2017年01月04日

3 Views Of A Secret

この曲を聴いていると、人の一生を感じさせられる。

好きなアルバムに ジャコ・パストリアス 「ワード・オブ・マウス」 (81) がある。
2曲目 「スリー・ヴューズ・オブ・シークレット」 は、スケール感のある大作だ。

緩やかなワルツのノートからはじまり、コーラスと軽くスイングしながら、ハーモニカの甘美で哀愁のある音色が重なり合うが、心地いいハーモニーは長続きせず、怪しげなホルンが鳴ったあと、オーケストラの叫びが一変に支配する。

雰囲気が怪しくなり、得体の知れない不安に包まれたと思えば安心を帯びたり、様子が安定しないのは山の天気のように、青空が広がったと思ったら、急に雨雲が空一面をおおい、大雨が止んだと思えば、雲の切れ間から、光が射し込んで来たり。

この楽曲を人生にたとえるなら、急に曲のムードが変わり、試練を与えられたり、それを乗り越えたら、光明が見えてくるような、壮大な物語に聴こえてくる。

それこそ、この曲の中には、天使と悪魔が共存しており、人の喜怒哀楽を象徴させるべく、まるで絵本を見ているかのような、そんな楽曲である。

ベースプレイヤーのジャコより、コンポーザーとしてのジャコのほうが、ボクは好きだなあ。

自宅の窓から、ぼんやりと空模様を眺めていると、たまに聴きたくなるんだ。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする