2018年12月13日

無題雑記 150

今年の世相を表す、平成最後の漢字一文字は 「災」 に決まった。
災害級の気象や地殻変動など、人間の生活を脅かす出来事が多かった。

年末は、今年の流行語大賞 「そだねー」 のように、区切りの一年として総括される。
個人を振り返ると、ここ数年は字面一文字で心境を表さないのは 「無我」 の胸中だから。
それに 「過ぎたるは及ばざる如し」 のことわざがあるように 「過去に情けをかけない」 意味もある。

人は 「いい言葉」 で暮らしたい。
今年の夏、柔道部の後輩を誘い、駅前の居酒屋で納涼した。
誘った手前、会計を済ませると、自分も出そうとするが、受けとらずにいるとこんな一言。
「俺も仕事 (収入) をしていますから」 と、なおも手渡そうとする。
先輩と後輩なら 「ごちそうさまです」 で後腐れないが、支払いを譲り合うのも野暮なので、スマートに締めたものの 「対等な50代」 を意味するようになり 「印象に残った言葉」 だった。

東京に住む、幼なじみから、店にお歳暮が届いた。
即座にお礼の電話で近況を交わし、新潟で何か手伝えることはないか、50年来の旧交を温めている。
年賀状の宛名書きも終わり、あとは投函するだけ。
重んじる儀礼も然り、近年は簡素化した儀礼もとりいれ、気持ちの届けようも多種多様となる。

会社を辞めると年賀状一枚、電話一本かかってこなくなると嘆く声をよく聞く。
問い返せば、地位や肩書きを失えば、利益にあずかることがなくなるから、つきあいはそれまでとなる。
その後のつきあいが、人間性に行き着くので、離れて初めて 「人の本音」 を知るようになるものだ。
そのためにも 「おごれるもの久しからず」 そんな言葉を胸に晩年を過ごして生きたいよね。

思うことを羅列したが、タイトルを決めずのオムニバス (無題雑記) も、今回で150本目。
「名無しの権兵衛」 がしみじみとつづる、四捨五入して50代最後の 「おやじ心」 である。  
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする