21日 春分の日 東京に 「なごり雪」 がちらついたという。
春に舞う季節はずれの雪を見ながら、出会いと別れに期待と不安が入り交じり、過ぎた日々の情景が思い浮かぶ。
長年、新潟に在住してると、その情景は遥か彼方になるが、雪から桜に変わる慈しみは、どの季節より造詣が深い。
ボクは別れに感傷的にならないのは、別れは哀しみだけをあたえるものじゃないから。
別れで終わる関係もあれば、別れてはじまる関係も経験してきた。
いわゆる 「戦友」 というやつさ。
年齢的に、別れ慣れもしておかないと、晩年の孤独に耐えられなくなる。
もちろん 「愛ある別れ」 という意味でだよ。