2016年06月04日

夫婦喧嘩

ことわざに 「夫婦喧嘩は犬も食わず」 がある。

夫婦のもめごとに干渉しなくても、一緒にいれば自然と仲直りできる意味だ。

それに、人は近くにいる人を好きになる傾向があるから、周りがとやかく言うより傍観していたほうが、 そのうちに、ケンカのバカバカしさに気がつくというもの。

それが、DVや深刻な内容でない以上、言葉の行き違いにいちいち干渉することもあるまいし、ケンカの仲裁が大きなお節介にになることもあるので、理由は聞き分けないといけないと思う。

このエピソードは時効かな。
ある日、仲睦まじきご夫婦の奥様が、子の教育方針をめぐって、ダンナと意見が対立して家を出てきた。
小一時間ほど、愚痴も交えて聞かされたが、黙って相槌を打ちながら、気の利いたことも言わなかった。

男に意見を求めているなんて思ってないし、不満を吐き出せば気分は晴れるもんだ。
それなのに、男は自分だけに語った本音と勘違いして、ガラにもない多くの言葉で心の手当をするから余計に話がかみ合わなくなり、要するに聞いてくれる人がいればだれだってよかったりする。

夫婦喧嘩の理由なんて、笑いたくなるほどバカバカしいもので、そのうち仲違いをしている理由さえも、わからなくなるほど、整理がつかなくなるのがケンカの正体だったりするでしょ。
そんな、ケンカの大半は売り言葉に買い言葉だから、おたがいの言葉でしか収まりつかないからね。

ボクら夫婦の場合、そういう時期は終わったし、ケンカにならないコツは覚えたようだ。
男が女に 「クソババア」 と言ったら、同じように女も 「クソジジイ」 とオウム返しをする。
理不尽に 「アホ」 と言われたら 「おめーもアホだ」 と、同じ量とテンションで言い返す。

バカバカしいと思われるが、あえて小学生が言いそうな言葉を使い、直情反応せずに変則反応すれば夫婦漫談みたいになるし、いつまでも無視して険悪な雰囲気が続くより、気づけば笑い声に代わる。

夫婦喧嘩は、ユーモアがないから、起きるもの。
年齢差なく、少し子どもをあやす感覚があれば平穏である。

ボクは圧倒的に叱られることが多いが、その中には、ただ不満を吐き出したい類もあるはず。
だから 「部屋でうんこして逃げてやる」 と意味不明な言葉を浴びせ、ハイ、笑っておわり。

家の中で夫婦はせわしないんだから、真っ向から受けず、言葉の機微を見抜いて対応すればいい。
亭主関白ほど女性を説教したがるが、どうでもいいことだったら、男からさっさと折れていたほうが、  ささくれた生活にならないし、そのあと 「飯でも食いに行くか」 で終わりだ。

これが、いいかどうかはわからないが、コツにはなるであろう。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする