に似た親近感を抱く気持ちはわかる。
密着距離で放つ、声のトーンがやわらかかったりすると、治療の痛みや不安は緩和するもの。

その接触が繰り返されると、自然と異性への錯覚を起こしやすくなる。
これが男性医師だと頼もしいが、女性の石鹸のような香りを感じないので、楽しみが半減する。

どんな美人医師 (看護師) よりも 美声医師 (看護師) のほうが、患者としては心が和らぐ。
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2019年11月13日

土の匂い

今週、複数の親しきお客さんから、柿や梨、ニンジンに紫タマネギ、トマトなど、秋の彩りをいただいた。

農家の方もいれば、ご自宅の庭木で菜園した人、近隣のおすそわけなど、優しさに触れた実りの秋。
柿の表面には、少々の泥や傷もついており、土にまみれて収穫をした、人の心ある姿が思い浮かぶ。

何か返礼をと思うが 「いや、そういうつもりじゃないから」 と、そこに見えてくる 「心づかい」 に、一の不純なるものを含まない人情味を感じる。

食べきれる量ではないので、おすそわけのおすそわけながら、食べるというのはどういうことなのか。
そんな、根源的な 「土の匂い」 を、振り分けていきたい。

秋に限らず、これまでの情も含めて、この場を借りてお礼申し上げます。
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2019年11月12日

長州読破

450ページにおよぶ、長編ノンフィクション 「真説・長州力」 を読み終えた。

特段、プロレスラー 「長州力」 に思い入れはないが、何を隠そう、僕は 「プロレスファン」 だった。
過去、長州は 「革命軍」 「維新軍」 「ジャパンプロレス」 と、軍団を結成し、革命戦士を名乗った。
しかし、自らがレスラー兼社長として旗揚げした、最後の団体 「WJ」 では、放漫営業で崩壊した。

これはだれもがいうことで、団体のはじまりは 「俺たちは一枚岩だ」 と結束の固さをアピールするが、数年後にはことごとく解散してしまう。
「前田日明」 が率いた 「UWF」 が、何派に枝分かれしたときも、同じように理想と現実がかい離し、捨て鉢な感情を吐いて物別れして、結束が固いほど亀裂が入ると意外なほどもろいもの。

「反主流派」 のような志を持つ男同志が共鳴し、カリスマにケンカを売っていたころが団結力を持つも、その次の目標を見失ってしまうと 「一枚岩」 を誇っていた、選手間にもすきま風が吹いた。
プロレス界においては、その構図を例外なく繰り返してきた。
本の後半は少し読み疲れて、はしょるページも多かったが、一抹の寂しさも残る行もあった。

解散せざる得ない外因もあるが、その前の人間関係が崩れていた内因こそ、最大の原因だった。
本の執筆にあたり、長州の盟友 「マサ斉藤」 は取材に一切応じず 「アントニオ猪木」 も口を濁す。
「谷津嘉章」 は否定的な語り口 「キラーカーン」 は毒舌でまくしたて、弟子の 「佐々木健介」 とは、絶縁状態で 「分裂後の真実」 は、誤解と闇に葬られている。

唯一、維新軍団の名参謀 「アニマル浜口」 だけは、だれの味方をすることなく、リングを降りた。
中には、事態を客観的に見ることのできる、知性を兼ねそなえたレスラーもいたのであろう。
最初は理想を同じくした一枚岩であれ、次第に考え方に溝ができ、修復できぬまま終わった。
最後は刀折れ、矢が尽きた印象だった。

理想を掲げて、船出をしたときが 「美しきピーク」 であろうか。
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2019年11月11日

無題雑記 209

「ターミネーター2」 の正統な続編として、27年ぶりに公開 「ターミネーター ニューフェイト」 を鑑賞。

熱狂的なファンをもつシリーズなだけに、前作に負けず劣らず、スケールアップした出来映え。
波乗りのような興奮を繰り返し 「強化型兵士」 という、新設定がストーリーに幅を持たせた。
胸のすくラストシーンではないが、終わるべくして終わった、言い知れない感傷で劇場を後にした。

いつもの三人で夜道を歩きながら 「ごはん、どこにする」 と素顔に戻る。
自身の生活、不規則に規則的な生活だが、年内はあと一本ぐらいは映画を見たいと思っている。

タイミングが合えば、次回はこれかな  「エンド・オブ・ステイツ」

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2019年11月09日

立冬到来

8日 冬のはじまりを告げた 「立冬」

暦の上、寒さは遅い気もするが、窓の景色を見ると庭木が紅葉している。

秋冬、夜長に物思う。
遠景の街の灯り、近景の木の枯葉など、寒さゆえに 「寂しさ」 を感じることがある。
だが、寒いからこそ、人との距離感が縮まるようで 「温かさ」 を感じることもある。

暮れが押し迫るにつれ、寒い夜を共にできる友こそ 「冬の友」 であったりするもの。
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2019年11月08日

家庭料理

来春 「ミシュランガイド新潟版」 が、出版されるという。
今も秘かに、覆面調査員が飲食店に潜入して、格付けチェック中なんだとか。

食の充実は 「人生の充実」 でもある。
だが、人は個性が違うように、それぞれの感受性も異なる。
何をどう味わおうが自由だし、それをどう解釈するかも、個人の判断によるもの。

僕は、おいしい店を探してまで列に並んだり、予約をしてまで食べたいとは思わない。
また 「食べに行かねば損」 「流行に乗り遅れる」 「一人でも多く人に食の楽しさを伝えねば」 など、不要な使命感に燃えないのは 「家庭料理」 が、一番美味しいと思っているから。

食事へ出かけて、店に文句を言ったこともない。
それは 「自分に合わなかった」 だけで、気に入らなければ、次から行かなきゃいいだけのこと。
文句を言うような店を選んだのは、自分の判断と直感であり、言うとしたら衛生面のことで、それ以外は黙って食べるのが、作ってくれた人への礼儀だと思っている。

食は個人の嗜好だから 「星の数」 も気にしない。
その前に、人様の経営に口出しをできる舌は持ち合わせていないし、僕にそんな資格もない。
卑屈ではなく、情報に群がって、すがりつくばかりの味覚や感性にいい加減、辟易したのも理由にある。
だから、自分の舌で判断した味覚と品質、接客や雰囲気、自身の経験こそ 「ミシュランガイド」 でさ。

グルメっぽいことを過剰に言い出すと、次第に 「普通の食卓」 でさえ、屈辱的に思えてくるもの。
見栄はキリがなく、結局あとから自分がツラくなるだけで 「虚勢の末路は見栄の上塗り」 となるから、堂々と気負わない自分を選択して、普通を宣言しても、いい年齢である。

その上で、たまには 「あの店に行ってみようか」 といえるのが、しなやかさで 「家庭料理」 に敬意を持てない舌が 「ミシュラン店」 で何を食べても、絶対に判断できないだろ (笑)

俺は古町の飲み屋で、これからの季節 「もつの煮込み」 をつまんでいるほうがいいや。
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