2018年02月08日

雪天の友

新潟市中央区の最低気温が氷点下となる 「冬日」 が、7日を入れて19日連続だという。

この最低気温の推移は、1986年以来、32年ぶりの長さだとか。
ここ10年ほど、1年間の寒暖差が激しく、冬は異常に寒く、夏は異常に暑く、秋と春が極端に短くなり、そのうち、冬と夏の 「2シーズン」 になるんじゃないか。

厳冬と大雪が続くと、日常生活に大きな影響を及ぼすばかりか、通常の商売にも打撃がこうむる。
しんしんと降る粉雪を見上げ、雪が解けきらない凍った道を慎重に歩き、体感温度に身をよじりながら、店へ向かう途中で 「こんな日にお客さんは来るのかな」 と思ってしまう。

「雨天の友」 という言葉がある。
「晴れた日は人が集まるが、雨の日に来てくれた人こそ、本当の友人かも知れない」 そんな意味だ。
言いなぞれば 「いいときはだれでも近寄ってくるが、逆境のときに寄り添ってくれるのが真の友」

商売も同じで、雨の日、風の日、雪の日の来店に情がなびくのは、理屈ではない。
こういう日に足を運んでくれた、行動の重さが宝物になり、感性がつながっていくような温かさ。
入院や不幸のとき 「こんなことでもなければ、知らなかった心の温かさ」 を感じた人もいるだろう。

毎年、この時季は、雨天の友ならぬ 「雪天の客」 に、まだ早い 「春の到来」 を感じる。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする