2017年09月01日

組んで投げる

連日 録画予約した 「柔道世界選手権」 を見ている。

ここ3〜4年で 「あたりまえの柔道」 を見られるようになった。
それまでは、ポイント制の導入で 「ジャケットレスリング」 を見ているようだった。

特にひどかったのが、08年 「北京五輪」 のころで、組み合わない 「組み手争い」 と、タックルめいた 「かけ逃げ」 ばかりで 「これは柔道じゃないぞ」 と武道の精神を損なう、見苦しい試合ばかりだった。

「勝者が絶対」 の思想がある。
否定はしないが、それをいびつな形で追い求めた結果 「勝てば官軍」 で美しさを失った。

それが、ようやく改心され 「しっかり組んで、しっかり投げる」 本来の柔道を取り戻した。
それも、立ち技だけでなく、寝技、関節技、絞め技、複合連携技もあり、柔道の技は奥が深い。

ボクは、13年間も柔道を続けたのに、大した結果も残せずに引退した。
だけど、勝ち負け以上に、男らしく組み合って技をかけあう、純粋な真っ向勝負に魅了された。

そうじゃなかったら、帯を締める資格は問われただろうし、思春期の時間を費やさなかったと思う。
もし、柔道を続けてなかったら、横道に外れたかもしれないし、後の考え方にも影響を与えただろう。

高校時代、名門 「k大」 柔道部に推薦の話もあったが、もう燃え尽きたから、そんな気はなかったし、中途半端な肉体と精神で入部しても、赤子の手をひねられるように、ボロ雑巾にされたと思う。

それらしいことを言っても 「へっぽこ柔道」 ながら、軽中量級クラスだったので、男子60キロ〜75キロあたりの階級には、闘志を投影してしまう。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Sports Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする