2019年03月28日

映画音楽

何年も前に、映画に音楽をのせる上で、2つほど原則があることを知った。

一つ目は、映像の弱いシーンでは、音楽を流すこと。
二つ目は、映像の強いシーンでは、音楽をひかえる。
クライマックスに向けて、音楽で気を引く手法 (伏線作り) らしい。
音楽を意識して、映画は見ていないが、心を揺さぶられたあらゆるシーンを振り返ると、違和感のない音楽が温かさをつむいでいたことに気がつく。

劇場で鑑賞した 「 GREEN BOOK 」 が、そんな感情に見合う作品だった。
よくある手法で 「さあ、みなさん、ここから感動する場面ですよ」 と、音楽に演出を強いていない。
シルクのような透明な広がりで、心象風景の色彩に合った音楽こそ、見る側に感動をあたえる。
この場面で、この音楽が流れていたら、安心して体温をおける、そんな感情がおきる。
日常生活の中で、忘れがちになっている、自分の感情を呼び起こせる音楽。

言葉にするとそっけないけど、映画音楽は感情を満足させる形として、ストーリーに自分がいるような、告白的な相乗効果を生みだす。

http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/464332778.html  ( GREEN BOOK ) 

posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Cinema Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする