2016年09月08日

巨 峰

今年、巨峰の出来がいいようで、安くてジューシーで美味しい。

先週、妻がすいかを口にしながら 「最初のころと比べると、甘さが薄らいだ」 と言っていた。

初出荷が印象的だった分、旬も過ぎると差がわかってくるし、すいかは収穫と同時に食べるのが一番  美味しいらしく、メロンやパインとは異なる果物だ。

飲食店も同じで、いつの時代、どのタイミングで、何の素材をだれがどうやって調理したか、それにより味覚や印象は変わるから、一概に判断できないところもある。

お客さんに食品関係の仕事をするかたわら、自らも飲食店を経営し、食のライターの素質をにおわせる人がおり、いわく、料理は時期や時間帯を変えて足を運ばないと、本当のところはわからないという。

理由を懇切丁寧に説明するまでもないが、素人の味覚ではわからない世界を楽しんでいる節がある。
だから、旬の食材を扱っている店ほど、そうカンタンに 「星いくつ」 なんて、つけられないとか。

先ほどのすいかも同じで、初夏と今では味わいは違って当然だから、早計な判断はつけられない。
つまり、どのベストシーズンで食したかも重要で、料理の世界でも同じことが言えよう。

ボクの知り合いに、旬の食材を扱う和食の料理人がいるが、納得のいかない仕入れは拒み、その日は 「ヤマ」 (品切れ) にするそうだ。

食のこだわりは、経営とのバランス、プライスゾーンにもよるが、時として 「ロマン」 を感じる。

今年、旬が過ぎた頃の巨峰は、どんなよいんを残してくれるか、少し楽しみである。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする