15日 初夏のような暖かさだった、新潟市中央区。
午後の気温は22℃と、すこぶる陽気だった。
それなのに一歩も外出せず、寝室にこもり、惰眠をむさぼり、無気力状態で過ごした。
午後は、自由な時間があるので、出かけるなり、人と会うなりすればいいが、洗いたてのタオルケットの肌触りに心地よく包まれていたら、そんな気分にならなかった。
答えは単純で、素の自分なんて、こんなもんかもしれない。
「伸びきった膝では、ジャンプできない」 と同じで、たまに腰をかがめ、膝を曲げて、その反動でジャンプするための、午後の休息日。
あえて、買い出しするものもない。
明かりが灯るリビングに入って、大相撲中継に目をやると、中入り後の後半の取組に見入ることもなく、遅いシャワーを浴びてから、書斎でコーヒーを一杯飲み、店へ出かける身支度をはじめた。
16日 冬の寒さが戻るらしく、最低気温6℃だというから、体調管理に注意せねば。
深夜、寒さを告げる冷たい雨が降る中、客の忘れ物の傘を拝借し、とぼとぼと帰宅。