2017年01月28日

変節論理

少数派の論理が社会を席巻することもあるが、そこへ過剰に食いつく風潮もどうかとも思える。

その問題、ある託児所から、男性保育士に対し、女児の着替えや体に触れてほしくないなど、親御さんからの申し入れが急増しているという。
近年の性犯罪に端を発したのだろうが、資格ある保育士を犯罪予備軍扱いするんだから、嘆かわしい。

今の世の中、相手の仕事に敬意をもたないんだ。
ボク自身、父親を見送るまでの十数年、訪問介護に特養介護施設、終身医療病院でお世話になった。
その献身的な介護を見ながら、実技に口を出したり、担当者を代えてくれなど 「理のないクレーム」 を言わなかったのは、自分でも働きながら、在宅介護をした時期もあったから、大変さはわかるんだ。

そして、何よりも大切なのは、定期的なカンファレンス (家族と医療従事者の面談) を行い、きちんと意見を交わすこと。
気づいたこと、気になっていることは、その場で解決したし、年齢は若いけど従事者はプロ。
敬意を示せば、敬意で返してくれるものだ。

だいたい、クレーマーの心理は 「今日は何に対して、文句をつけてやろうか」 そんなことばかり考えてまことしやかに正義に変節させるから、神経過敏症も含めて、ほとほとタチが悪い。
揚げ足を取ろうとする悪意はあれど、向き合おうとする敬意はないんだからね。
個人的なつきあいは、絶対に避けたいタイプである。

保育士への要望にしても、屁理屈にしか思えない 「むちゃくちゃな意見」 を、社会が少数意見として、過剰に取り上げすぎるんだ。
人をうんざりさせる、対処のしようのない個別意見は厳しいようだが、本当に弱者の少数意見なのか、はなはだ疑問に思える。

「敬意」 の二文字を知らないんだから 「物事を大目に見る」 ことができないんだろうな。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする