2019年05月03日

座敷わらし

2日 雲ひとつない、紺青が広がっていた、GW6日目。

昼下りの部屋で文庫を読んでいたら、八神純子の 「思い出のスクリーン」 が流れてきた。
「おっ、そろそろ、来るな」 と思うと、消化不良をおこしたような、掃除機の音に追い払われた。

老眼鏡をかけて、右手に文庫、左手にコーヒーカップを持ち、そそくさと居場所をリビングへ移す。
するとまた、掃除機が追いかけてきて 「こりゃ、まずい」 と和室に避難する。
それでも、ボクの行く先々まで、怪獣ガメラのような形をした、掃除機が追いかけてくる。

あるときは椅子に腰をかけたまま足だけ上げ、その下の床を吸引ホースが前後左右に大きく動く。
また、あるときは 「じゃまだ、どけ、どけ」 といわんばかりに、ふくらはぎをホースで吸引される。
こうして、掃除機とのチェイスがはじまるが、妻は逃げるボクの姿をおもしろがっているようだ。

掃除中は出かけたいが、仕上げはボクの役目となる、ベランダの窓ふきがあるため、待機は続く。
そうこうしていると、またまた、掃除機がグングンと音を立てて近づいてくる。

「来たー、台所に避難だ」 とばかりに移動を繰り返す、中年 「座敷わらし」
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする