2017年04月05日

買物難民

妻が部屋の掃除中、柱の角に足をぶつけて、次第に甲が腫れ上がり、歩くのも困難な状態になった。

湿布の手当は済ませたが、腫れが引くまでは、2〜3日の辛抱だろう。
夫婦で行くはずの買い物はひとりで向かい、買い出しリストを見ながら、野菜を中心にエコバック4袋。
買い物には、一時間近く要したが、自転車に荷物を積んで、これ無事完了。

まあ、二人だから、こうして買い物の代行もできるので、身寄りのない 「買物難民」 とされる高齢者をおもんばかれば 「重い」 の 「面倒」 だの、言ってられない。
子どもの世話になっても、便利だけに執着するのは、体力や気力からすればいいとは言い切れない。

去年8月に死去した、長年ひとり暮らしの父親は 「パーキンソン病」 だった。
次第に筋肉が拘縮していき、最期はしゃべることもできず、全く体が動かなくなる難病だ。
そのため、数年間は気力を振り絞り、ひとりで杖をつきながら、買い物に出ていたが、症状は進行する。

ある日の帰り道、バランスを崩して転倒し、ご近所の人に助けてもらったり、救急車を手配されたこともあり、それから買い物はわが家でまかない、介護食やディサービスも交えて、段階的な症状に対応した経験がある。

健常者には、高齢者の買い物の辛さがわからない。
高齢者の動きにイラつきたくなければ、理解するしかないし、数年先の自分を見つめていると思えば、少なくとも溜飲は下がるものだ。

そんな、食料品フロアー (スーパー) には、人生の縮図が見え隠れしている。 
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする