2016年06月28日

美しき過去

この数か月ほど、月曜日は映画館からスタートをする日が多かった。

それも、今までにない生活パターンで、劇場で映画を鑑賞してから、お店の準備に取り掛かるような。
その分、前日は早めに飲んで眠るので、寝不足で起床することはない。

見たい映画は絞り込むが、最近の日本映画はのびのびした環境で、制作されてると思う。
そのぶん 「無類な俳優」 は消えてしまった。
昔の俳優は 「俺は映画を作っているんだ」 と強いこだわりがありすぎて、自分たちの技量とは別に 「わからないやつは、見なくても結構」 と凝り固まった純粋が強かった。

最近、BS放送で松田優作が主演した代表作 「野獣死すべし」 「蘇る金狼」 を数十年ぶりに見た。
チープな印象を受けたが、あの映画をつまらないと言いたいのではない。
「蘇る金狼」 は、強靭な演技を前面に出し 「野獣死すべし」 は 「肉体をもたない狂気を表現した」 代表作であることは違いないが、ありあまる情熱が作品をわかりにくいものにした。
そんな 「青い解釈」 を感じてしまったんだ。

15歳と51歳で見た感想が同じなら、見方は浅すぎるだろう。
人の感性は変わるから、違った印象に受けとれてしまうんだろうね。
それでも、好きな俳優は、まぎれもない青春の香りがする 「松田優作」 には変わりない。

若気とは 「美しき過去」 である。
 
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2016年06月27日

すいか

新潟県産の 「すいか」 が豊作らしく、先週末から、お通しの一品に添えた。

味見をするとシャキッと歯ごたえがよくて、甘みも水分も十分にあり、夏の味わいが口中に広がった。
初物というお客さんも多く、男は果物を剥いたり切ったりすることは、あまりないからね。
特にお酒をたしなみだすと、余計に口にする機会がなくなるものだ。

すいかを味わうと、幼少の頃を思い浮かべる人も多いだろう。
それも夏休みの思い出にも似た、すいか特有のジューシーさに直結するというか。
ボクはガラスのケージで飼っていた、カブトムシのエサに与えていた、実の薄い皮を連想してしまう。

二十歳の頃、上司と居酒屋のカウンターで飲んでいたら、隣のおやじがお通しの小鉢に入っていた、きゅうりとなすが気に入らないらしく 「おれはキリギリスじゃねえぞ」 と、店主に悪態を吐いた。

すると 「おまえはこれで十分だろ」 と言い返されて、特別なやりとりがはじまったが、あの頃は店主と常連ゆえの遠慮会釈ない、境界線の低い会話があり、それでも来るシャレの利いた関係も多かった。

また、ボリュームが売りの居酒屋では、一人のサラリーマンがサラダを注文したら、量がてんこ盛りで、客あしらいの女の子に 「おれは馬じゃねえ」 と叫んで、思わずビールを吹き出しそうになったね。

まあ、それぞれの食にはイメージがあり、ボクはすいかを口にすると、カブトムシになった気分になる。
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2016年06月26日

友の病室

毎年、5月から6月にかけて、車で小一時間ほどかかる、特養病院へ出かけている。

そこには、共に高校時代、インターハイへ出場した戦友が療養しており、こうして会いに行くようになり、今年で6年目となる。

病室に入ると、静かに天井を見上げている姿がある。
枕元に置かれたラジオからは、とりとめのない音声が流れているだけで、白いカーテンのすきまからは、晴れわたった青空が見えたり、雲に覆われたりしている。

過去は重複文となるので省略するが、長年ムリなく続けられるのは、年に一度会いに行くことだけ。
それでも、彼の心中を思うあまり 「病床の姿を見られたくないんじゃないか」 「お見舞いに行くことは、本人に望まれていることなのか」 葛藤していた時期もあった。

その日、偶然に年老いた母親と病室でお会いすることができて、逆に戸惑いを軽くしてもらった。
高齢のモノ忘れは仕方ないが、昔からボクの顔と名前は憶えており 「ほら、Eくんが来てくれたよ」 とベットに横たわる、彼の耳元で喜びを伝えてくれた。

彼は生涯、病室の人生である。
会話ができないので、手を握りしめたり、体をさすることでしか、思いを伝えられないのが歯痒い。
その上、母親が彼の代筆をして、しんどそうな字を書き連ね、年賀状を毎年届けて下さる。

生身の気持ちを伝えに行かなければ、高校卒業後もつきあった友人として、あいつに申し訳なくてさ。
おたがいどんな姿になろうが、最後まで友人としてつきあうことが、気持ちの拠り所になると思った。
そう思ったら、それまでの葛藤が吹っ切れて、今の自分におちつけたんだ。

これが正しいのかはわからないが、ボクにはこれしかできない。
また、彼と会うことによって、生きる力強さをもらっているし、人生を考えさせられている。
そんな一語一句、美辞麗句していないことをここに誓う。

母親に一礼してから、彼にはタメ口で 「Y田、また来年会いに来るからな」 で、病室を後にした。
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2016年06月25日

No More

女優の高島礼子の夫である、元俳優の高知東生が覚醒剤使用で逮捕された。

彼は妻の義父を介護するために役者を廃業して、その献身ぶりは世間から共感を呼んだが、こうなると美談も根底から覆さる得ない。

介護は自分を律して、ストイックにならなきゃ、とてもできるもんじゃない。
また、経験した者じゃないと、その辛さはなかなか理解されにくい。

だからと言って、薬物でリラックスは理由にならないし、うがった見方をすれば、最初から介護する覚悟なんてなかったんじゃないのか。

だいたい、ラブホテルで女と使ったということは、その味を知る常習者同士に決まっているじゃん。
妻に働かせておいて、自分は介護に体裁つけて、裏では薬物と女遊びにひた走り、世間からは夫の鏡扱いをされてたけど、やってることは、そこいらの 「ヒモ」 と変わらないでしょ。

近年の統計では、違法薬物に手を出す年代は、50代前後が最も多いらしい。
ボク自身、24歳の頃、売人に 「買わないか」 声をかけられたことがある。

中には、好奇心や誘惑に導かれて、陰でやっていた連中も目星はついていた。
多くは、鼻から吸引するタイプは、禁断症状があらわれてくると、特有の動作をするからわかるんだ。

だが、芋づる式にパクられ、仕事に財産、家族や恋人に友人を失い、ようやくコトの重大さに気づく。
そんなのが、日常的にうろつかれていたら、こっちまで疑われるし、甚だ迷惑をこうむることになる。

男は危険と遊びが好きだが、節操がなくて、全ては 「ノー」 を言えなかったことからはじまっている。
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2016年06月24日

Automatic

22日 朱鷺メッセで2夜連続、小田和正のコンサートがあり、公演後に中高年のお客さんが複数来店。

やはり、オフコース時代からのファンも多く、中には彼から彼女への誕生日プレゼントとして、シートを  並べてきた素敵なカップルもいた。

23日 朝の8時に起床。

妻の付き添いで、午前9時30分に予約した診療検査だったが、終わったのが午後2時30分。
そのまま、父が余生を過ごしている療養病院を経由して、帰宅したのが夕方の5時。
一時間だけ仮眠をして、定刻に店の看板に明かりを灯した。

それにしても、口開け (最初のお客様) までは眠たかった。
カフェインと気つけの洗顔を繰り返し、なるべく体をこまめに動かし、眠気を覚ましながら待機してると、いいタイミングで、複数のお客さんがボックス席に入っていただき、睡魔を吹き飛ばすことができた。

こういう時は、少し話し相手がいたり、忙しい状況をむかえるだけでも、心身の機能が切り替わる。
寝不足やかったるいとき、ローギアでマニュアル運転してると、ガソリンばかり食うようなもんだから、 長年の慣れで体の動かし方がわかり、得てしてオートマチックな運転に自動切り換えできるというか。

肉体の過信は禁物ながら、頭と体が記憶したことは、意外とオートマチックで動けたりするもんだ。

ようやく、眠くなってきた‥  今から、少しガソリン (食事) とオイル (アルコール) を補給せねば。
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2016年06月23日

禁断の果実

話の切り口がマニアックすぎて、わかりづらいかもしれないが、全体の文脈で理解されるだろう。

先日、ネットニュースで知り、驚いたことがある。

大仁田厚が率いるプロレス団体FMWが、船木誠勝をエースに添えたUWFと全面対決をしたという。
しかも、第一次UWFのメンバーである、藤原喜明や中野巽耀、ひいては佐野や長井に冨宅らもリングインしたというのだから、当時のプロレスファンからすれば、予想できなかった出来事である。

30年前、両団体のイデオロギーは、水と油ほどの違いがあった。
大仁田がUWFの試合会場に訪問したら、神社長から 「チケットは持っていますか」 で門前払いされたことが、大きな確執のはじまりだと言われている。

当時のUWFは 「FMWと同じプロレスにされたら誇りを持てない」 と一線を画した。
その後、Uは内部分裂を繰り返し、何派にわかれようとも、高山以外は決してFとはからまなかった。

だから、物事には絶対などないし、おたがいに得をする担保さえ見つかれば、メリットは成立する。
つまり 「一枚岩」 はないことを、証明したのである。

政治なら、自民党と民進党の対立分子が手を組んだ構図となる。
夏の参院選、与党の自公連立政権、野党の4党共闘連合の戦いになるが、野党が一枚岩を掲げても、選挙が終われば、微妙に心変りがはじまるだろう。

今は打倒 「安倍政権」 という共通の敵がいるから、運命共同体でいられるが、それも理解しあった 結束とは思えず、また分裂をすることは、歴史が物語っているでしょ。

だってさ、人の気持ちは心変わりの連続だから、共闘した当初は美しいものだが、一枚岩は嘘っぱちな叫びにしか聞こえぬ、いわゆる 「禁断の果実」 である。

ボクは浮動票だから、最後まで両党の主張には耳を傾けるが、これでも真面目に考えているんだ (笑)
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2016年06月22日

夏 至

21日は、一年で最も昼の時間が長いとされる、夏至 (げし) だった。

そんな、日の出の予想時刻は、午前4時22分。
まだ録画番組を見ながら、一杯つけているころ、窓から朝日が差しこんでくるから、イヤになっちゃう。
外が暗いうちに寝れるのは、秋冬ぐらいだからね。

仕事の関係上、30年ほど 「午前0時前」 に寝たことはない。
朝起きて出勤する仕事は、21歳が最後で、以降のプライムタイムは、ほとほと仕事という生活である。

だから、夜半過ぎにひとりで行けるお店は、人とつながりあえる大切な場所だった。
そのときのつながりは、今も細々と続いており、朝早く起きて牛乳を飲んで、ランニングに出るタイプとは異なるが、慣れた態度でお酒を頼んで、肩の凝らない挨拶を交わしたものである。

理想論者は 「夕日が沈んだら寝て、朝日が昇ったら起きて、健全な生活に健全な精神が宿る」 ような説法をするが 「じゃあ、精進料理を食べているんだろうな」 と思わず突っ込みたくなる。

そういう片面主義者は、老人介護の必要性を声高らかに訴えるけど、オムツ交換 (排泄処理) までは思いが張り巡らされておらず、そこは舛添元都知事みたいに、他人任せなんだよな。

過去、夕方のニュース番組でも 「このあと、雨足が激しくなるので、早めにご帰宅してください」 なんてMCがエンドロールを締めたが、ウチの店はこれから営業をするわけだし、台風や災害ならいざ知らず、お節介にも程が過ぎると、便利も甘やかしになるからね。

今の梅雨時期、雨が降らないと困る仕事もあるわけで、世の中が定めている価値だけで生きるのは、 どんな意味があるのか、ボクにはさっぱりわからないし 「余計なことは言わんでくれ」 と思う。
むしろ、習慣にだけ安住しない、デコボコした社会が味わいになるのにね。

夏至か‥  この時期、農家は忙しいんだろうな。
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2016年06月21日

偽りの隣人

肩を並べていた妻に 「隣人 (住民) の顔を知っているか‥」 と思わず聞きたくなった。

20日 午後2時から上映の映画 「クリーピー」 (偽りの隣人) を見てきた。
クリーピーを翻訳すれば 「気味の悪い」 という意味らしい。
サスペンス映画の見所は、平穏な日常が壊されていく恐怖にある。

現代社会、ご近所つきあいが希薄で、隣人と挨拶するどころか、顔すら知らないことが多い。
昔は生活の知恵として、引越しの挨拶で安心感を築き、前提となる常識力を図られていたものだ。
それができないと、隣人として奇妙に警戒される存在にされてしまう。

そんな隣人が 「サイコパス」 (多重性人格者) だったらどうする。
会うたび、言動と態度が一致しておらず、唐突に奇妙なことを口走ったり、人格が入れ替わっていたら、だれでも背筋に冷たいものが走るだろう。

映画を見終わり、後味の悪さを引きずったが、これこそサスペンス映画の真髄に迫る秀作である。

あなた、隣人がどんな人物か知っていますか‥
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2016年06月20日

無題雑記 46

18日 AKB総選挙による、新潟市が出した試算によると、来県5万人で経済効果15億円だとか。

試算が本当だとしたら、市民の投資マインドは高まり、この後、生活にメリハリを利かせるであろう。
当日の当店に至っては 「AKB‥ ええ加減にせい」 と、損失しかなかった  (笑)

さあ、これからが本番となる、夏の参議院選挙。
新潟は 「一人区」 だから、全国でも屈指の激戦区であろう。
浮動票としては、与野党の政策論戦と検証を視野に、一方に迎合しない考え方で一票を投じたい。

19日 「父の日」 の日曜らしく、夕方にかけての街中は、家族連れが引き潮のように消えていった。
ボクは父親じゃないので、だれからも祝いも感謝もされないがね。

久し振りの雨である。
夕方からは、傘を手放せなかった。

休日の雨は、近場になりがちだが、雨粒にマイナスイオンが含まれてるから、気分は沈むことはない。
寧ろ 「雨だから」 で行動を限定してしまうほうが、融通が利かないように思える。
天気が思い通りに行かないように、雨には 「そのときはそのとき」 の切り替え方を教えられている。

それにしても、梅雨入りなのに、全国的に雨が少ないようだ。
街の花壇には、青紫色の塊で主張する紫陽花が、雨の欲求をもたらしたのか、見事に息づいていた。

雨と傘、マイナスイオンと紫陽花は、人の気分を穏やかにしてくれる、そんな効果があるんじゃないか。
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2016年06月19日

良妻賢母

週末、中学時代の同級生から、夏の同窓会の案内が転送されてきた。

母校は数年前、統合で新中学に名称を変更したが、昔は荒くれ区域として、不名誉な噂街であった。
また、古町にもほど近く、地域住民も多いゆえ、良くも悪くも活気のある下町 (しもまち) 時代だ。

不思議と中学が荒れなかったのは、悪ガキハンターみたいな気骨のある保護者や教員がいたし、まだ地域が機能していたから、そんなにタチの悪いガキはいなかったと思える。

そんな下町を 「女は強かった」 と言うと意外に思われそうだが、荒くれモノの正体は臆病者だから、 しんがりを務められない、偉ぶるだけの男衆を見れば、女がしっかりするようになるものだ。

男の世界には、ガキの延長みたいなところがあって、個人を比べようとする傾向がある。
「あいつが気に食わねえ」 「あいつに引け目をとりたくない」 など、積年の意地や嫉妬を交錯させて、その輪をいびつな形に変える帰来があるのは、男の社会経験で知るところでもあろう。

その点、女の焦点は 「現在」 に定まってるから、小さい感情を気にすることなく、テキパキと事務的にやってのけるのは、何かモノを仕立てる能力というか、子育ての機能に由来している気もする。

このように、女性が幹事 (発信元/中継元) になっていた方が、同窓会など長続きするようだし、男は何かを立案する力はあるのだが、継続させるための方法 (さじ加減) を知らないんだ。

「新潟は杉と男は育たない」 の由来はともかく、主導権をとらない男が多すぎるんじゃないのかな。
同窓会でも、男はどうってことないが、女からは 「あんたさー」 とか言われそうで、近寄りがたいもん。

きっと、そういうところが 「良妻賢母」 なんだろうね。
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2016年06月18日

風鈴飾り

17日 本に挟んだしおりを抜き、陽射しに満ちた部屋で、時間を横目に読書をしていた午後3時。

近くの中学校から、風に乗って聞こえてきたのは、吹奏楽部が演奏する、ロッキーのテーマ曲。
まだ、中学生では高い音域を正確に吹き飛ばすほどの、ハイノートヒッターはいないようだ。

その後は、部活動の壮行会。
応援団長のエールのあとに、大勢が連呼をしている。

今は生徒の数が少ないから、迫力に欠けてしまうが、応援団の文化は健在であり、腹の底から大声を出せることは、若者として健康な証拠である。

続いて、万代太鼓の乾いた樽の音と涼し気な横笛の音色が、風に乗って颯爽とこだましてきた。
これら、ボクにとって初夏の風物詩でもあり、季節の音がないと生活も味気なく感じてしまう。

今夜、お店の入口に 「風鈴」 を下げた。
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2016年06月17日

連日号外

連日の号外の号外でも、舛添都知事のみっともない顛末に比べて、イチローの日米通算 「4257」  安打の世界記録には、胸がすく思いであった。

舛添都知事は厚生労働大臣のころ 「いい仕事をしているな」 と思っていたが、人は本性を隠して、 立場を手にすると、欲のスイッチに切り替わるんだろうか。

昔から、品行は大なり小なり直せるけど、品性までは直せないという。
また、孤独には耐えられるが、面の皮が厚くても、孤立には耐えられないから、遅かれし辞職であった。

まあ、本人はどうでもいいけど、ワイドショーの厳しい意見は当然だとしても、コメンテーターの中には、自分の個性を売名するような、明らかに茶化したコメントもあり、聞いていて鼻に突くこともあった。

彼には中学生の子どもがいるらしいが、もうそういう番組を見ていると思うから、全く切ない話である。
それに、親が子に恥をかかせたら、ダメなんだよな‥

イチローの外電が走った。
それまでの記録保持者だった、日米野球でもおなじみの大リーガー 「ピート・ローズ」 のコメントが、 何とも器の小さいものに感じた。

「レベルの低い、日本野球の記録までも、通算成績に加えられたら困る」 と否定的な意見だという。
黙っていれば、広い意味で尊敬と称賛に値するのに、自分で言ってしまうもんだから、この人の本性も 「セコイ男」 の部類に入るよな (笑)

腹の中はどうあれ、素直に祝福をするのが、一流の流儀じゃないのかな。
イチローも人の子だから 「ボクの記録は、デレク・ジーターのような、人格者に抜いてもらいたい」 とピート・ローズに向けたと思える、皮肉を交えていたのが印象的だった。

どんな世界でも、トップグループに位置する人ほど、欲や名誉に卑しくなることなく、人格者であることが尊敬や信用を得られるんだと思うね。

さて、ボクのお金にもならない、ひまつぶしのブログも、今日の投稿で 「1980」 本。
この際 「2000」 本まで、あと20本か‥   ぐあんばってみっかな。
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2016年06月16日

Restaurant

今夜、妻は女友達と4人して、新潟駅前のレストランバーに出かけた。

女性は味に敏感だから、料理の 「さしすせそ」 まで言葉にするからね。
まあ、たまにはこうして、女同士で浩然の気を養わないと、生活の味わいも薄らいでしまうだろう。

ボクら世代の女性は、内なる自分に対して、比較的に正直に生きたと思える。
それに好景気に加えて、恋愛ドラマが大ブームだったので、割りと早い年齢で結婚した男女も多い。

その分、あっけないほど早く離婚したカップルも多いが、今では離婚歴をふせるような時代ではなく、 寧ろ公開株として、経験値 (花嫁修業) に置き換えられるから、間違った比較ではないんだ。
だから、料理の腕前は職人以上だったり、女性の台所歴はバカにできないからね。

そんな人をつなぐのが食事会であり、食事を大切にすることは、人生も大切にしていることになるから、「ボクの身の回りの世話だけに専念してほしい」 など、束縛的な気持ちを持ったことはないな。
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2016年06月15日

女子禁制 ?

14日 街のざわめきを感じた。

今夜は18時から、エコスタでプロ野球公式戦があるせいか、人の足どりは早くから、新潟駅の南口に 向いており、大きなイベントがある日は、タクシーも南口方面に出払い、配車がおぼつかないようだ。

イベントと言えば、週末にAKB総選挙も控えており、新潟駅の周辺に多くの若者たちが流れ込もうから中心街は活気づくであろう。

しかし、当店の商業エリアはカラーが異なるから、期待するほどの恩恵は少ない。
あるならば、新潟駅周辺で飲んでいる中高年らが、若者の波に押し出される形で流れ込んでくるとか。

それに中高年ほど仕事から解放されれば、静かで気兼ねのしない場所を探すようになるもの。
個人的な趣向ながら、学生や若い男女が好みそうな、騒々しいロケーションや店は避ける一方だ。

件のバーに対するイメージと言えば、カウンターで艶やかな色彩を放つ女性がひとり、髪をかき上げて切れ長に流し目を送ってくる‥   んなわきゃねえだろ、錯覚だよ、錯覚  (笑)

一時代はトレンディードラマの影響で、そんな恋のアプローチも流行したが、西部劇に見立てて言えば、本来のバーは 「女子禁制」 な雰囲気で、ウイスキーの本場スコットランドでも、男の聖域なんだとか。

そんなバーで、颯爽と過ごせるタイプの女性は、どんなイメージであろうか。
また、アルコール度数が高いのには、それなりに働き盛りの男のイメージがウイスキーにはある。

日本では二軒目あたりからで、だれかに連れられてわかる隠れ家として、個性がにじむ場所だから、 人を知る上では、格好の空間に映るかもしれない。

先週の金曜日、久し振りにカウンター席だけで、2回転半したのだが、女性のお客さんは一人っきりで、いかにバーは 「男勝りな性質」 を宿しているかわかるよね。 (笑)

昔から、女性客が多い店には、自然と男性客がつられて集まってくると言われたけど 「ジャズバー」 に限ればそれはないから、男のタイプもハッキリと割れるところである。

一時期、男女のだらしなさに懲りたときもあるけど、男だけの楽園ではないので、どうかご安心を‥ 
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2016年06月14日

無題雑記 45

12日 休日の用事を終えて、800ページにもおよぶ書籍を購入後、閉店30分前のコーヒーショップで表紙を開いた。

普段、夜7時以降の街にいることはないから、逆に新鮮な気分でおちつける。
自宅で引き続き、51ページから読みだしたが、夜のプライムタイムを活かしたいので、フラリとアテもなく古町に飲みに出かけた。

本町の電光掲示板で目にした、時刻は9時40分、気温26℃で、まだ蒸し暑さが残る。
柔道部の後輩二人と合流し、遠い思い出話に花を咲かせ、気がつけば深夜の1時30分。

萬代橋を歩いているのは、ボクひとり。
周辺マンションの窓明かりは少なく、やっぱり今日は日曜日なのである。

13日 正午に起床。
前日、大して食べずにひたすら飲んでばかりいたので、アルコールが少し残っているようだ。

午後2時に上映の映画 「64/ロクヨン」 (後編) を妻と見に行ってきた。
長編は人物の相関図を広げすぎたり、細かい描写を入れこむと、肝心の筋書きがわかりにくくなるが、前編の伏線がスムースにつながったので、理解しやすかった。

ボクと近い世代の登場人物たちは、それぞれの物語に背景を抱えている。
現在・過去・未来に、未だ考えが閉じ込められており、そこからの抜け出し方がわからないから、孤立をぶつけあっている物語のように感じた。

映画の魅力は答えではなく、感想が限定されないこと。
だから、評論目線よりも、感受性目線の方が、より具体的に物語を楽しめると思える。

映画帰りに飲んだ、ホットコーヒーがいつになく美味しかった。
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2016年06月13日

W 不倫

芸能ニュースによると、また有名人の 「W不倫」 が世間を賑わしている。

不倫の相関図を知る限り、ありゃ、いけないよな。
男女の性質上、頭ごなしに不倫は否定しないけど、自分なりに一定のルールは持つべきだと思う。

20年前、会社でこんなことがあった。
部下の二人がいつしか、犬猿の仲になっていた。
仕事であれば、生産性を欠くのは目に見えているので、それとなく二人の側近に理由を聞いた。

理由は、こういうこと。
AはBが海外研修に出かけているすきに、Bの彼女に接近して寝取り、水面下で交際をはじめた。
Bは鈍感な男ではないが、女に惚れた弱みか面子かわからぬが、口をつぐんで膠着状態になった。

このままでは、何かが引き金となり、いさかいになるので、配置転換は説明するまでもないだろう。
その後の私生活までは立ち入らないが、消したはずのタバコの火がいつまでも灰皿の上でくすぶり、 細い煙だけが立ちのぼっている気分だけを残した。

数年後、部下の結婚披露宴に招待されて、Bと東京の会場で再会したが、充実した表情をしていた。
Aは列席してなかったが、男同士に女がからむと、ほとんど修復不可能なんだ。
河合奈保子の歌 「私のためにこれ以上争わないで」 じゃないが、男の気持ちをもてあそぶなである。

つまり、手近な女性と不倫すると、男を下げてしまうことになる。
友人の妻や恋人に手を出すことは、男の友情や礼儀としてはタブーだから、仲間内ではバカにされる。
一時の好奇心と快楽が交じり、不倫を経験したいと思うなら、断じて 「知らない女」 とすべきだ。

それでも、燃えるような不倫をしたいのであれば 「どうぞご自由に」 としか言いようあるまい。
男なら自慰をした後、身のない不倫に執着することに、無意味な気分を感じるんじゃないのか‥  (笑)

ボクらの年代になると、性欲で女性に接することは少なくなり、女友達として純粋なもんだよ。
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2016年06月12日

一本釣り

11日 初夏の青空が気持ちよかった午後。

気温が上がるにつれて、日増しにアイスコーヒーを飲む量も増えてきた。

複数の用事がある場合、どこかで足を止めて、冷たいモノを欲しくなる。
それもコンビニカフェや自販機ではなく、気軽なコーヒー専門店が好きだ。

晴れた日はハイカウンターでアイスコーヒー、雨の日にはローソファーでホットコーヒーがいい。
時には、静かなホテルのラウンジで、人とゆっくり会話をしながら、過ごす昼下がりもいい。

ある日の夕方、古町のコーヒーショップで過ごしていた。
そんなに時間がないので、入口にほど近い席で過ごしていると、スタッフのシフトが交替する時間らしく、複数が狭いカウンターで交わっていた。
まだ離れがたいのか、カンタンな引継ぎを終えても、わずかな時間でおしゃべりに興じ、内容は合コンの日時や場所にメンバー、いつの時代も若いから若い子の話題である。

しかし、その高揚感も長くは続かない。
だれかに恋人ができたりすると、それまで仲の良かったもの同士に嫉妬が混じってくるから、気持ちの高ぶりを保つことは難しくなる。
恋愛だけにとどまらないが、寂しさを共有し合うための支えだから、受験と同じで仲の良さが高じて同じ学校を受けたのに、方や合格で方や不合格だと、その後に言い知れない違和感が残るもの。

時代が時代なら、不合格になった方は、パンチパーマをかけ、サングラスにアロハのオープンシャツでチンピラ風に 「ヨォ!」 とか言いながら、突然現れて、周囲の知人の口をポカーンとさせるような。

恋愛と友情を入れこみすぎると、ややこしくなるので、恋愛だけは自分の感性で 「秘密の一本釣り」 で行かないと、周囲に気を遣いすぎて、優柔不断な態度になるような気もする。

返却口には、ストローがさしてある、トールグラスが目立つ。

いい男の子が、ストローをチューチューいわせながら、ソフトドリンクを飲むなよ‥  蚊じゃあるまいし。
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2016年06月11日

無題雑記 44

10日 前日に予約したタクシーが、朝8時に自宅まで迎えに来るので、3時間の睡眠で起床。

午前と午後に予定があり、昼に一度自宅へ戻って少し仮眠をとり、再度外出する忙しない日だった。
夕方の買い出し後、開店7時から深夜3時過ぎまで、来店が途切れることなく、ぶっ通しで立ち仕事。

今日は、妻を休養に充てた代役で、Mちゃんがアシスタントをしてくれて、何かと心強かった。
知らないお客さんからすれば、妻と勘違いされそうで、彼女に心苦しい思いをさせてないかな。

万代の献血ルームで行った、採血結果が手元に届いた。
「r−GTP」 「コレステロール」 「血球数値」 等々 異常なし。

健康のために運動したり、食事制限もすることもなく、ナチュラリズムで生きている。
メンタルもシンプルで、小さいことに思い悩んだりせず、いい加減の大切さも極意となる。

投げやりないい加減ではなく、意識すべきは 「良い加減」 で、年齢に執着心を持たなくなってきたため 「人生ひまつぶし」 と割り切ってしまえば、見方や考え方は楽観的になれるものだ。

あー眠い‥  こういう日だから、言ってみたいセリフが  風呂! メシ! 寝る!   (-_-) zzz
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2016年06月10日

Rainbow (Rock)

日付けは変わったが、6月9日= 「ロックの日」 なんだとか。

ジャズのエネルギーを彷彿させる、ジョン・コルトレーンばりの、ハードロックの表現は嫌いではない。
高校時代、ロックバンド 「レインボー」 の邦題タイトル 「虹を翔る覇者」 はずいぶん聴きこんだ。

真夏の部屋の窓を閉め切り、蒸し風呂状態にして、ファイナルナンバー 「ライト・イン・ザ・ブラック」  までのフルアルバム35分を聴き飛ばす。
終わった瞬間、窓を解放すると炎天下にもかかわらず、外気が涼しく感じたものだ。

ドラムの 「コージー・パウエル」 は、ツーバスをヒールアップで連打しまくるのが凄かったし、ギターの 「リッチー・ブラックモア」 のインスピレーションあふれる速弾きはスリリングだった。
(本編、4分過ぎからのギターソロに、リッチーの持ち味を感じさせられる)

また、4ビートとは異なるロックの魅力は、短距離走のように考えている暇がなく、ソロひとつとっても  短いから、中途半端に迷わないところだ。
そういうところは、ジャズを聴く耳に広がりをもたらしてくれたし、フュージョンも同じと言えよう。

それにジャズもロックにも同じことが言えるが、単純に演奏の技術を競ううんぬんより、そのグループ (バンド) だからこその、音楽性が大切なんだと思う。

聴くスタイルに固執をし過ぎると 「こうあらねばならない」 と狭い見識の決めつけになってしまうから、ジャズのアプローチもワンパターンになりやすい。

その意味で、いろんな音楽をたしなむことで、ジャズが新鮮に響くので、耳は寛容でありたいものだ。
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2016年06月09日

街のインフラ

暑くなるにつれて、体は辛いモノを欲したくなる。

最近、食の事情に詳しいお客さんから、セブンイレブンに 「蒙古タンメン」 というカップ麺が、その辛さを満たしてくれると聞いたので、早速買って食べた。

コンビニの商品開発は、弁当や惣菜、おにぎりに季節商品、メインアイテムに加えた企画アイテムまで、個性ある品揃えで充実している。

近年では、マルチメディア端末の充実により、買い物以外のニーズも満たせるから、街のインフラ機能に欠かせない業態へ成長した。

しかし 「こんなに増え続けるサービス分野を相手に、スタッフの対応は追いつけるのかな‥」 と素朴な疑問に思うのは、かれこれ10年ほど前の出来事にさかのぼる。

新潟のコンビニで、大相撲9月場所のチケットを購入しに行ったら、そうそうケースのないニーズらしく、店員が操作に不慣れなため、かなり時間を費やしてしまった。
その状況は、夜間のワンオペ (一人体制) だったので、他の業務やお客の対応を滞らせたようで、 理不尽にもボクの方が恐縮するハメになったことがある。

今では、公共料金の支払いや各種チケット、荷物の受渡しに至るまで、商品の販売以外のサービスやインフラ面まで、多機能にニーズを満たせるようになった。

だけど、不慣れなアルバイトは時に混乱してしまい、結果的に責任者対応となるから、24時間体制の365日営業では気も休まることもなかろうし、最近もコンビニを舞台にされたATM不正詐欺事件もあり、設置だけとはいえ、昼夜犯罪者が入店しているんだからね。

それほど次から次へと押し寄せる、時代の新サービスに適応し、時には対応しなきゃいけないんだからコンビニの仕組みはわかっているつもりだが、あらためて現場は大変なんだと思う。

ハードなシステムは近代化する一方、ソフトなオペレーションは、まだ立ち遅れている印象がある。
特定したコンビニの話ではないが、現場の奮闘があってこそ商業は成り立っているんだし、街の防犯に一役買っている面については、当店 (バー) も仲間に入れてもらえれば、少しは誇りに思う。

蒙古タンメン‥  うー、病みつきになりそうである。
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