2019年10月18日

人面獣心

テレビの追跡番組で、旧知の同級生から金をだまし取り、返済を要求されるとシラを吐いては開き直る 「詐欺男」 をカメラが追った。

そんなパターンをいくつか特集した番組で、その手口は巧妙化し、顔見知りという利点を生かす。
最初は小さな要求を通し、そのうち要求を上げていく。
詐欺ではないにしろ、古典的な交渉術である。

日本人は、なかなかハッキリと断れない。
だれでも、似たような経験はあると思うし、善意につけこまれて、捨て金になったこともあろう。
騙す方に良心のかけらはなく、失敗すれば舌を打ち、人たらしな態度を豹変させる 「人面獣心」 ぶり。

うさんくさい話は、ハッキリと断れば、相手も 「こいつは脈がない」 とすぐに消えるもの。
なまじっか、いい人で対応すると 「脈ありだな」 と思われ、相手をつけあがらせてしまう。
人間性の発露を知っていれば、詐欺はなくならず、昨今の 「教師による教師のいじめ」 もそうだろ。

番組中、劇団の若き座長に六千万をだまし取られた女性がいた。
盗るほうも盗るほうだが、払うほうも払うほうで、年配ほど過信して、人に相談しない傾向がある。

結局、人が人を見る尺度は自分の目で、怪しいと思ったとき、身近に相談者がいるかは大事だよね。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする