週末の疲れが出た日曜日。
昔なら、立ちっぱなし、動きっぱなしの日が続いても、睡眠さえとれば翌日はケロッとしていた頃と違い、今は回復力がおちている。
あと5〜6年もすれば、体力の衰えは顕著になるだろう。
クルマでいえば、疲れたと感じたら、エンジンを切っておき、体力を温存させておく。
体力の低下を補うことだけでなくて、操縦性を利かせるため、ある種の待機状態にしておくんだ。
ムダな走りでガソリンを浪費せずに、給油メーターを見ながら、効率的に近道を走るのを意識する。
50代と40代では、同じ8時間仕事でも、エンジンの動力性能が変わるため、それに合わせたハンドル操作が必要となり、仕事の前に遊ぶことはできなくなる。
今や精神力だけで、体力の低下をカバーすることはできない。
20代のころは、高性能エンジンが最高出力まで回転したけど、そのぶん操縦技術がまだ未熟だから、オーバーヒートしやすかった。
これから運転の仕方によって、60代で故障だらけの 「ポンコツカー」 になるより、70代で颯爽とした 「クラシックカー」 になりたいものだ。
そのためにも、日常の速度と走行距離、定期車検は欠かせなくなり、それは走り続けるというより、寧ろ歩き続ける感覚で、定年退職がない世界に生きているから、肉体を賢くすることなんだろうね。