2016年03月16日

古きを知る

万代周辺には、日用雑貨や住宅備品を扱ったホームセンターがないから、少し不自由している。

そんなとき、自転車で沼垂の日用雑貨店や、古町周辺へ出かけることが多い。

消耗品であれば、本町のイトーヨーカドー6階の100円ショップは、小物の品揃えが豊富で便利だ。
ワンフロアー8割のスペースが、陳列商品で占められ、2割のスペースには、メガネの専門店がある。
13年ほど前まで、このフロアーにはメガネ店の他に、書店やCDショップのテナントが区分けされており一部のキッズスペースには、昭和レトロな雰囲気が残っていた。

昔のデパートの屋上は、アミューズメントスペースとして開放されており、最上階がレストランスペースやイベントスペースで占められ、家族連れの購買層はエスカレーターで地下へと散らされていく。
今のデパートに、若い家族や子どもを見かけることが少なくなったけど、その行先の多くは、自家用車で次世代型の大型ショッピングモールなんだろうな。

ボクらの世代、屋上の遊技やアトラクションを楽しんでから、ベンチでソフトクリームをなめていた。
あの頃の子どもたちは、今では初老の仲間入りとなり、一階フードコートに居場所を移したと思える。

古さが年季となるデパートの魅力は、テナントや通路の間隔が狭くて雑然としていること。
化粧品売場の前が団子店だったり、自転車売場が4階にあったり、導線につじつまが合ってないとか、新しい商業施設では、まずありえないゾーニングだよね。

カタカタと音がするエスカレーター、表示板が古めかしいエレベーター、床の色がくすんだPタイル貼、  モノトーンの階段、やや低い天井など、レトロ感にデパートの原点があるんだよな。

イトーヨーカドー本町店は、安全面と衛生面以外は、別に改装する必要ないと思うし、これからの古町を考えれば、変えない改革も視野にいれ、お年寄りにやさしい街づくりになるんじゃないかな。
そうは言っても、全国的に老舗百貨店が、老朽化や経営不振で次々と閉店している。

若いときみたいに 「あれほしい」 「これあきた」 なんてこともないし、日用品や冷蔵庫の食材ならば、なるべく近くを利用することで、これがあんがい時間の節約になる。
それに顔を知られることで、マナーのいいお客になれるし、とりわけ店員さんからも、少しはひいきにしてもらえるなど、気が合えば気持ちよく過ごせるものだ。

個人的には、古いデパートしかり、個人商店をできるだけ利用するようにはしているし、たかがの金額であんまりケチケチした生活はしたくないよね。

そのためにも 「古きを知り、新しきを知る」 そんな感覚は大切にしておきたい。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする