2017年08月31日

無題雑記 92

店の看板を定刻に消して、只今帰宅。

雨上がりの夜道を歩きながら、ようやく8月も終わりかと、ふと空を見上げて思った。

29日 北朝鮮が日本に向けて、ミサイルを発射した朝の6時。
街の警報システムは聞こえたが、新品の携帯電話が警報を伝えなかった。

ネットはつないでないし、ガラケーは作動しないのかと、気にせずに軽く考えていたら、その日の夕方、妻から電話がつながらないことを指摘された。
昨夜まで正常に使用できていたのに、こんなことがあるのかと、サービスセンターへコールしたところ、本体に関することで、販売店に初歩的なミスがあり、それは済んだことなのでいいさ。

それより、感心したのは電話を介して、小学生でもわかる言葉で説明し、的確に対応してくれたこと。
それがオペレーターの仕事なので、感心も何もないのだが、ボクのように聞きたくて聞けない 「時代の迷い子」 を相手に急かすことなく、専門用語をひけらかさず、丁寧な対応が印象に残った。
逆に、こちらが恐縮したぐらいでさ (笑)

30日 感謝デーのスーパーのレジに並ぶと、しばらくお見かけをしていなかった、ベテランの店員さんから 「お久しぶりです」 と、気軽に声をかけられた。
それをきっかけに、一言二言 「少し心配していました」 と心地よく返す。
シンプルな接客に、会話を通したうるおいなど求めていないが、適時の余裕に人柄を感じる。

そんな共通点は、多機能の電子機器を操作しながらも 「人を見ている」 ことに尽きる。
つまり、接客と作業を同時にこなせることが 「プロフェッショナル」 なんだろうね。

さあ、これから録画した 「2017 世界柔道選手権」 を見ながら、食事に一杯付ける。

その緊張を見終えたら 「エンタの神様」 で大笑いして、また、明日へ気分を備えるとするか。
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2017年08月30日

愛 鍵

あらら‥ 今井議員との不倫なら目をつむれるが、政務活動費の横領になれば、擁護できないよな。

今年の流行語大賞に 「一線は越えていません」 は、ノミネートされるだろう。

泥々しい関係は置き、男女に 「今までおつきあいした人数」 を聞いたら、その基準はなんだろう。
デートした人数、キスした人数、ズバリ、セックスした人数など、年代により恋愛観や性愛も異なるから、実際のカウントはむずかしい。

そもそも、事の成り行きもあろうし、カウント自体、怪しいものである。
抱きながら、前の彼女のほうがよかったとか、前の彼氏のほうがうまかったなど、頭の中では違う相手を想定していたり、そんなのまで含めたら 「狂い咲き」 どころか、もう 「野暮天」 だよな。 (笑)

ボクが思うには 「本命は合鍵を交わした人数」 が、一定の判断になるんじゃないかな。
もちろん、箱入り娘や自宅通いなど、家庭環境の違いによる本命もいるが 「おためし同棲婚」 による、相性診断のようなことは大事であろう。

おたがいの部屋にお泊りすれば、いろんなことを知るようになる。
寝室で見つけた長い髪、洗面所のポーチ、玄関には女性用の傘、意外と流し台の下を開けて見ると、見慣れぬ調味料が並んでいれば 「いやだ、私だけじゃないの」 と、疑念を抱いたりさ。

そんな、二股疑惑の 「プレイボーイ」 まで、交際履歴に加えれば 「黒歴史」 に刻印されてしまう。
だが、あなたしか知らない黒歴史だから、心が痛まなければ、気にすることはない。
もし、気になるようであれば、自分の一線 (ボーダーライン) を作っちゃえばいいんだ。

正式につきあった人数は、手料理を食べてくれた人、親と会ってくれた人、一緒に泊りがけで旅行に行った人など、自分で基準を決めておけば、一線に関する主導権を握れるんじゃないか。
仮に10人と寝ても、私の手料理を食べたのは3人だから、本命は3人で申告すればいいんでさ (笑)

まあ、合鍵だといやらしいから、スペアキーでもいいや。
昔みたいに、鍵を軒先の鉢植えの下、牛乳箱の底に置くのではなく、正式に渡された鍵のことね。
合鍵がわかりやすい人数だと思うし、それ以外は違うのかといえば、そういうことではない。

肌と肌が触れ合って、始まることもあるけど、男なら価値観が出来上がってくる30歳ぐらいの年齢こそ、性欲先行でなく、物事をつなげて考えられるようになるから、男は結婚適齢期になるわけでさ。

「秘すれば花」 なる言葉はあるが、男女には 「毒にも花あり」 もあるから、わからないんだよな。
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2017年08月29日

ブックカバー

本が好きでね。

コーヒーショップで、くつろぎながら。
居酒屋のカウンターで、手酌をしながら。
ベンチに腰を下ろし、弱い光を浴びながら。

そのシーンは、ひとつだけではない。

待ち合わせた場所に相手が遅れても、おちついて待っていられる。
遅れたあてつけに読んでいるのではなく、これが自分の素である。

待ち合わせの時間とは、自分の時間だが、相手の時間でもある。
本にのめりこんでいると 「ゴメン、待った‥」 と、少し息を切らして、正面の席に着く。

意に介さず 「いや‥」 と本を閉じると、ここへ来る途中の出来事を語りはじめる。
そのときは、もう本に用はなく、テーブルに、冷めたコーヒーカップと温かいコーヒーカップが二つ揃い、それまでの時間をつないでくれた、真新しい 「ブックカバー」 が、隅におかれているだけ。

本は 「リラックスできる時間」 をつないでくれる。
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2017年08月28日

ガラケー

通算、7台目となる 「ガラケー」 に機種変更した。

「スマホにしなよ」 と言われるが、コトは電話とメールで足り、便利 (コンテンツ) にもほどがある。

時流に乗らないと、変人扱いされそうだが、生きていく上で、特に困ることもないし、SNSで友達の輪を広げて 「いいね」 したことも、鍵をこじ開けてまで、友達申請したこともない。

ガラケー売場なんて、お店の隅に追いやられて、さびしいもんだよ。
スペースは、猫の額ほどしかないが、時代遅れになろうと、消えゆくガラケーにならないでほしい。

いづれ、シンプルさが 「見直されるときが来る」 と思うけどね。

その代わり、妻は 「スマホ」 に変更し、今は操作に奮闘中。
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2017年08月25日

フレグランス

男性用の 「フレグランス」 が自宅に届いた。

40代から、重厚で円熟味のある 「アラミス」 が好きで、長年楽しんでいる。

その香り、シェリー樽で熟成された、褐色のウイスキーのように、ウッディ (木香) 漂う感じが好きだ。
このあたり、熟年期のリラクゼーションかもね。

プライベートでは、都会的な気品を漂わせる 「エンポリオ・アルマーニ」 を適度に楽しんでいる。
最近では、イタリアの 「ルチアーノ」 も、また併用しはじめた。

柑橘系の青臭い香りは、若い男の子が好むので、何でもよくないが、決め手はトップノートの第一印象。
あとはトップシーズン、TPOに合わせている。

女性用なら、大人の女そのものが香る 「シャネル」 が好きだ。
こればかりは、若い女の子には似合わない、経験豊かな気品ある女性の印象だからね。

日本人は、あまり鼻が開発されてないという。
体臭が少ない民族だから、その必要もないのだが、ボクは母親の仕事の影響もあるようだ。

母はクラブのママだったので、昼下がりには髪をセットしに、パーマ屋 (美容院) へ行くのが日課で 「浅丘ルリ子」 のような髪形をして、夕方には帰ってくる。

それから出勤するため、部屋に化粧品の香りと、晩御飯の匂いが複雑に入り混じっていた家庭だった。
香りや匂いは、記憶と密接だから、もしかすると 「鼻腔に記憶」 があるのかもね。

ボクの世代、10代後半から 「タクティクス」 「ギャッビー」 「ブラバス」 なんてとこだが、今の年齢には合わないから、懐かしさでつけだしたら、大失敗どころか、笑い種になるよな。

ボクの定番は 「アラミス」 プラス 「何か」 でいいや。
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2017年08月24日

相談仲間

いやはや、今朝の新聞にはおどろいた。

新潟県内に住む70代の女性が、県内では過去最高額 「2億4千万円」 の特殊詐欺被害にあった。
無縁社会、心身のおとろえ、人を性善説で見る純朴さもあろうが、どうしたらコレ、防げるのかね。

巧妙な手口があろうが、どうすれば電話だけで、こんな大金を振りこむのか不思議でならない。
騙すほうも騙すほうだが、払うほうも払うほうで、どこにそんな大金が眠っているのか、わからんものだ。

長寿社会に甘えて、晩年意識が足りないんじゃないか。
自動車免許と同じで、まともな金銭感覚がないと危ないよな。
それもお金なんて、自分の都合できれいに使わないと、何の貢献にもならない、宝の持ち腐れである。

犯罪組織は、バカに目をつける。
バカも紙一重で 「何の疑いも持たないいい人」 ってこと。
常識や処世術、人間関係が機能してれば、傷の浅いうちに防げたであろうし、決まって被害に遭うのはお金をためこむだけためこんで、何の使い道もなく生きてきた人だろう。

遊び心がないんだから、あぶく銭はたまる一方で、事欠いて 「人つきあいはお金がかかるからしない」 というんだから、何を楽しみで生きているのやら。

金持ちほど、自分の懐は痛めたくないから、年金問題や次世代の子どもたちにとか、シュプレヒコールを上げて、庶民に身を潜めた庶民の味方で、偽善的な態度をとる人はいる。
弱者の味方とか、デカいことをいう政治家ほど、具体的なことは言わず、お茶を濁しているのと同じだ。

以前、実の母親や伯母のもとに、息子を名乗った不審な電話があり、すぐにボクに確認連絡があった。
伯母に限れば、凛とした生き方をしたので、貧しい生活ながら 「清貧な余生」 をおくっている。
無い袖は振れないし、つけ狙われたり、被害に遭うこともなく 「ありません」 で騙されることもない。
むこうがキツネなら、こっちはタヌキになり、枯葉の束でも渡せばいいと笑っていたぐらいだしね。

ただし、気をつけなきゃいけないことは、人の精神状態は一定ではないこと。
たまたま、精神的な問題を抱えて不安定なとき、普段の自分じゃない自分がでるときもある。
そういうときのために、身近なパートナー、それまでの人間関係が大事になってくると思う。

遊べる相手はいても、相談できる相手がいないのでは、移ろう時代に適応しにくくなる。
その場が楽しければいい、遊び仲間はすぐに解散するけど 「相談仲間は一生モン」 だからね。
実際には、たやすく相談はしあわないけど、いざというときの 「懐刀」 にはなるよな。

騙される人は、人間関係において、相談相手を作ってこなかった、焼きが回ったと思える。
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2017年08月23日

蝉しぐれ

8月23日 父の一周忌

肉親や大切な人との別離は、必ずやってくることを実感した。
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/441424522.html

命日となった、前日を思い返してみる。

主治医から告げられたのは 「そろそろ (別れの時) ですかね」 そんな言葉だったと思う。
しかも 「あと、1〜2か月かもしれません」 とのことで、覚悟は決まった。

それが、翌朝には容体が急変し、帰らぬ人となった。
それまでは、家族に看取られながら、さぞや壮絶な日が続くと思いきや、あまりの呆気なさに放心した。

入院するときは、病院の正面から入ったのに、出るときは、裏口からひっそりと去ることになる。
あの日も今日のように、夏の終わりを告げるような、セミの鳴き声が響き渡っていた。

今も 「蝉しぐれ」 を耳にすると、そのときの光景が思い浮かぶ。

遺影の隣には、妻方の母の遺影もあり、手を合わせるのは、ボクら夫婦だけとなる。
わが家は本家も分家もないので、折に触れて静かなものである。

子どもがいないので、先のことはわからない。
どちらかひとりになるのは覚悟しているが、人生におじけずいていない。

経験上、別離や闘病に介護、脱サラで店を経営することで、精神的に強くなれたと思う。
理屈では説明できないが 「素直に生きてみようか」 不思議とそんな気分にもなれた。

父の死は、ふたつのことを教えてくれた。
命を大事にして、自分が決めた人生を歩み、決して後悔するな。

そして、こうして、生きている。
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2017年08月22日

無題雑記 91

♪  「 遠い夢 捨てきれずに 故郷を捨てた‥ 」 歌い出しは間違いないかな ?

24時間テレビ 「愛は地球を救う」 とスポンサー提携をしているスーパーへ行くと、谷村新司が歌う 「サライ」 が、よく流れている。
売場スタッフも、黒 白 黄色 それぞれのTシャツを身につけて、イベントムードを盛り上げていた。

それにしても、日照不足の影響で、葉モノ野菜を中心に値段が高かった。
特売日でなかったら、もう少し高いだろうから、レジは主婦を中心に行列をなしていた。
この先、果物も少し高くなるかもな。

雨が降りだしそうで降らない、ぐずついた夕方。
エコバックを4袋、自転車のカゴとハンドルにぶら下げて、雨雲を気にしながら帰宅。

今夜 (22日) 降るだろうか
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2017年08月20日

Karen Souza (Vo)

女性ジャズヴォーカリスト 「カレン・ソウサ」 のアルバムを2枚、お客さんに聴かせてもらった。

詳細は省くが、今の時代、ジャズしか聴かずに歌う人はおらず、おそらくポップスやロックをベースに、「ジャズも歌う多才なタイプ」 が楽曲をジャズ風にアレンジしている。

手垢のつきすぎた、ジャズのスタンダードを繰り返すより、あまりとりあげられてない楽曲、オリジナルを有することも多いが、陥りやすいこともある。
俗に 「ウタモノ」 に限らず、甘いムードを漂わせすぎると、独りよがりの 「うっとりアルバム」 となる。

第一線で活躍する人の共通項は、表情が豊かである。

コンセプトはあるもの、アップテンポを得意とする人、テクニカルにフレーズをもてあそんだり、スキャットやフェイクを隠し味にする人、バラードを持ち味にする人など趣向はあれ、今の時代はひとつの傾向に偏り過ぎると一部にはウケるが、自らの活動を狭めることもあろう。

そこに、ピリピリする緊張感は必要ないが、1〜2曲は実力を示す代名詞 (楽曲) があれば、繰り返し聴くだろうし 「これを歌わせたら、気持ちに響くなあ」 そんなならではの記憶を刻んでいる。

「カレン・ソウサ」 は、好みもあるが、好みが割れるのが 「女性ヴォーカルの奥深い世界」 である。

春夏秋冬で 「好きなアーティストの名前が変わる」 ほどだからね。
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2017年08月19日

居直り対応

報道には、悪意もひそんでいる。

数日前、寝つけず、朝の情報番組を見ていた。
「このハゲー」 で有名な豊田議員の秘書になった、青森の町議に理由を確かめるべく質問をしていた。

そのインタビューの風潮は、奇特な方向に舵を切りはじめている。

ネット社会の悪影響もあるが、町議へ 「その髪はかつらですか」 とマイクを向ける。
質問の意図は、ハゲと髪をかけたウケ狙いだが、視聴者の疑問と言えば、大義名分はいくらでも立つ。

質問するリポーター然り、それを言わせるプロデューサー、放送倫理を審議する機関など、形式だけの社内監査みたいで、情報番組とはいえ、バラエティーの悪乗りは気持ちのいいモノじゃない。

「また、ステレオタイプのバカが来たよ」 と内心は思っていても、立場上答える側だけは、大人の対応をしなければならないのが、つらいところだと思う。

仮に本当にかつらだとしても 「はい、これはかつらですけど、なにか問題ですか」 あるいは 「それを知って、なにをしたいの」 と逆に突っ込んでいいし、ついでに 「スポンサー契約に問題でませんか」 ダメ出しをしてやればいい。

それを世間では 「ズバッと鋭く切り込む人」 と呼ぶらしいが、お神輿に乗せられているだけのこと。

十数年前、グルメブームというの名の 「グルメリポート」 のときもそうだった。
グルメでない人が、舌なきリポートをして、ネット上 「食べる価値なし」 と平気で投稿していた。
今は、あら探しは恥ずべきことに気づき、言動に抑制がかかったが、また俗物テレビがあおっている。

ボクらは 「食事は黙って、感謝して食べろ」 と言われた世代。
うまい、まずいは、自分の味覚と感性をもとに、自分の中で思ってればいいし、美味い表現上の語彙は大事だが、まずいと文句ばかり言っていたら、周りがイヤな気分になるでしょ。

グルメブーム、ワインブームの頃、情報にすがりつくだけで、市場が幼稚になったと思う。
相手によっては、好きな料理は 「ゆでたまご」 トッピングは 「塩」 と答えて、会話を避けていた。
さっきのインタビューと同じで、時には 「居直る対応」 も必要なんだ。

自分の生活と関係のない質問で、相手を不快にさせるぐらいなら、黙っていた方が利口じゃないか。
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2017年08月18日

無題雑記 90

昼下りの寝室に、廊下を挟んだリビングから、渡辺真知子の名曲 「ブルー」 が微かに聴こえてきた。

そのあと、掃除機の吸引音が迫ってきたので、次は寝室の掃除がはじまることを暗に告げられた。
いつからか、わが家は音楽を流しながら、掃除をするのが、習慣になってしまった。

カーテンを開けたら、外は夏の光に彩られた、洗濯日和である。
寝覚めのシャワーを浴びたついでに、浴槽の残り湯を洗濯機に23杯入れて、スイッチを全自動にした。

午後3時に予約してある、美容室へ行くため、身支度を済ませて、自転車を走らせる。
午後4時には終わり、コーヒーショップで気分を整えてから、スーパーへ買い物に向かう。

購入商品は決めてあるので、手早くかごに入れて、エコバックを自転車の前かごに積む。
信号待ちをしていたら 「道行く人たちの影が長くなっていた」 ことに気づかされた。

もう、夏は終わっている‥
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2017年08月17日

くじ運

「くじ運」 は、そんなにない方ではない。

スーパーで、買い物金額に応じた 「大抽選会」 を行っており、この日は抽選箱に2回手を入れた。
ハズレのポケットティッシュのあと、三等 「500円商品券」 を当てた。
欲をいえば、鐘を鳴らして欲しかったなあ  ( `ー´)ノ

クジに必勝法はないが、何も考えずにサッと引くと、不思議と女神が微笑んでくれるんだよね。
そのいきおいで、宝くじや馬券を購入したらいいと言われるが、まずギャンブルに興味がない。
だから、意気込んだり、期待もしないから、負の感情がなく、いつも涼しいものだ。

「取らぬ狸の皮算用」

手に入るかどうかもわからないのに、それを当てにして計画を立てない。

常に心のギアは 「ニュートラル」 であるが、抽選後に一等 「現金3万円」 と聞いたら、何食わぬ顔でドキッとし 「ここで、運を使ってなるものか」 と、別な方向に欲が奮い立ってきた。

「武士は食わねど高楊枝」

武士は食事ができなくても、食べたかのように楊枝を使って見せる、男のやせがまん。
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2017年08月16日

夢 枕

めったに夢を見ることのないボクが夢を見た。

昔から、お盆には 「死者が帰ってくる」 言い伝えがある。
寝覚めのシャワーを浴びていたら、昨夜 「見た夢」 を思い出した。

どこかわからない、地下の酒場で二人で呑んでいた。
それは楽しい夜で、酔いに高揚した会話で、笑いも尽きない。

だが、一緒に呑んでいる相手が、だれなのかわからない。
だけど、昔から知っているような気がしてならない男だ。

夜道を二人で肩を並べて歩いていると、この時代に似つかわしくない、古い木製の電柱が立っていた。
裸電球が雨笠におおわれている、あの古めかしい街灯だ。

街灯の下に立ち止まったとき、その灯りで相手が 「よっちゃん」 であることを知った。
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/227586021.html

そして、彼は真面目な口調で 「オレ、余命が短いから、また、つきあってくれよ」 と言った。
ボクは 「クルマを借りて、地平線まで続く、フリーウェイを吹っ飛ばすか」 と答えた。

すると、彼は人懐こい顔を向け、いつのまにか姿を消していた。
そこで、夢は途切れて、後先のことは、さっぱり思い出せない。

おぼろげだが、枕を涙で濡らしたような気がした。

ボクの心の中では、まだ 「よっちゃん」 との交流は続いている。
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2017年08月15日

アブラゼミ

翌朝まで、ロンドン世界陸上と全米オープンゴルフを見ていたので、月曜の寝覚めは午後2時だった。

部屋の窓を開けたら、網戸に 「アブラゼミ」 が止まっていた。

腹這いの黒い体に目を凝らすと、褐色と透明のハネが飴細工のように見えた。
別名 「夜鳴きゼミ」 とも呼ばれ、夕方になると 「ジリ・ジリ・ジリジリジリジー」 と鳴くタイプ。

しかも、人の気配があるのに逃げようともせず、どっしりと網戸にしがみついている。
そのうち 「ジリジリジリー」 と鳴き出し、部屋中、アブラゼミの音が響きわたる。
うるさいから、網戸を右手の中指で強くはじいて、すっ飛ばそうとしたが‥  やめた。

セミの寿命は、一週間だという。
その間、天敵のカラスなどに襲われることもあろう。
下手にかまって弱らせ、余命を短くすることに気が引けて、うるさいがそのままにしておいた。

お盆期間も後半となる、今日15日は 「終戦記念日」
1945年 6月の戦時中、鹿児島 「知覧特攻隊」 を舞台に描いた、実話小説 「ホタル帰る」 のように 「もしかしたら、故人がセミに宿って、会いに来てくれたんじゃないか」 と思うと、殺められない。

こういうところは 「牧歌的」 に感じちゃうんだよな。
そんな、店に向かう寸前まで鳴いていたセミは、深夜に帰宅して網戸を見たら、どこかに消えていた。

今思えば、捕まえて、天ぷらにすりゃよかったな (笑)
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2017年08月14日

仲間のいる街

祖先の霊を祀る 「お盆」

遺影を前に、ろうそくに火を灯し、線香を上げ、鐘を鳴らして、手を合わせる。
宗教的な思想とは無縁だが、粛々と受け継がれてきた 「型」 は、大事にしたいと思っている。

上りの帰省ラッシュがはじまった。

東京在住時、お盆は帰省時期をずらして、夏の終わりにクルマで新潟を往復していた。
午後にホテルへチェックインすると、すぐに海水浴へ出かけ、夜は古町で過ごすパターン。

一人で帰省するときもあれば、助手席に人を乗せたときもあり、時節で交通手段は違えど、帰り道では 「時間が迫ってきたなあ」 と感じていた。

この週末、店に複数の帰省客がお見えになった。

それは自分はどこで、だれから生まれて、ここで育って、どんな経験をして、この新潟を後にしたのか、誇りのような心境もあると思う。

そうでなきゃ、時間と旅費を無駄に使うわけはないし 「若いとき、さんざん世話になった街だからさ‥」 そんなことをサラッと言えたら、かっこいいだろうね。

「仲間のいる街」 があることは、人の存在を支えてくれる‥  稲田 (仮名) また、来いよ !
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2017年08月13日

初 盆

「初盆」 となる、わが家。

和室の遺影に、メロンと桃、梨にキュウイ、ドライフルーツと花をお供えした。

新潟県民は、お盆 「13日」 を、家で過ごしていることが多い。
「この日ぐらいは、墓参りをして、家にいないと」 そんな真面目な県民性を感じる。

東京在住時、同僚に 「盆はどうするの」 と聞くと 「たまには帰ってこいと言われてる」 そんな返答が多かった。

お盆明けの昼休みになると、女子更衣室からは、廊下にまで響くほどの高らかな声と大きな笑い声が、旅の思い出とともに聞こえてきた。

一方、ガランと静まり返った、白昼のオフィスでは、デスク越しに 「最近、一人暮らしのおふくろが‥」 そんなため息も聞こえるようになり 「ああ、わかるよ、笹団子でもどう」 と空中に放る。

慣れない笹の皮をむきながら 「えっ、新潟なの‥」 と聞かれ 「何の変哲もない、新潟市内だけどさ」 他愛もない言葉をとりかわす、そんな夏もあったりね。

お盆が過ぎると 「望郷の悩み」 も増えてくる。
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/441006904.html

今では 「家族の峠」 を看とり、もうすぐ一年が経つ。
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2017年08月10日

原爆の日

夏の行楽、真っ盛り。

花火に海水浴、お祭りなどの催しを含め、楽しさは満載であろう。

では 「8月9日」 は何の日か、どれぐらいの人が歴史を認識してるだろうか。
1945年 8月6日の広島に続いて、9日は長崎に2発目の 「原爆を投下された日」 である。

ボクはもしかしたら、この世に生を授かっていなかったかもしれない。

それを今から、お話する。

去年の夏、82歳で死去した、父親の生まれ故郷は 「長崎」 である。
そのとき、父は小学5年生で、原爆の投下地点から住居が離れてたので、被爆者にはならなかったが、あの頃は放射能の怖さをだれもわかっていなかった。

父は親に手を引かれ、救護もかねて、被爆地に足を踏み入れたという。
そこには、全身ケロイド状態の被爆者たちが、水を欲しがるので、手のひらにすくった水を飲ませたら、そのまま息を引きとった瞬間を、目の当たりにしたという。

小学5年の少年には、おぞましいほどの地獄絵図だし、後世へ語り継ぐためにも、その時の惨状を思い起こさねばならないので、あまり語りたがらなかった。

次第に、放射能の影響を知るようになり 「俺の体は大丈夫なのか」 と内心悩んでいた節もある。
結婚して、母がボクを出産したとき、真っ先に確認したことは、性別でも体重でもなく、手足の指先まで含め 「五体満足」 であるか、そこだったらしい。
父には、被爆の影響はなかったが、心の奥底で不安を抱えていたということだ。

後に、無類の酒の強さを誇る、父の 「トラウマ」 を知ることになる。
毎年、8月9日になると、この日だけは手酌で口を湿らすだけで、食事は一切口にしなかった。
ある年、その理由を聞くと 「あの日の光景がよみがえり、食欲がわかない」 のだという。
それほどまで、原爆の精神的ショックは、晩年まで尾を引いていたことになる。

平和はあたりまえでなく、時代の精霊があって、今があることを多くの人たちは忘れている。

マスメディアもスポンサーの空気に流され、本音や真実を語ることが許されない部分もある。
今日は 「原爆の日」 だというのに、テレビは朝から晩まで、今井や斎藤、宮迫や乙武だの、挙句には 「このハゲー」 そんなことばかり報道され、社会教科はゴシップやスキャンダルしかないのか。

オレ、生まれ変わるとしたら 「盆栽」 になりてえよ。
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2017年08月09日

台風5号

8日 台風5号の進路が、新潟へゆっくりと向かっていたので、午後の窓から、空を覆う雨雲を見上げ、木々の揺れを見下ろした。

予報によると、早ければ午後9時ころには新潟市を通過するらしく、今夜は大粒の雨が降りしきる中で、営業を行わねばと思うと、気が滅入ってきた。

真夏の台風は、気圧配置や偏西風の影響により、予想進路が定まりにくいといわれる。

そんな、新潟への直撃を心配してか、関東圏の親しき間柄から連絡が入った。
自然現象による、災害予測地域になると、旧交の連帯感が動くことがある。

ゲリラ豪雨の危険性もはらんだ、台風5号は迷走を続けた上、新潟市には大きな影響を与えることなく、深夜には静かに北上して、次第に温帯低気圧に変わるであろう。

営業を終えて帰る頃には、もうすっかりと雨が上がり、台風一過の澄んだ空気に変えていた。

しばらく、巻き返しの風と雨雲は停滞するだろうが、10日ころからは、また太陽光が降り注ぐ真夏日が、容赦なしに続くだろう。
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2017年08月08日

無題雑記 89

7日 新潟市中央区の最高気温は、36.4℃ まで、上がったらしい。

新潟は海と川沿いの街ながら、次々マンションが立ち並び、海風を遮るため、夜は夜で熱帯夜になる。

ここ万代でも、ビルやアスファルトの照り返しが強いため、場所によっては、それ以上かもしれない。

それでも、店の買い出しうんぬんあるので、自転車を走らせるが、信号で止まると、全身をじりじりと照りつける太陽を見上げ 「人の体力は、こうして奪われていくのか」 と、うらめしく思ったほどだ。

こういうときは、年齢的に遊ぶとか、スポーツではなく、猛暑期は 「コンディション」 を整えておく。

仕事もだらだらせず、サッとやって、サッと上がり、気分転換をして、翌日に備えるのが大切だろう。

そして、夏枯れした人が多くなってきたころ、大人は好きなことをする。
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2017年08月07日

月下美人

6日 花火大会に向かう、女の子たちの浴衣姿に涼を感じた。

今は、朝顔にユリ、ハイビスカスなど、デザインも豊富でカラフルになった。
普段、思ってもみないものに、気持ちを向けてみると、ありがたい風情だったりする。

去年のこの日、公私に疲れており、花火を見る気になれず、背中に大輪の音を浴びながら、買い物袋にひとり分の弁当を入れて、一方通行に規制された萬代橋を歩いていた。
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/440832766.html

今年は、妻と打上げの7時に飲食店へ入り、予定では一時間ほどで店を出て、花火鑑賞するつもりが、店の貸切状態に気をよくし、すっかり見忘れてしまい、大輪のひとつも見ることができなかった。

浴衣姿が散っていく中、雑踏から夜空を見上げたら、月の輪がぼやけた、寂しげな満月だった。
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