2017年04月06日

入学秘話

今週、入学式が目白押しのようだ。

高校入学が取り消しになりそうだった過去がある。

当時 「ツッパリブーム」 が、走りの時代だったので、入学式の前に学校へ行き 「服装頭髪検査」 にクリアーをした生徒だけが、正式に入学を許可され、校則通りでなければ再検査の末、入学取り消しもやむなしとの、学校側の苦肉の策が要された。

当日、ボクはズボンの太さを指導されたが、ボンタンやラッパでもなく、標準の制服サイズだ。
それをキチンと説明しているのに、聞く耳をもたぬどころか、反抗的だと言いがかりのようなチェックで、入学式の数日前までに、もう一度服装を直して、学校に見せに来るよう理不尽なことを言われた。

ボクは 「バカバカしい」 と吐き捨て、指定日をすっぽかし、家で寝ていた昼下がりに、高校から中学に連絡が回り、女性担任から電話で説得された末、後日渋々と学校へ向かった。
それも、同じズボンをはいて行ったのに、生活指導の同一教師にクリアーを言い渡されたものだから、建前上の 「風紀検査」 だったことがわかった。

あとから聞いた話では、内申書にやや難点がある生徒は予めマークされており、一度は検査を不合格にして、入学への姿勢を試したとかの噂ながら、新入生で行かなかったのはボクひとりだけらしく、制服のズボンのことで、買い直しのハメになったら、親に申し訳なく思い、反抗したのが真相なんだけどさ。

それに、夜の共働き家庭だったから、時間面や金銭面で迷惑をかけたくなかった。
そもそも、中学3年の夏休みまで、高校進学しないとゴネていたから、なにがなんでも高校へ行きたいと思っていたわけでもなく、意外に冷めていた。

当時を述懐すれば、昔と今の同じ15歳でも、自己主張の差は歴然ながら、妥協点を見出せなかったら本当に入学取り消しも 「ありえた話」 だったかも知れない。
ひとえに 「柔道をやりたい」 そんな思いが、少しだけ勝っていたのだろう。

このあたり、本音と建前 「昭和の荒療治」 を感じさせる生活指導で、どこかプロレスのカラクリめいた部分を感じさせ、実に効果的に生徒をビビらせながらも、その素顔は昼休みになると、教務室でボクを相手に将棋を指すような、教師として慕われどころもあった。

その制服 「カンコー学生服」  「燃える男のベンクーガー」 でもなく、本町6の 「バロンハヤカワ」 で購入した、標準タイプ 「トンボ学生服」 だった。

トンボ (学ラン) をなめるなよ‥   まあ、個性的な時代だったね (笑)
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする