肉体の痛みもつらいが、言葉ほど人を傷つける凶器もないと思う。
新潟市の小学校で、福島から自主避難してきた、男子児童のことをクラスメートたちが 「菌」 (キン) 呼ばわりし、いじめを相談した担任からも、みんなの前でその子の苗字に 「キン」 をつけて呼ばれて、本人はそれが直接の原因となり、不登校になったという。
担任は 「ピカキン」 とかいう、何かのキャラクター ? が、クラスで流行っており 「ウケる」 と思って何の気なしに放ったらしく、決して悪意があってのことでないにせよ、その言葉の意味は小学四年生の児童が判断することだから、軽率であったとはいえ、苦しい弁解には違いない。
教師は人気商売ではないし、ユーモアに欠けている人が、ムリに子どもウケを狙うと痛々しい。
昔から、おもしろい教師は人気があったが、その程度が行きすぎると、勘違いも甚だしくなってくる。
同年代に問うけど、小中高を通して、やたらと生徒の輪に入りたがる教師っていなかった‥ ?
悪いことじゃないけど 「ねえ、ねえ、何してるの、先生にも教えてよ」 とか言いながら近寄ってきては、ファーストネームやニックネームで呼ばれ、親近感のつもりだろうが、逆に子ども心には気色悪かった。
それなら 「呼び捨て」 か 「君づけ」 で、生徒と一線を引いて、敏感に目を光らせていた教師のほうが怖かったけど、話を真剣に聞いてくれそうで、頼りがいはあった気がする。
結果として、教師がウケると勘違いした 「キン」 は、心を閉ざしている 「子どもの心を二度つぶした」 ようなものだから、誤解を招く人気どりは、避けるべきだと思うね。
学校の先生という 「最小限の味方を失った」 と書き締めたら、コレ 大げさかな。
2016年12月07日
2016年12月04日
無題雑記 63
日曜の昼下がり。
朝刊をながめていたら、掃除機をかける音がぐんぐんと迫ってきた。
隅に追いやられる前に、左手に新聞、右手にコーヒーを持って、さっさと部屋を移動した。
開放された窓から、空を見上げて大きく深呼吸すると、澄んだ空気が気持ちよかった。
早速、熱いシャワーを頭から浴びて、自転車で外出したくなってきた。
今日はいったん、いつもよりも早く外出したのは、夜に予定があるからだ。
こういう日は、日中にあえて野暮用を作り、体内時計を調整しておきたい。
それに、夜の大人の交流は至って、酒がないとつまらないが、貴重な日曜の夜を返上してまで集まる、つきあいの良さに脱帽である。
小さな忘年会の日程は、偶然でしかないが‥ 「フッとだれかに言いたくなる誕生日」
朝刊をながめていたら、掃除機をかける音がぐんぐんと迫ってきた。
隅に追いやられる前に、左手に新聞、右手にコーヒーを持って、さっさと部屋を移動した。
開放された窓から、空を見上げて大きく深呼吸すると、澄んだ空気が気持ちよかった。
早速、熱いシャワーを頭から浴びて、自転車で外出したくなってきた。
今日はいったん、いつもよりも早く外出したのは、夜に予定があるからだ。
こういう日は、日中にあえて野暮用を作り、体内時計を調整しておきたい。
それに、夜の大人の交流は至って、酒がないとつまらないが、貴重な日曜の夜を返上してまで集まる、つきあいの良さに脱帽である。
小さな忘年会の日程は、偶然でしかないが‥ 「フッとだれかに言いたくなる誕生日」
2016年12月03日
漢字一文字 「 去 」
今年の自分を 「漢字一文字」 で表すとしたら、真っ先に浮かんだ文字が 「 去 」
かつて経験したことがないほど、縁やゆかりのある人との別れが続いた。
ジャズが同好の士で、新潟と東京間で親しくさせていただいた 「N」 氏の死去を知った、早春の衝撃。
(2016年 3月9日 ブログ参照)
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/434726637.html
ブログの開設を薦められ、故郷にお帰りになっても、違わぬ連絡を取り合っていた、元新聞記者 「K」 氏の死去を知った、初秋の放心。
若き頃、尊敬してやまなかった、元上司 「A」 氏が、2月に死去していたことを喪中はがきで知らされた晩秋の悲報。
(2016年 11月24日 ブログ参照)
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/444273752.html
そして、セミの音が葬送曲となり、父親の死を看取った、あの夏の日。
(2016年 8月28日 ブログ参照)
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/441424522.html
こうして、自分が少しずつ、精神的にタフになっていることもわかる。
かつて経験したことがないほど、縁やゆかりのある人との別れが続いた。
ジャズが同好の士で、新潟と東京間で親しくさせていただいた 「N」 氏の死去を知った、早春の衝撃。
(2016年 3月9日 ブログ参照)
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/434726637.html
ブログの開設を薦められ、故郷にお帰りになっても、違わぬ連絡を取り合っていた、元新聞記者 「K」 氏の死去を知った、初秋の放心。
若き頃、尊敬してやまなかった、元上司 「A」 氏が、2月に死去していたことを喪中はがきで知らされた晩秋の悲報。
(2016年 11月24日 ブログ参照)
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/444273752.html
そして、セミの音が葬送曲となり、父親の死を看取った、あの夏の日。
(2016年 8月28日 ブログ参照)
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/441424522.html
こうして、自分が少しずつ、精神的にタフになっていることもわかる。
2016年12月02日
2016 December
ジャズとウイスキーを愉しみ、大人の時間をくつろぐ隠れ家
< 12月 定休日 >
4日 (日) 11日 (日) 18日 (日) 25日 (日) 31日 (大晦日)
26日 (月) → 30日 (金) は 27時まで、営業時間を延長いたします。
※ 23日(金) 通常営業いたします。
※ 年始 1月4日 (水) から、通常営業いたします。
住所 新潟市中央区 東大通2−9−5
電話 025−247−1644
営業時間 19:00 ⇒ 26:00 (平日・祝日) / 27:00 (週末・祝前日)
定休日 日 曜
客席数 カウンター10席 ボックス席あり (電話予約をお勧めします)
取扱いメニューの一部をご紹介いたします
【チャージ】 ¥600
【ビール】 ・ハートランド ・クワーズ ・コロナ ・ギネス ・シメイ ・デュベル ・ヒューガルデン 他
【アイラ】 ・ラフロイグ ・カリラ ・ブナハーブン ・アードベック ・ラガヴーリン ・ポートシャーロット 他
【スペイサイド】 ・クラガンモア ・マッカラン ・グレングラント ・ロイヤルロッホナガー ・ダルモア 他
【ハイランド】 ・グレンモーレンジ ・タリスカー ・オーバン ・スキャパ ・グレンドロナック 他
【ローランド】 ・オーヘントッシャン ・トバモリー ・グレンキンチー ・レダング 他
【キャンベルタウン】 ・スプリングバンク ・ヘーゼルバーン ・ロングロウ 他
【スコッチ】 ・デュワーズ ・シーバスリーガル ・バランタイン ・オールドパー ・グラント 他
【アイリッシュ】 ・ブッシュミルズ ・ジェイムソン ・カネマラ ・ターコネル ・ダニーボーイ 他
【バーボン】 ・ブッカーズ ・ベーカーズ ・ノブクリーク ・バッファロートレース ・エズラブルックス 他
【ジャパニーズ】 ・知多 ・余市 ・宮城峡 ・伊達 ・山崎 ・白州 ・響 ・イチローズ 他
【カクテル】 ・ミントジュレップ ・ゴッドファーザー ・ラスティネール ・ロブロイ ・アレキサンダー 他
【フード】 ・オリーブ ・オイルサーディン ・ピクルス ・レーズンバター ・ピザ ・パスタ 他
メニュー表 ご用意しております。
つれづれなるままに‥
今週に入り、急激な寒さに見舞われたせいか、街が静かに感じた。
それも、これから予定が大きく動くから、今は気分的に行動を抑えるので仕方あるまい。
忘年会の花形と言えば、会社規模で行う年功序列型の宴会であろう。
最近は、通例行事を避ける傾向もあるが、若者は何ごとも経験だから、積極的に参加した方がいい。
それに、忘年会は字の如く 「今年のイヤな出来事は、今年のうちに水に流しておこう」 そんな意味もあるから、参加することに意義がある。
クリスマス前になると、空気がほのかに色めき立ち、どこか窓辺の灯りが幸せそうに見えてくる。
家族水入らず、それか自宅に友人を招いて、ホームパーティーでもしてるのかな、それとも恋人同士が肩を寄せ合っているのかなど、少しほのぼのする光景が目に浮かぶ。
そして、今年も残すところ、一週間ぐらいになると、街中に少人数の輪が目立ち、その顔はつかの間のやすらぎに満ちているようで、あとは平穏に年越しを待つだけの雰囲気となる。
12月の景色はいくつになっても好きだけど、それとひきかえに年齢もひとつ増していく。
< 12月 定休日 >
4日 (日) 11日 (日) 18日 (日) 25日 (日) 31日 (大晦日)
26日 (月) → 30日 (金) は 27時まで、営業時間を延長いたします。
※ 23日(金) 通常営業いたします。
※ 年始 1月4日 (水) から、通常営業いたします。
住所 新潟市中央区 東大通2−9−5
電話 025−247−1644
営業時間 19:00 ⇒ 26:00 (平日・祝日) / 27:00 (週末・祝前日)
定休日 日 曜
客席数 カウンター10席 ボックス席あり (電話予約をお勧めします)
取扱いメニューの一部をご紹介いたします
【チャージ】 ¥600
【ビール】 ・ハートランド ・クワーズ ・コロナ ・ギネス ・シメイ ・デュベル ・ヒューガルデン 他
【アイラ】 ・ラフロイグ ・カリラ ・ブナハーブン ・アードベック ・ラガヴーリン ・ポートシャーロット 他
【スペイサイド】 ・クラガンモア ・マッカラン ・グレングラント ・ロイヤルロッホナガー ・ダルモア 他
【ハイランド】 ・グレンモーレンジ ・タリスカー ・オーバン ・スキャパ ・グレンドロナック 他
【ローランド】 ・オーヘントッシャン ・トバモリー ・グレンキンチー ・レダング 他
【キャンベルタウン】 ・スプリングバンク ・ヘーゼルバーン ・ロングロウ 他
【スコッチ】 ・デュワーズ ・シーバスリーガル ・バランタイン ・オールドパー ・グラント 他
【アイリッシュ】 ・ブッシュミルズ ・ジェイムソン ・カネマラ ・ターコネル ・ダニーボーイ 他
【バーボン】 ・ブッカーズ ・ベーカーズ ・ノブクリーク ・バッファロートレース ・エズラブルックス 他
【ジャパニーズ】 ・知多 ・余市 ・宮城峡 ・伊達 ・山崎 ・白州 ・響 ・イチローズ 他
【カクテル】 ・ミントジュレップ ・ゴッドファーザー ・ラスティネール ・ロブロイ ・アレキサンダー 他
【フード】 ・オリーブ ・オイルサーディン ・ピクルス ・レーズンバター ・ピザ ・パスタ 他
メニュー表 ご用意しております。
つれづれなるままに‥
今週に入り、急激な寒さに見舞われたせいか、街が静かに感じた。
それも、これから予定が大きく動くから、今は気分的に行動を抑えるので仕方あるまい。
忘年会の花形と言えば、会社規模で行う年功序列型の宴会であろう。
最近は、通例行事を避ける傾向もあるが、若者は何ごとも経験だから、積極的に参加した方がいい。
それに、忘年会は字の如く 「今年のイヤな出来事は、今年のうちに水に流しておこう」 そんな意味もあるから、参加することに意義がある。
クリスマス前になると、空気がほのかに色めき立ち、どこか窓辺の灯りが幸せそうに見えてくる。
家族水入らず、それか自宅に友人を招いて、ホームパーティーでもしてるのかな、それとも恋人同士が肩を寄せ合っているのかなど、少しほのぼのする光景が目に浮かぶ。
そして、今年も残すところ、一週間ぐらいになると、街中に少人数の輪が目立ち、その顔はつかの間のやすらぎに満ちているようで、あとは平穏に年越しを待つだけの雰囲気となる。
12月の景色はいくつになっても好きだけど、それとひきかえに年齢もひとつ増していく。
2016年12月01日
ほどほど
2日前、妻は前の職場の同僚と、忘年会を兼ねた食事会をした。
今日は、気の許せる友人らと、太鼓集団 「鼓童」 の新潟公演へ出かけるという。
人それぞれ、複数の交際範囲と、ほどほどにかかわっている。
この 「ほどほど」 こそが、上手な人間関係には、必要不可欠なことであろう。
夫婦の共通点を上げれば 「孤独を味わえる」 「同性にいい友だちがいる」 ことかな。
孤独を味わうとは、変な言い方だが、人は孤独になる前提で生きていると思っている。
だから、孤独になっても、あたふたしないことを意識はしているが、夫婦間の孤立だけはダメだ。
ボクの交友関係は、やや孤独なタイプが多い。
孤独の向きをどうとらえるかは自由だが、孤独だから得られるよろこびもある。
パーティーの記念撮影のとき、ちゃっかりと中央で写ろうとするタイプより、逆にフレームのはしっこで、はにかんだようすで、少し申し訳なさそうに写るタイプを想像してほしい。
どこで写ろうが勝手だが、仲間の部類は 「後者のタイプ」 が多いようだ。
ボクも後者タイプだから、先輩筋と同行すると、必然的におさまりがいい。
だが、後輩筋と同行すると、悪遠慮すぎる態度は見せられないから、そこは仕切らなきゃいけなくなる。
まあ、目立ちたがり屋ではないから、リーダーには向かないタイプだ。
交友は、急激に盛り上がった関係ほど、急激にしぼむ性質があるから、出会いに興奮することはない。
むしろ、ほどほどに続いている関係こそ、誠実な相手であることに、どこかで気がつくものだ。
つまり、だれにでもいい顔することなく、孤独な生き方のほうが、人間関係のトラブルは少ない。
「俺は俺、人は人」 「夫は夫、妻は妻」 人情的に割り切れない部分はあるだろうが、ほどほどの孤独に慣れていれば、人に振り回されない安心感があると思う。
そこを理解してないと、結局はだれとも一緒にはなれないんじゃないかな。
対極する夫婦だが、こういう価値観は、似ているかも知れないね。
今日は、気の許せる友人らと、太鼓集団 「鼓童」 の新潟公演へ出かけるという。
人それぞれ、複数の交際範囲と、ほどほどにかかわっている。
この 「ほどほど」 こそが、上手な人間関係には、必要不可欠なことであろう。
夫婦の共通点を上げれば 「孤独を味わえる」 「同性にいい友だちがいる」 ことかな。
孤独を味わうとは、変な言い方だが、人は孤独になる前提で生きていると思っている。
だから、孤独になっても、あたふたしないことを意識はしているが、夫婦間の孤立だけはダメだ。
ボクの交友関係は、やや孤独なタイプが多い。
孤独の向きをどうとらえるかは自由だが、孤独だから得られるよろこびもある。
パーティーの記念撮影のとき、ちゃっかりと中央で写ろうとするタイプより、逆にフレームのはしっこで、はにかんだようすで、少し申し訳なさそうに写るタイプを想像してほしい。
どこで写ろうが勝手だが、仲間の部類は 「後者のタイプ」 が多いようだ。
ボクも後者タイプだから、先輩筋と同行すると、必然的におさまりがいい。
だが、後輩筋と同行すると、悪遠慮すぎる態度は見せられないから、そこは仕切らなきゃいけなくなる。
まあ、目立ちたがり屋ではないから、リーダーには向かないタイプだ。
交友は、急激に盛り上がった関係ほど、急激にしぼむ性質があるから、出会いに興奮することはない。
むしろ、ほどほどに続いている関係こそ、誠実な相手であることに、どこかで気がつくものだ。
つまり、だれにでもいい顔することなく、孤独な生き方のほうが、人間関係のトラブルは少ない。
「俺は俺、人は人」 「夫は夫、妻は妻」 人情的に割り切れない部分はあるだろうが、ほどほどの孤独に慣れていれば、人に振り回されない安心感があると思う。
そこを理解してないと、結局はだれとも一緒にはなれないんじゃないかな。
対極する夫婦だが、こういう価値観は、似ているかも知れないね。