2018年08月25日

月光仮面

連日 厳しい残暑は続くもの、この時期の 「日の入り」 は、18時30分頃となり 「19時開店のバー」 としては、看板に灯りを入れるタイミングがようやく合ってきた。

これまで、日が明るいうちに飲みはじめると、妙なる罪悪感をもつようで、心理的に空が暗くならないと、酒場のムードは盛り上がりにくい。
日の入りが早まれば、夜の時間が長くなり、バーに足を運ぶきっかけとなるから、願ったり叶ったりだ。

夜の仕事は、太陽よりも 「月に愛着」 を持つようになる。
今は 「月の出」 が、18時頃なので、東の方角を見ながら、店へ向かうことも多くなる。
これから、日の入りが早まるにつれ、月の輝きも増してくる。

「月の入り」 は、あまり知られていないが、今は3時30分頃。
帰路、西の方角に移動した月を見上げて、疲れを緩和している夜道もある。
さながら、月の出とともに姿を現し、月の入りとともに姿を消す 「月光仮面」 のようである (笑)

バー (酒場) は、ニッチな仕事だが、その隙間をふさいでしまったら、世の文化は味気がなくなる。
だれかが、こういう、夜の仕事をやらなきゃいけないし、こうして、これからの 「無縁社会」 に、少しでも貢献できれば本望だ。

夏休みが明けて、どこかつらい気持ちになるのは、一部の子どもだけの専売特許ではなく、大人だってそういう気持ちがあることを忘れてはいけないと思う。
長年、サラリーマン生活をしてきたから、経験的な機微は重々理解しているつもりだ。

人生に顔の通じる、1〜2軒はないと、感情が渇いてしまう。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする