2016年06月27日

すいか

新潟県産の 「すいか」 が豊作らしく、先週末から、お通しの一品に添えた。

味見をするとシャキッと歯ごたえがよくて、甘みも水分も十分にあり、夏の味わいが口中に広がった。
初物というお客さんも多く、男は果物を剥いたり切ったりすることは、あまりないからね。
特にお酒をたしなみだすと、余計に口にする機会がなくなるものだ。

すいかを味わうと、幼少の頃を思い浮かべる人も多いだろう。
それも夏休みの思い出にも似た、すいか特有のジューシーさに直結するというか。
ボクはガラスのケージで飼っていた、カブトムシのエサに与えていた、実の薄い皮を連想してしまう。

二十歳の頃、上司と居酒屋のカウンターで飲んでいたら、隣のおやじがお通しの小鉢に入っていた、きゅうりとなすが気に入らないらしく 「おれはキリギリスじゃねえぞ」 と、店主に悪態を吐いた。

すると 「おまえはこれで十分だろ」 と言い返されて、特別なやりとりがはじまったが、あの頃は店主と常連ゆえの遠慮会釈ない、境界線の低い会話があり、それでも来るシャレの利いた関係も多かった。

また、ボリュームが売りの居酒屋では、一人のサラリーマンがサラダを注文したら、量がてんこ盛りで、客あしらいの女の子に 「おれは馬じゃねえ」 と叫んで、思わずビールを吹き出しそうになったね。

まあ、それぞれの食にはイメージがあり、ボクはすいかを口にすると、カブトムシになった気分になる。
posted by GIG at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする