2017年07月25日

愛の結晶

プロレス好きのボクは、94年12月の神宮球場で行われた 「高田延彦 VS ザ・ベイダー」 のタイトルマッチを、最前列で観戦した。

結果、高田が柔道の関節技 「腕ひしぎ逆十字固め」 で、ベイダーからギブアップ勝ちを奪った。
その時、高田は四方のコーナーポストに上り、観客の声援に勝利の雄叫びを上げて応えていたところ、後方席で女性ファンが 「子宮が感じるー」 と絶叫していた。

後日、同じ会社でシャレの通じる女性に、その意味をたずねてみると  「女は本能的に、強い遺伝子を求めるの」 と言われた。

高田は、タレントの向井亜紀と結婚した後、彼女に病が見つかり、子どもを授かることをあきらめたが、日本では認められていない 「代理出産」 をアメリカでトライし、双子の子どもを授かることができた。

家庭という 「やすらぎの場所」 を作るために、家族を増やすと決めた以上、あらゆる方法を追求して、自分たちの可能性に賭けたのである。

日本人は、ひとつの価値観にとらわれる傾向があり、世間から理解を得られない焦燥感を受けながら、明るさを装っていた夫婦に、ようやく子の親になれる朗報があたえられた。

男には 「子宮が感じる」 感覚はわからない。

だが、惚れた男の遺伝子で 「愛の結晶を残したい」 母なる本能は理解せねばならない。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする