2016年12月14日

MILES AHEAD

近々 「マイルス・ディビスの空白の5年間を追った」 ドキュメンタリー映画が公開される。

残念ながら、新潟では公開されないので、何かの形で、後の楽しみにしておこう。

初めて、マイルスを聴いたのは、高校2年のころ。
アルバムは 「フォア・アンド・モア」 (1964)
そのときは、マイルスより、ドラムの 「トニー・ウイリアムス」 に惹かれたので、ニュアンスは異なる。

5年間の空白期間後、81年に復活したが、そこに、60年代、70年代のマイルスはいなかった。
一時の痛烈で戦闘的な演奏は鳴りをひそめ、打つ手が変わったアルバムが 「ウィ・ウォント・マイルス」 (1981) 新宿西口広場で行われた、あの有名な復活ライヴである。

われわれ世代、同時期に 「2つのマイルス」 を聴き比べることになったが、ハッキリさせておきたい。
アコーステックなマイルスも、エレクトリックなマイルスも 「帝王」 であることに変わらない。
そして、求めたものは常に自由であり、未完であることが、帝王と呼ばれたゆえんだったと思える。

復活から、10年後‥  1991年 65歳の若さで亡くなるまで、二度ほど来日したはず。
ボクは、どちらも見に行けなかったけど、今になれば、歴史に立ち会えなかったことが、逆にマイルスが神格化されて、永遠に同じところに止まらない 「ワン・アンド・オンリー」 になっているわけだ。

優等生は アルバム 「カインド・オブ・ブルー」 から 「ブルー・イン・グリーン」 を聴け。
不良 (ワル) なら アルバム 「フォア・アンド・モア」 から 「ウォーキン」 を聴け。

マイルスなら、きっとこう言うはずだ‥  「あとは、自分で判断しろ」 ってね !
posted by GIG at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする