2018年10月10日

黄金の左

「黄金の左」 (左差し) の異名をもつ、昭和の横綱 「輪島」 が、70歳で死去した。

相撲に興味を持ったのが、小学4年生の 「輪湖時代」
人気は大関 「貴ノ花」 と二分したが、強すぎる横綱 「北の湖」 の好敵手の輪島寄りだった。
引退後、年寄株を借金の担保に入れて廃業し、プロレスに転身したが、爆笑地獄に叩き落とされた。

インドの狂虎 「タイガー・ジェット・シン」 との遺恨マッチは注目をされたが、プロレスのセンスがなくて、目の肥えたファンから、失笑されていた。
痛快なエピソードは、リングで相手に 「足4の字固め」 をかけにいったところ、技のかけ方が怪しく  「輪島さーん、足の方向が逆ですよ」 「輪島さーん、次はコーナーポストから、ニードロップです」 など、会場で観客から動きを指摘されながら、プロレスをしていた逸話を知る。
まあ、新日本でデビューした元横綱 「北尾光司」 より、全日本デビューの輪島の方が愛されていたし、それにプロレスのルールを知らず、リングに上がっていたから、昭和のレスラーは個性派揃いだよね。

コレ、書いていいかな・・
柔道部 (道場) の2歳上の先輩が練習後 「黄金の左だ」 と叫んで、突然目の前で 「センズリ」 をこきやがって、オレ、一目散に逃げたことがあるもん。
体育会系はアホの集まりだったけど、新潟県下では一番強い道場だったから、プライドを保てたんだよ。

最後の行は、余計だったかな (笑)
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2018年10月09日

無題雑記 145

わずか1ヶ月のうち、3度も三連休が含まれ、連休最終日となる8日の休日は、少し疲れを感じていた。

予定なき休日 (以下、日曜表記) 賑やかな場所や時間帯を避け、夕方に夫婦で出ることが多い。
買い物帰り、おちついて夕食をしたいとき、ホテルなどのレストランはうってつけの場所となる。
日曜の夜は、街の雰囲気は静かだし、飲食店も空いてるので、疲れを抜くには適した雰囲気だ。

しかし、通された席には、アタリとハズレはつきもの。
食事と会話を楽しみたいのに、団体の打ち上げ客、騒がしい家族連れがいると長居は避ける。
小さな子どもが騒ぐことには、寛容な方であるが 「これだけは勘弁してほしい」 のがある。
公共の場で親が子どもを 「かまいすぎる」 から、なおさらはしゃぐことこの上ない。

今夜がそんな日で、隣席に3人の子を連れた、甲高い声の母を先頭に、騒がしい家族6人が座った。
他に空席があるのに、なぜウェーターは隣の席に通したのか、少し無神経にも思える。
席に仕切りはあるが、おちつきのない家族は、大人と子どもの時間を毅然とわける習慣がないようだ。
こういう場所では、夜は 「大人の時間」 であることを区別させて、行儀よく躾けていくのにね。

日曜の夜は、ホッとできる 「癒しの時間」 を求めている。
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2018年10月08日

友来たる

「友、遠方より来たる」

7日 秋の透き通った風が 「ちぎれ雲」 を吹き飛ばしていた午後。
こういう日は、だれか遠方より、懐かしい人が現れるような気がする。

日曜営業、定刻に看板を灯すと、ひとりの男性が来店。
30年前、新潟東堀の 「プールバー」 で、一緒に仕事した仲間で、20年前の結婚披露宴にも招待し、スピーチという大役をお願いしたほど、信頼を寄せたひとりである。

彼は東京在住のため、年賀状と電話で交流をつなぎ、こうして会うのも、20年ぶり。
翌朝 「新潟シティマラソン」 フルコースに挑戦するので、それほど長居できぬ中、過去のエピソードを楽しみながら、過ぎた時間の長さにあらためて気づいた。

ボクの黒歴史となるが、彼に不義理をしたことがある。
当然、他意はなく、単純に確認を誤ったための大失態。
29歳、彼の結婚披露宴に招待され、スピーチをお願いされていたのだが、披露宴の日取りを間違い、空席を作ってしまった。
本気か冗談かつかなかったが、どちらに転んでもいいように、数日前に簡単な原稿は用意しておこうと、招待状を見返したら、すでに終わっていたというのが真相。

その直後、彼の家に出向き、新婚夫婦に詫びを入れたのは言うまでもなく、あの失態は赤面ものであり 「しょうがねえなあ」 と言われたりもしたが、怒っているわけではなく、その器量に感謝することしかり。
4年後、今度はボクの結婚披露宴でスピーチをお願いし、そのときの失態をユーモラスなネタに変えて、祝いの席を見事に和ませ、利子をつけて報復された (笑)

花火のように大騒ぎしていたこともあったが、青春にけじめがついたころ、どこか芝居がかった別れより 「じゃあ、またな・・」 そう言って自然な距離を計れた関係。
縁は遠ざけず 「ちょっと違う道を歩むから、この先でまた会おうぜ」 敬愛ゆえの船出。

年齢は、ボクより2歳上だが、つきあいにルールなどなく、その先にも 「上手な楽しみ方」 があるだけ。
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2018年10月07日

急診抜歯

年齢を重ねると 「歯・目・マラ」 の順番に衰えると聞いていたが 「髪」 も加えたいところ。

順不同、進行性の衰え 「マラ」 は、男の秘密として 「目」 は、適宜に老眼鏡を使用。
「髪」 は、過去一年、一本7千円の高級育毛剤を12本使用したが、効果を感じぬまま黒歴史で終了。
まだ、白髪はなく、黒々しているのは、いかに頭を使っていないかの表れだ。

「歯」 であるが、ついに奥歯の下一本が歯茎の衰えにより、大きくぐらつきだし痛みがともなってきた。
5日夜、市販の鎮痛剤で痛みをおさえていたが、翌日には我慢ならずに近場の歯科医へ急診。
腫れはひいて、痛みもおさまったので、わずかな興奮を覚えながら、抜いてほしいことを伝える。

20年前、親知らずを抜いて以来 「永久歯」 ははじめて。
抜歯後 「女の子が処女を失ったとき、こんな気持ちになるのかな」 と、謎の放心。
長年、役割を果たした歯はお役目ごめんとなり、処方された鎮痛剤と抗生物質を服用しながら、ポッカリ開いている穴に舌をあてて、これからの処置に 「好奇心」 がくすぐられている。

今はもう、滑舌は 「絶好調」 である。
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2018年10月05日

街中考察

再来年3月、新潟三越の閉鎖により、中心部 「古町エリア」 の空洞化が懸念されている。

過去、あらゆる対策案を講じても、決め手に欠けてきた。
人と同じで、時代と年齢、時間軸には敵わないように、これも栄枯盛衰。

一考 「古町に何を求めている」 か。
若い世代は 「思い入れはない」 というし、熟年世代は記憶になぞられた 「さびしさ」 を口にするし、それぞれの思いは玉石混交。

そこで一度、欲求を整理する。
「最低限、これがあれば生活の欲求を満たせるのはなにか」 を再考してもいいと思う。
衣食住、暮らしに直結する食料品店や飲食店、医療環境や金融機関、それを連動する交通環境。
街に高級ブランド店やアミューズメント施設がなくても、シンプルに暮らせるおちついた環境。

昔のイメージに捕らわれて、それを基準に考えるから、喪失感にかられるんだと思う。
形骸化を悲観にとらえず、限定された行動半径のライフラインが整備されているかであってさ。
来街客を呼ぶ商業計画も大事だが、地元の住環境ありきで、突飛な華やかさにこだわるべきでない。
およそ特徴のない街になるが、必要な機能が揃っていれば、安心して暮らしていける住むこだわり。

時代にも、棚卸がある。
期首在庫がいつまでもないように、消費と仕入れがあって、期末在庫となる。
「最低限の必要在庫はなにか」 それが街の 「棚卸資産」 だから、悲観することでもないんだ。
優良在庫を置いておけば、細々ではあるが人は集まると思う。

ボクが自家用車を必要としないのは、街に住環境と交通機能が整っているから、なくても充分。
高齢社会でも安心だし、最先端のアイテムや流行があれば充実するが 「おまけ」 程度に思ってれば、欲求に一喜一憂せずとも、空洞化に惑わされすぎずにいられるのでは。

三越の閉鎖で、ひいきにしていた、土用丑の日のうなぎ店、一部の洋服店やテナントは失う。
売却がうまくいけばいいが、個人的に生活上の根源以外に、書店と喫茶店、顔の利く飲み屋があれば、年齢的に充分だ。

街への依存度が多く、満たされぬ思いが募るなら、少し欲求を小さくしていくことも在り方かと思う。
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2018年10月04日

共感年齢

いつもの夜道で 「キンモクセイ」 の香りが漂うようになってきた。
その香り、どこか疲れを包みこむかのように、人を安心させる 「秋の日常」 をくれる。

3日 午前11時30分 起床。
深夜、ミートソースのパスタを食べて、あまり時間を置かずに寝たので、少し胃がもたれていた。
正常な胃に戻すため、椅子に座り、3日付のブログを書いて過ごす。

13時 天気がいいので、妻が音楽を流しながら、家中の窓を全開にして掃除をはじめた。
その間、昼風呂に浸かり、気分をリフレッシュする。
家の空気も清々しくなり、外の陽気につられて、普段とは違う距離をもって、自転車で買物へ出かける。
食材流通センターに本町市場、主に仕事にかかわる食材を求め、最後はほぼ日課の万代で買い足す。
途中、生花店で 「デンファレ」 を3輪購入して、今夜カウンターに飾った。

さて、こんなオッサンの日常を記したブログを公開し 「オレはアホか」 と自虐に思うこともあるのだが、同年代のお客さんから読んでることを告げられ 「安心する」 一言で、自虐が氷解した。
年代が近いと、これまでの経験から得た知識や知恵も含め、共通した境遇における悩みなど、共感することもあるし、無意識につながりを欲する。
要するに 「俺だけでなくて、おまえも同じなんだな」 そんな同情めいたところに、皆それぞれに安心や癒しを求めている節があるんだろうね。

そこには、男だから男にしかわからない閉鎖的な世界だけでなく、今の年齢は女性も含んでくる。
それもそのはずで、人間の多くは最後 「男と女」 のペアで、近い年齢同士で天寿を全うするのだから、性別な括りは取り払われるようになり、これからは気軽な人つきあいに特化してくると思える。
その意味で、建前だけの男と女の括りはなくなり、次第に友情にも似たつきあいは広がるだろう。

まあ、変に調子ずいて、指先がここまで書かせたが、人生は次第に気軽となり、変に構えることもなく、補え合える 「共感年齢」 になるんじゃないかな。
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2018年10月03日

Jazz Talk Vol.86

書店で目を引いたのが、今月2日発売のジャズのCD付マガジン創刊 「絶対名曲」 コレクション。

その昔 「ジャズに名演あれ名曲なし」 と論じた批評家がいた。
「乱暴な意見だな」 と思いつつ、ジャズは演奏が聴かせどころでもあるので、意見はわかりそうなもの。
だが、原曲あっての選曲であるため 「名曲知らずに名演あらず」 とも言えるだろう。

聴く側の立場からすれば、ジャズの名曲を知っていれば、必然的にポテンシャルは高くなる。
しかし、手垢のつきすぎたスタンダードだけで構成されたアルバムは、素材感にあきがともなう。
そうならないために、優れたカバーで名曲に輝きを増すことにおいて、聴きどころもハッキリしてくるが、必ずしも名曲だけを知っていればいいわけではなく、スタンダードとオリジナルのバランスが調和してるアルバムが好きだ。

ボクの経験で語れば、名盤と呼ばれるアルバムは、聴き手をあきさせない工夫がほどこされている。
全部の曲が全部いいことはないし、ゴキゲンな曲が2〜3あれば上出来で、完璧さを求めていない。
ライヴの選曲も同じで、何の工夫もないスタンダードを延々と聴かされるより、オリジナルも含まれてると違った角度で旋律を感じやすく、その人の個性が伝わってくるので、構成で用意してほしいところでね。

ジャズの耳を鍛える、気楽な教則本ともなる本企画。
「後藤雅洋」 監修の元、次世代につながるわかりやすい名曲で構成されている。
名曲と名演のバランスがよく、なおかつ、それぞれの原曲に優る劣らぬ、個性的な表現が印象だった。

今さらではなく、あらためて耳を傾けると、これまでとは一味違う、ジャズの旋律の魅力を感じる。

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2018年10月02日

Get Old With Me

女優 「樹木希林」 の告別式が行われたという。

7年前、長年別居中の夫 「内田裕也」 と結婚情報誌のCMで共演したことは、当時少し話題となった。
穏やかな海辺を背景に、紋付き袴と留め袖姿の二人が、少し離れて身をおき、発した台詞がこれだ。

希林 「結婚のいいところはなんでしょうね」
裕也 「ロッケンロール!」
希林 「こればっかり・・」 (呆れた表情で)

CMの製作者は 「結婚とはなんだろう」 そんな問いかけだったという。
もちろん、そこに 「あるべき答え」 は描かれていない。

夫婦には、多様性がある。
それを認めているからこその 「こればっかり・・」
合言葉は 「 Get Old With Me 」 (一緒に年をとりましょう)

ボクはこの言葉と出会うために、人は人と生きているように思えてならない。

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2018年10月01日

無題雑記 144

1日 午後1時にカーテンを開けた。

昨夜は、台風24号の迫りくる中、繁華街で過ごしていた。
それも、いつの間にか去り、荒い波しぶきのようにも聞こえる、巻き返しの強い風を残して北上。
昼の空は一面、冷たさをおびた、もの悲しいほどの青さだった。

部屋のカレンダーをめくると、9月の 「コスモス」 から、10月の 「シクラメン」 に替わった。
締切時間もないのに、今年の季節の変わり目はせっかちに感じる。
時間だけが、矢のように過ぎ行く現在。

人生は24時間、365日営業の 「コンビニ」 みたいなものだ。
 
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