衆院選の期日前投票もはじまり、22日の投開票が楽しみである。
投票エリアは、新潟一区。
選挙には、必ず行く。
有権者の意地と本音だ。
11日の朝刊では、県内の小選挙区の候補者が、政策質問に答えていた。
12日の朝刊では、候補者の素顔 (私生活) が紹介されていた。
クルマに例えれば、政策は進行方向で、候補者はドライバー。
政策に共感すれど 「この人では、心許ないかなあ」 と、一票が乖離 (かいり) するときがある。
ひいき筋のタクシーに乗車したが、乗務員とウマが合わない、そんな 「人となり」 の肌感覚だよ。
いつの時代でも、庶民感覚、弱者の味方なる言葉で、同情票を集めようとする向きがある。
声を高げる候補者の中には、家柄も良くて、決して低い所得水準ではない、高所得者もいる。
会席プランにも、松竹梅があるけど、松の人が梅を先導しているような、違和感が鼻に突くんだ。
だから、偽善的な態度で同情票をあおるような候補者からは、マイナス思考に導かれそうでね。
それに 「パブロフの犬」 のように、世間の論調だけで、条件反射的に肯定と否定をする人もいるが、犬のよだれと同じで 「この風潮はまずいな」 と感じるときもある。
アイドルの総選挙じゃあるまいし、日本の将来を担う総選挙とは、熱狂というより、冷静さなんだよな。
大した政治感覚や知識もないけど 「だれに投票しようか」 (笑) と、一票の優越感に微笑んでいる。