2018年07月10日

生涯青春

先日 「中学の同窓会」 の知らせが届いた。

毎年、大なり小なり夏冬2回、学年規模で行なわれ、旧交を深めているという。
自身、仕事で出席できないので、よそごとな言い方にはなるが、それでも幹事が気を利かせて、平等に案内をくれるのはうれしい限りで、短く礼文を返すと 「安否確認よ」 (笑) とチャーミングな返信。 

昔ほど、同窓会は少なくなっている。
個人主義もいるし、今が充実してるから、過去を思い出にとどめておく人もいる。
それに、何度も同じことの繰り返しだと、いずれすべてが 「習慣」 になるだけで、どんな 「ヒット曲」 を聴いても、聴きすぎるとあきるのと同じように、何年に一度だから、人は出席するものだ。
頻繁に旧交を温める同級生もいれば、頻繁に顔を出すのは粋ではないとする同級生もいるし、出欠は最大限に認められる免罪符である。

昨秋、35年ぶりに、別クラスによる 「高校の同窓会」 があったという。
担任も元気だし、よくもまあ 「ヤンチャな連中が集まったな」 と感心した。
その後、老眼鏡をかけて、集合写真を見せてもらったが、男女ともにホトホトわからない。
しびれを切らした同級生が 「これがあの子で」 「こいつがあいつで」 と写真を名指しする。
最早、街中で出会っても、わからない顔ぶれとなり、相手がボクを見ても、受け合いになるだろう。

最近は聞かないが、一頃 「美魔女」 なんて言葉も流行した。
意味は 「年齢の割には、きれいな女性」 で、世間でいう 「おばさん」 を指す俗語。
個人的には、シワひとつ、シミひとつ、自然なことで 「年齢相応な美しさ」 があればいい。
それなのに、外見ばかりとりつくろい、内面の薄っぺらさをごまかそうとする方が、同い年として違和感を覚えるもので、キレイはステキだが、外見と内面が背き離れてると、淡い期待を寄せた分、少しがっかりするものだ (笑)

高校の同窓会。
毎年集まろうとの声も上がったようだが、意外にも冷静で今度は七年後の 「還暦」 にしたという。
同窓会で、初恋の思い出にウルウルして、頭をスリスリなでられ 「懐古の情」 に溺れると幼稚になる。
「また会える日まで、がんばろう」 とする、いさぎよさこそが、35年の歩みだろうし、同じ青春をすごした同士が共鳴しあい、日常の生活にそっと戻り合うことが、また会える元気と喜びじゃないかな。

大切なのは、今見える景色を慈しめれば、おのずと還暦になることを受け入れられると思うね。

理屈とは違う感性で、生涯青春 !
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする