2018年08月07日

街と町

7日 3日後の新潟まつりに備えて、近くの中学校の体育館から、天高く太鼓の連打が響いてきた。

今年は新潟まつり明けのお盆だから、里帰りや観光客で街中は賑わうだろう。
しかし、この猛暑により、イベントの集客は鈍っているようで、日中は小さな子どもを連れて出歩けない。
そんな、イベントといえば、毎年 「市民神輿の精鋭」 に、心ばかりの奉納品を受けとってもらっている。

自身の10代は、下町 (しもまち) 育ちである。
矛盾しているが、下町独特の連帯感と閉塞感を肌で覚えてきた。
東京からの転校生ということもあり、その感じ方は独修的であったようだ。

高い建物や迫力あるネオンが 「街」 であれば、素朴に人が暮らしているのが 「町」 であろうか。
それが下町で、人の気質を表す行動に 「家にいるときは、玄関にカギをかけない」 生活感があった。

夕方の路地裏に迷いこめば、匂いで家庭の献立がわかったし、日暮れになると台所のすりガラスには、裸電球に照らされた 「ママレモン」 のシルエットが浮かび、チャンネル権が絶対だったお父さん方は、冷えたビールを飲みながら、プロレスやナイターを見るのが楽しみの時代背景は、町に住む人の足跡と同じで、五感に触れる生活に張りがあった。

コンクリートに囲まれた街と、マンションに定住してしまうと、季節や風景が恋しくなるもの。
利便性のある 「街」 も好きだが、昔の船乗りたちが、星の位置を見て 「今いる場所」 を知るような、素朴な 「町」 の風物に、ホッとするときがある。

そのひとつが 「新潟まつり」 で、警戒心の強い現代において、俗世間を離れた平和な時間がある。
時代に思いを馳せ 「活力をつなげる桃源郷」

これがボクの思う 「街と町」 である。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする