2019年02月26日

使い分け

台所休みの日曜日。

妻と食の意見が一致し、自宅からほど近い寿司店へ。
行きつけの鮨屋はないが、カウンターで握りと思いきや、通された席は四人掛けのテーブル席。
「オーダーエントリーシステム」 が設置してあり、タッチパネルで注文する方法も取り入れられていた。
寿司店でこの手の操作は初めてで、手慣れた様子で送信をする妻の指先を見ながら 「寿司もか」 と遅ればせながらの便利に感心。

貝類が好きなので、握りはその類 (たぐい) が多くなる。
最初は 「厚焼き玉子」 「かんぴょう巻き」 をつまみに、小さなグラスにビンビールを注ぐ。
味に気をよくすれば、定番の途中で 「ゲソ」 を間にはさみ 「青柳」 「つぶ貝」 「バイ貝」 とつながり、最後も 「かんぴょう巻き」 で締める。
よく、白身魚から赤身魚へと注文するのが通だとかいうが、ボクは魚そのものよりも周辺ネタが好きで、歯ごたえの柔らかいものから、硬いものへと食指を移す方。

注文をタッチパネルでするか、口頭でするかの違いながら、鮨屋に慣れた人なら、カウンターに座って、店の人と少し会話をするぐらいはマナーだが 「開店12年目の夫婦の対話」 だったので、対面席で 「数年の出来事を駆け足で振り返る」 ことができた。

おいしい食事、おいしいウイスキーを飲んでいると、自然と 「おいしい会話」 になる。
おいしい卓を前に、他人の陰口や悪口をこぼす人とは、何となく疎遠になってしまうもの。
お寿司に限らず、心が通えば、おいしさの酒肴 (しゅこう) は増す。

中高年になれば 「浴びる酒より、味わう酒」 を覚え 「味わえる人」 とお店を使い分けるようになる。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする