2018年08月04日

恋に恋する

夏の太陽は 「ひと夏の思い出を作れ」 と若者をあおっている。

若者は集団催眠にかかったかのように、海や花火を背景に解放的な恋愛をしたがる。
すると仲の良い異性の友達にまで、恋愛対象を広げるから、後に話がややこしくなる。

劇的な出会いを求めながらも、現実は出会いのなさにしびれを切らす。
「とりあえず夏だから、手っ取り早い友好の輪の中で、お試し期間でつきあっています」 そんな感じ。

そして、日焼けの跡が消えるころ、別れ話を交わしている二人の光景が、初秋の夕日に浮かぶ。
「買いかぶりすぎた恋」 に冷静となり、今度はクリスマスに向けて、また同じ気持ちで恋をしたがる。

夏に生まれた恋は、シチュエーションに酔っているから、すぐに終わりやすい。
花火で出会った人が素敵でなく、花火で出会った恋が素敵だと錯覚するため、恋に恋をするんだ。

猛暑に悲鳴を上げながら、心は微妙に躁状態が続いているから、若者よ、今は太陽を見るな !
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする