2016年09月06日

少年漫画

少年ジャンプの人気マンガ 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」 通称 「こち亀」 の連載が、9月中に終了となることが発表された。

76年から、40年も休むことなく、単行本も200冊を区切りにしたところで、幕引きを決めたという。

今から、40年前にタイムスリップする。

連載がはじまった当時、どこの少年マンガ5誌も強烈な個性を放ち、だれもが限られたこづかいの中で、どのマンガ雑誌を買おうか迷っていた。
よく回し読みもしていたが、それぞれのタイプも異なりあっていた。
王道はマガジン、熱血はジャンプ、個性でチャンピオン、洗練がサンデー、精鋭がキング という風に、  タイプは分かれていたし、今のツタヤみたいに 「街の貸本屋」 は、地域で重宝されていた。

ボクは、少年誌を買うよりも、定番5誌の中から、好みの作品を見出し、単行本を借りて読んでいた。
その中から、好きなマンガだけ、全巻買い揃えたクチだが、夢中でいられたのも、せいぜい中学1年生までで、気がつけば青年誌を隠れて読むようになり、思春期のませた快感を覚えた。
また、スポ根、恋愛、人情、空想、お笑い、オカルトなど、あらゆるジャンルがマンガで充実していたので多様性の中で育った節がある。

この時代、学校の先生から 「マンガを読むとバカになる」 とよく言われた。
その理由は、頭でイメージを膨らませなくなるから、想像力が乏しくなるのだとか。

ボクの見方は違い、マンガは絵と文の両立ちで構成されているから、いづれは本 (活字) を読み出すきっかけになるし 「本を読め」 と言われても、何から読んでいいのか戸惑うばかりで、興味のない本を読まされるのは苦痛だった。
それに、国語の感想文を渋々と書かされたり、あれこれ感想を求められたりすると、自然な触れ合いがなくなり、次第に読書のスタイルがつまらなくなる。

だから、人に本を薦めても、その感想を求めたりしないし、せいぜい雑談形式で 「おもしろかったかい」 そんな質問で十分で、本当に好きなら、読後の感想は相手から言ってくるものだ。
本は読むもので、その先の感性まで、気を回す必要はない。
だけど 「語彙」 (ごい) が多ければ、会話の幅が広がることは、知っていた方がいいよね。

そのためのマンガでいいし、目で見て頭で感じる点では、エロ本も似たようなものでしょ。
まずは、本を親しむ手段として、とっかかりはどこからでもいいんだ。
ボクは 「こち亀」 と縁ないが、マンガの世界にとどまるのもいいし、小説や文学にコラムへ飛ぶこともできるし、マンガはきっかけでしかない。

その意味で 「こち亀」 の偉業をはじめ 「少年マンガ」 は、長年多くの若者たちを活字になびかせた功績は大きいと思える。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする