2018年10月08日

友来たる

「友、遠方より来たる」

7日 秋の透き通った風が 「ちぎれ雲」 を吹き飛ばしていた午後。
こういう日は、だれか遠方より、懐かしい人が現れるような気がする。

日曜営業、定刻に看板を灯すと、ひとりの男性が来店。
30年前、新潟東堀の 「プールバー」 で、一緒に仕事した仲間で、20年前の結婚披露宴にも招待し、スピーチという大役をお願いしたほど、信頼を寄せたひとりである。

彼は東京在住のため、年賀状と電話で交流をつなぎ、こうして会うのも、20年ぶり。
翌朝 「新潟シティマラソン」 フルコースに挑戦するので、それほど長居できぬ中、過去のエピソードを楽しみながら、過ぎた時間の長さにあらためて気づいた。

ボクの黒歴史となるが、彼に不義理をしたことがある。
当然、他意はなく、単純に確認を誤ったための大失態。
29歳、彼の結婚披露宴に招待され、スピーチをお願いされていたのだが、披露宴の日取りを間違い、空席を作ってしまった。
本気か冗談かつかなかったが、どちらに転んでもいいように、数日前に簡単な原稿は用意しておこうと、招待状を見返したら、すでに終わっていたというのが真相。

その直後、彼の家に出向き、新婚夫婦に詫びを入れたのは言うまでもなく、あの失態は赤面ものであり 「しょうがねえなあ」 と言われたりもしたが、怒っているわけではなく、その器量に感謝することしかり。
4年後、今度はボクの結婚披露宴でスピーチをお願いし、そのときの失態をユーモラスなネタに変えて、祝いの席を見事に和ませ、利子をつけて報復された (笑)

花火のように大騒ぎしていたこともあったが、青春にけじめがついたころ、どこか芝居がかった別れより 「じゃあ、またな・・」 そう言って自然な距離を計れた関係。
縁は遠ざけず 「ちょっと違う道を歩むから、この先でまた会おうぜ」 敬愛ゆえの船出。

年齢は、ボクより2歳上だが、つきあいにルールなどなく、その先にも 「上手な楽しみ方」 があるだけ。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする