2018年01月05日

成熟年齢

今日5日、二十四節気の 「小寒」 (しょうかん) は、寒さが一段と厳しくなるころである。

近藤真彦の古いヒット曲 「ミッドナイト・ステーション」 (82) の歌詞の一部。
「ペーパーカップのココアを飲んで、寒い街角よく歩いた」
今なら 「プラスチックカップのコーヒーを飲んで、寒い街角よく歩いた」 字余りな歌詞に変更だ。

万代では、若いカップルのこうした光景を目にする。
真冬だけど、なんだか温かそうに映るので不思議だ。

そして、うれしそうによくしゃべる。
自分をわかってもらいたいのか、それとも沈黙がこわいのか、その気持ちはよくわかる。

その姿、可愛くもあり、幼くもあり、だから、若者は 「若い者」 なのである。
また、その過程も経験しないと、単なるおしゃべりとは違う、気持ちもからむ会話ができなくなる。

大人、それも 「成熟年齢」 になると表現上、聞くことが重きとなる。
一緒にいる時間が自然となり、あわてず、あせらず、いそがず、風格めいた雰囲気が出る。

それが楽しいかどうかは別として、おたがい伝えたい行間に余裕がある。
どの角度から見ても 大人には違いない。

若いカップルほど会話の間を保てず、甲高い声でムリに言葉を詰めこもうとする。
つまらない人と思われるのを気にする上、実は不器用で、それゆえに臆病なんだ。

大人のカップルには、雄弁さに加え、沈黙に色艶がある。
しかし、寡黙も過ぎると暗い人あつかいされるから、雄弁と沈黙の中間ぐらいが、いいんじゃないかな。

それにしても、寒い日が続く。
そろそろ、ボクの好きな 「アニタ・ベイカー」 のアルバム 「リズム・オブ・ラブ」 の三曲目。
「ボディ・アンド・ソウル」 を真夜中の店内に流したくなる、時節にさしかかってきた。

そんな寒い街角を歩いて来た、お客さんのコートを思わず、肩からはずしてあげたくなる心境である。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする