2017年05月16日

4つ数えろ

「腹が立ったら、4つ数えろ」

名作 「トムソーヤの大冒険」 の著者で知られる 「マーク・トウェイン」 の言葉だ。
「4つ」 の意味はわからないが 「怒りはすぐに表すものではない」 ということだろう。

若かりし蛮行を白状すると、高校三年生の時、首謀者として停学を食らい、校長室で5人が雁首を揃え校長先生に説教された言葉に似ている。

正確には 「怒る前に5分でも、いや、5秒でもいいから、これをしたらどうなるか考えろ」 だった。
「4つ」 「5分」 「5秒」 のカウントはともかく 「怒りは時間を置け」 という意味だが、これができれば、スイートなキャンパスライフだったはず‥  (。-_-。)

若さとは、怒りをためこまずに大爆発させるパワーを秘めており、怒りは時間を置けの理屈もわかるが、これができないから、青春の頭文字の如く、青いんだ。
今、もし、怒りを制御できなかったら、真っ先に 「更年期障害」 じゃないかと疑われてしまう。

年齢的に 「知恵も多くなれば、怒りも多くなるもの」 とも言われる。
だが、間違った知恵や思いこみのあまり、アホな怒り方をする 「頓珍漢な輩」 も増えた気がする。

街中の喧騒で生きていれば、たまにトラブルを見かける。
そのほとんどの怒りは 「こんな小さいなことで」 と思えるのが大半を占める。
まあ、本人にしたら、小さいことでないのかも知れないが、怒りは 「プライド」 と 「コンプレックス」 が表裏密接に関わっているから、真相がつかみにくいし、タチが悪い。

そこそこ、会社でお膳立てされた役職ほど、定年退職後に立場をリセットできず、まだ自分は偉いんだと周囲を無礼者あつかいする人も少なくはなく 「つまらない怒りは見せない」 のが、プライドなのにね。
まれに、ストレスから発する怒りもあるだろうが、晩年ほど上機嫌で過ごして行かないと、空しさだけが蓄積していく気がする。

その意味で、それまで生きてきたプライドと知恵があるから、なるべく 「怒りの源」 は封印しておいて、それでも怒らねばならないときは 「4つ数えろ」 (時間を置け) ってことなんだろうな。

「理性的な怒り」 と 「感情的な怒り」 は比べられないが、街中で見かける怒りの多くは 「後者」 で、怒り方を知る人ほど 「前者」 だから、物事の矛先はおさまりやすい。

「怒りはすぐに出すな」 は知恵ある言葉だし 「普段はにこやかだけど、怒らせたら大変だ」 ぐらいが、人間関係には、ちょうどいい塩梅だと思えるけどね。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする