20代の一頃、眠らぬ街 「新宿」 に住んでいたせいか、昼夜問わず気分がひきつけられる。
その魅力は、駅構内を足早に歩く多くの足音、店先に流れる音楽に混じった話し声に笑い声。
大きな雑音の渦に巻かれ生活している、人の生命力や気どらない様式が存在している。
枠にとらわれない人が都会を形成し、そういう存在を許容する雰囲気がこの街にはある。
都会のアンダーグラウンドなイメージが漂い、ズルがしそうな連中がモミ手をして近寄ってくるような街。
人種のるつぼは 「来る者は拒まず、去る者は追わず」 さながら、コンクリートジャングル。
夜の歌舞伎町のネオンを浴びて歩くと、酒場でジャズを聴きながら、隣の不良外人がマリファナを勧めてくるような、ダーティーなイメージこそあるが、ありのままで立ち寄れる 「新宿の雰囲気」 が好きだ。
その代わり、ボクの本籍がある、今の 「渋谷」 は、ガキのたまり場のようで、あまり好きになれない。
2019年05月08日
2019年05月07日
日常戻る
何の変哲もない、日常が戻った。
世間の憂鬱と裏腹に、連休明けの平日はホッとする。
そこには、慣れ親しんだ雰囲気があり、自分でも気づかぬうちに変わっていく毎日がある。
昼下りのコーヒーショップでは、主婦らしき女性たちが目立つ。
夫は朝から会社へ行き、子どもを保育園や小学校へと送り出し、掃除や洗濯にとりかかる。
買い物ついでにお茶を飲み、スマホを操作しながら、ぼんやりと時間をつぶしているのか。
連休は充実しているように見える人でも、私生活は意外と地味で寂しかったりするものだ。
「これぞ、日常なんだよな」 とアイスコーヒーを飲み干す。
買物を済ませたボクも、今日7日から仕事がはじまり、次の二連休は年末年始であろうか。
あと数日で 「つつじ」 は、満開となる。
世間の憂鬱と裏腹に、連休明けの平日はホッとする。
そこには、慣れ親しんだ雰囲気があり、自分でも気づかぬうちに変わっていく毎日がある。
昼下りのコーヒーショップでは、主婦らしき女性たちが目立つ。
夫は朝から会社へ行き、子どもを保育園や小学校へと送り出し、掃除や洗濯にとりかかる。
買い物ついでにお茶を飲み、スマホを操作しながら、ぼんやりと時間をつぶしているのか。
連休は充実しているように見える人でも、私生活は意外と地味で寂しかったりするものだ。
「これぞ、日常なんだよな」 とアイスコーヒーを飲み干す。
買物を済ませたボクも、今日7日から仕事がはじまり、次の二連休は年末年始であろうか。
あと数日で 「つつじ」 は、満開となる。
2019年05月06日
東京滞在
わが家にも 「ゴールデンウイーク」 はある。
5日 池袋で宿泊し、6日 新宿で過ごした、一泊二日の東京滞在。
初日 朝霞の伯母を訪問、夜は池袋で元会社の直属上司と29年ぶりに再会。
翌日 新宿では、別会社の元同期4人で顔を合わせ、変わることのない旧交を温める。
夕方 妻と 「小田急ハルク」 で合流し、昔二人でよく行った 「新宿つな八」 で天ぷらを。
新幹線の指定座席の時刻を繰り上げ、雨降る新潟に21時56分着。
5日 池袋で宿泊し、6日 新宿で過ごした、一泊二日の東京滞在。
初日 朝霞の伯母を訪問、夜は池袋で元会社の直属上司と29年ぶりに再会。
翌日 新宿では、別会社の元同期4人で顔を合わせ、変わることのない旧交を温める。
夕方 妻と 「小田急ハルク」 で合流し、昔二人でよく行った 「新宿つな八」 で天ぷらを。
新幹線の指定座席の時刻を繰り上げ、雨降る新潟に21時56分着。
2019年05月05日
時に愛は
新聞は 「社会問題」 をとりあげる媒体だが、テレビ同様に本音で語ることのできない部分もある。
今、声高らかに市民権を得ようと、限定的な意味も知らしめる 「 LGBT 」 (性的少数者)
ボクは 「ヘテロセクシャル」 (一般的な性愛者) だが、理解はあるほうだと思っている。
過去、該当する知人がいて、ナイーブな心をもちあわせていた。
性愛どうあれ、人として 「幸せを求める気持ち」 は大切にすべき。
だが、少数派の中には 「そっとしておいて欲しい」 と望んでいる人も含まれる。
「わかってくれる人がいればいいの」 と、健気な幸せを求めている人もいるんだ。
これまで 「公然の秘密」 だったことを、世間の風上に置かれ、理解以前に心のない興味にさらされて、心を痛めている人もいるだろうし、性的少数者であれ、異性も同性も愛することには変わらない。
市民権を得たい声もわかるが 「繊細な心に触れて欲しくない人」 もいる。
横断歩道と同じで、右を見たら、左も見ることを意識せねば。
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/460901596.html ( 同性愛者 )
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/444901349.html ( LGBT )
( PS )
高校2年の頃、学友に 「オフコース」 のコピーバンドのドラムを頼まれたことがある。
全く興味が異なるため断ったが、その時の楽曲に 「時に愛は」 があり、数年ほど前に You Tube でまじまじと聴いたら、歌詞がよかったんだよね。
「はじまりはいつも愛」 〜 「新しい いくつもの 嵐の訪れを」 〜
「時に愛は力尽きて 崩れ落ちてゆくように見えても 愛はやがて二人を優しく抱いてゆく」 〜
「ただ黙って、懐かしく、ボクを見つめている」 末尾の行。
時の愛にウソはなく、別れてしまったが、彼を信じたことで報われた 「愛ある別れ」 の意味かな。
男女に限らず 「愛に焦点」 をおけば、充分に理解できる歌詞だよね。
今、声高らかに市民権を得ようと、限定的な意味も知らしめる 「 LGBT 」 (性的少数者)
ボクは 「ヘテロセクシャル」 (一般的な性愛者) だが、理解はあるほうだと思っている。
過去、該当する知人がいて、ナイーブな心をもちあわせていた。
性愛どうあれ、人として 「幸せを求める気持ち」 は大切にすべき。
だが、少数派の中には 「そっとしておいて欲しい」 と望んでいる人も含まれる。
「わかってくれる人がいればいいの」 と、健気な幸せを求めている人もいるんだ。
これまで 「公然の秘密」 だったことを、世間の風上に置かれ、理解以前に心のない興味にさらされて、心を痛めている人もいるだろうし、性的少数者であれ、異性も同性も愛することには変わらない。
市民権を得たい声もわかるが 「繊細な心に触れて欲しくない人」 もいる。
横断歩道と同じで、右を見たら、左も見ることを意識せねば。
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/460901596.html ( 同性愛者 )
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/444901349.html ( LGBT )
( PS )
高校2年の頃、学友に 「オフコース」 のコピーバンドのドラムを頼まれたことがある。
全く興味が異なるため断ったが、その時の楽曲に 「時に愛は」 があり、数年ほど前に You Tube でまじまじと聴いたら、歌詞がよかったんだよね。
「はじまりはいつも愛」 〜 「新しい いくつもの 嵐の訪れを」 〜
「時に愛は力尽きて 崩れ落ちてゆくように見えても 愛はやがて二人を優しく抱いてゆく」 〜
「ただ黙って、懐かしく、ボクを見つめている」 末尾の行。
時の愛にウソはなく、別れてしまったが、彼を信じたことで報われた 「愛ある別れ」 の意味かな。
男女に限らず 「愛に焦点」 をおけば、充分に理解できる歌詞だよね。
2019年05月04日
先刻の夢
3日 さわやかな陽が降り注ぐ、GW7日目。
自身の明け方、トイレに目覚めて、それまで見ていた夢が途切れた。
いい夢だったので、再びベッドに戻り、夢の続きを見れたらいいと、春眠暁を覚えず。
春先から初夏は、起きねばと思いつつ、少し窓を開けて、惰眠に浸ることがある。
夢は 「深層心理」 だという。
公開できるほど、メルヘンな夢を見ることもないが、心の片隅に残っていることがあるのだろう。
ほとんどは抽象化されているので、いつまでも記憶に貼りつくことなく 「先刻の夢」 は忘れてしまう。
夢精 ? ・・ するわけねえだろう !
自身の明け方、トイレに目覚めて、それまで見ていた夢が途切れた。
いい夢だったので、再びベッドに戻り、夢の続きを見れたらいいと、春眠暁を覚えず。
春先から初夏は、起きねばと思いつつ、少し窓を開けて、惰眠に浸ることがある。
夢は 「深層心理」 だという。
公開できるほど、メルヘンな夢を見ることもないが、心の片隅に残っていることがあるのだろう。
ほとんどは抽象化されているので、いつまでも記憶に貼りつくことなく 「先刻の夢」 は忘れてしまう。
夢精 ? ・・ するわけねえだろう !
2019年05月03日
座敷わらし
2日 雲ひとつない、紺青が広がっていた、GW6日目。
昼下りの部屋で文庫を読んでいたら、八神純子の 「思い出のスクリーン」 が流れてきた。
「おっ、そろそろ、来るな」 と思うと、消化不良をおこしたような、掃除機の音に追い払われた。
老眼鏡をかけて、右手に文庫、左手にコーヒーカップを持ち、そそくさと居場所をリビングへ移す。
するとまた、掃除機が追いかけてきて 「こりゃ、まずい」 と和室に避難する。
それでも、ボクの行く先々まで、怪獣ガメラのような形をした、掃除機が追いかけてくる。
あるときは椅子に腰をかけたまま足だけ上げ、その下の床を吸引ホースが前後左右に大きく動く。
また、あるときは 「じゃまだ、どけ、どけ」 といわんばかりに、ふくらはぎをホースで吸引される。
こうして、掃除機とのチェイスがはじまるが、妻は逃げるボクの姿をおもしろがっているようだ。
掃除中は出かけたいが、仕上げはボクの役目となる、ベランダの窓ふきがあるため、待機は続く。
そうこうしていると、またまた、掃除機がグングンと音を立てて近づいてくる。
「来たー、台所に避難だ」 とばかりに移動を繰り返す、中年 「座敷わらし」
昼下りの部屋で文庫を読んでいたら、八神純子の 「思い出のスクリーン」 が流れてきた。
「おっ、そろそろ、来るな」 と思うと、消化不良をおこしたような、掃除機の音に追い払われた。
老眼鏡をかけて、右手に文庫、左手にコーヒーカップを持ち、そそくさと居場所をリビングへ移す。
するとまた、掃除機が追いかけてきて 「こりゃ、まずい」 と和室に避難する。
それでも、ボクの行く先々まで、怪獣ガメラのような形をした、掃除機が追いかけてくる。
あるときは椅子に腰をかけたまま足だけ上げ、その下の床を吸引ホースが前後左右に大きく動く。
また、あるときは 「じゃまだ、どけ、どけ」 といわんばかりに、ふくらはぎをホースで吸引される。
こうして、掃除機とのチェイスがはじまるが、妻は逃げるボクの姿をおもしろがっているようだ。
掃除中は出かけたいが、仕上げはボクの役目となる、ベランダの窓ふきがあるため、待機は続く。
そうこうしていると、またまた、掃除機がグングンと音を立てて近づいてくる。
「来たー、台所に避難だ」 とばかりに移動を繰り返す、中年 「座敷わらし」
2019年05月02日
霧雨令和
平成の大晦日が終わり、令和元年の元日。
GWも5日目となり、霧雨が降り続く午後3時。
イタズラに過ぎる時にたまりかねて、自転車で下町の肉店まで、焼鳥を買いに出かけた。
焼鳥と鶏の唐揚げを、昔ながらの緑の紙に包むと、くるっと輪ゴムで縛られ、締めて940円。
自転車のかごにおいて、ゆっくりとペタルを踏むと、にんにくの香りが漂い、食欲をそそられる。
霧雨は降りやまない。
少々の雨で、いちいち傘を開くタイプではないので、これぐらいはへっちゃらだ。
雨の日は、軒先から軒先を濡れて走り、たまに雨宿りをしながら、また駆け出すようなガキだったから、霧雨はマイナスイオンみたいなものだ。
全身、霧雨で濡れたまま、自宅の玄関を上がると、妻は予想していたかのように 「ちょっと待った」 とバスタオルを用意していた。
「また、濡れて帰ってくるんだから」 と、いつもの台詞を浴びると 「傘さし運転をするよりいいだろう」 と濡れた言い訳をする。
もし、わが家に息子がいたら、教育上どんな子に育つかな。
GWも5日目となり、霧雨が降り続く午後3時。
イタズラに過ぎる時にたまりかねて、自転車で下町の肉店まで、焼鳥を買いに出かけた。
焼鳥と鶏の唐揚げを、昔ながらの緑の紙に包むと、くるっと輪ゴムで縛られ、締めて940円。
自転車のかごにおいて、ゆっくりとペタルを踏むと、にんにくの香りが漂い、食欲をそそられる。
霧雨は降りやまない。
少々の雨で、いちいち傘を開くタイプではないので、これぐらいはへっちゃらだ。
雨の日は、軒先から軒先を濡れて走り、たまに雨宿りをしながら、また駆け出すようなガキだったから、霧雨はマイナスイオンみたいなものだ。
全身、霧雨で濡れたまま、自宅の玄関を上がると、妻は予想していたかのように 「ちょっと待った」 とバスタオルを用意していた。
「また、濡れて帰ってくるんだから」 と、いつもの台詞を浴びると 「傘さし運転をするよりいいだろう」 と濡れた言い訳をする。
もし、わが家に息子がいたら、教育上どんな子に育つかな。
2019年05月01日
無題雑記 170
30日 GW4日目 午後1時00分起床
よほど疲れていない限り、時計をセットせずとも、だいたいの時間には、自然と目が覚めてくる。
連休中の予定はあるもの、それまではおちついたものだ。
当面の暇つぶし用に、新刊と古書をとりあわせて、5冊購入した。
短編小説やエッセイ、自伝などの乱読ぶりは変わらずも、強いて上げれば 「論ではなく、事実によって語らしめられた」 ノンフィクションが好きだ。
また、作者と知り合いになれた気もするし、ひとりなんだけど、本を読んでいるとふたりにもなれる。
それが軽妙なタッチで描かれていると、ページのめくりも速くなる。
こんな具合で、無雑作に本を積み上げて、GWのインターバルを活字で楽しんでいる。
よほど疲れていない限り、時計をセットせずとも、だいたいの時間には、自然と目が覚めてくる。
連休中の予定はあるもの、それまではおちついたものだ。
当面の暇つぶし用に、新刊と古書をとりあわせて、5冊購入した。
短編小説やエッセイ、自伝などの乱読ぶりは変わらずも、強いて上げれば 「論ではなく、事実によって語らしめられた」 ノンフィクションが好きだ。
また、作者と知り合いになれた気もするし、ひとりなんだけど、本を読んでいるとふたりにもなれる。
それが軽妙なタッチで描かれていると、ページのめくりも速くなる。
こんな具合で、無雑作に本を積み上げて、GWのインターバルを活字で楽しんでいる。